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小泉元首相、「−ウルトラ」で声優デビュー

2009.10.13 08:08
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小泉元首相、「−ウルトラ」で声優デビュー
ウルトラマンキング(右)の声優を務めた小泉純一郎元首相。見事なアフレコにウルトラマン(左)もびっくり((C)2009「大怪獣バトルウルトラ銀河伝説」製作委員会)【フォト】

 小泉純一郎元首相(67)が日本を代表する特撮ヒーロー映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」(坂本浩一監督、12月12日公開)で声優デビューすることが12日、分かった。御多分にもれず、子供時代はウルトラマンファンだった次男、小泉進次郎衆院議員(28)のススメで、オファーを快諾。長老・ウルトラマンキング役で、ウルトラ戦士を前に演説するシーンを熱演した。

 「我々は、弱きものを助け、支えるため、これからも戦い続けなければならない。新たに立ちあがろう、光の国の勇士たちよ。平和と正義のために! 遙かなる全宇宙のために!」

 力強い声、説得力のある言葉…。えーっ、純ちゃんが政界復帰!? と勘違いしてしまうほどの名演説だ。

 聴衆は数百人のウルトラ戦士。一族をまとめる長老・ウルトラマンキング役の小泉元首相は、戦士たちを鼓舞し、訴えた。

 首相経験者として初となる声優挑戦のきっかけを作ったのは、製作の円谷プロダクション。「ウルトラ一族を統(す)べるウルトラマンキングの重みを真実、表現できるのは、かつて一国を背負った小泉元総理しかいない」とオファーした。

 8月の衆院選後、依頼の手紙を読んだ小泉氏は、進次郎氏が子供のころ一緒に見た記憶があり、「おおっ、ウルトラマンか」と興味を惹かれたものの、慣例通り、秘書に「断っておいて」と指示した。

 ところが、その場に居合わせた進次郎氏が「それ出てよ。子供のころ好きだったんだ」と進言。“ウルトラマンっ子”の息子に「声だけで顔は出ないから」「これは政治に関係ないから」とたたみかけられ、自ら電話をとって同プロに内容を問いあわせたという。

 9月中旬に東京・江東区のスタジオで行われた収録では、声を張るシーンで自然と身ぶりと手ぶりが出て、首相時代の演説の再現のよう。坂本監督に「こういうパターンはどう?」とアイデアを出す場面もあった。

 収録が終わるとスタッフから拍手が起こり、「さすが」「うまい」「ウルトラマンキングという王者にふさわしい貫禄とリアリティーが出た」と絶賛の声も上がった。

 「ウルトラマンは親子3代にわたって楽しめる。そういう人たちのあこがれとか希望に少しでも近づける声はどういうものか、配慮しながらやったつもり」と小泉氏。「私も見てみたいと思います」と完成を楽しみにしている。



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