覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された元女優、酒井法子被告(38)の初公判が26日、東京地裁で行われた。検察側は懲役1年6月を求刑し、即日結審した。11月9日に判決が言い渡される。
酒井被告の初公判には20席分の一般傍聴席を求めて、朝から激しい雨が降りしきる中でも徹夜組を含めて計6615人が殺到した。競争率は過去最高の330.75倍に達し、“超プレミアチケット”と化した。
人数では、同地裁で96年4月24日に開かれたオウム真理教の松本智津夫死刑囚=教祖名・麻原彰晃=初公判の1万2292人(一般傍聴席48席で倍率は約256倍)に次いで歴代2位の記録となった。
芸能人関係で最も多かったのは今月23日の押尾学被告(31)初公判の2232人だったが、その約3倍に。同21日に開かれた夫の高相祐一被告(41)初公判は1557人で、その4倍以上が集結。一連の芸能人薬物裁判の中でも断トツの注目度を裏付けた。
整理券が配布された東京・日比谷公園では、前日25日午後11時過ぎから一番乗りの男性が徹夜で並んだ。午前9時から配布が始まり、締め切りの午前11時直前には300メートル近い長蛇の列ができていた。