7人家族の「八女(やめ)家」がドラマの中心だ。昭和20(1945)年の終戦以降、一家がたどった歴史を描く。
「家族ドラマも昭和の戦後史も初めてのテーマ」と三谷氏。それでも「長い物語の中に笑い、涙、ロマンス、家族愛にサスペンスとテレビドラマの要素のすべてを詰め込んだ。50周年にふさわしい、僕にしか書けない作品になった」と脚本に自信をみせる。
集結した俳優陣もゼイタクすぎるほど豪華だ。柴咲ら一家の5人きょうだいはいずれも連ドラ主演級。彼らを取り巻く佐藤浩市(48)、長澤まさみ(22)、大泉洋(36)、天海祐希(42)もやはり主演級で、一家の両親役は西田敏行(61)と富司純子(63)のベテランがガッチリ固める。
きょうだい役の5人と長澤、大泉は三谷作品初出演となる。長女役の柴咲は「ウハウハせずに良い意味で作品に飲まれ、乗っかることができたらいい」と抱負を語り、長男役の松本は「豪華なプロジェクトに参加できることをうれしく思う」。
他にも「あこがれ続けていた大学の大先輩(日大芸術学部)の三谷さんの作品に参加でき大変光栄」(佐藤隆太)、「三谷ファミリーに入れてとてもうれしい」(長澤)と期待感は最高潮だ。
同作は、計5作となるフジ開局50周年記念ドラマの最後の作品。帝銀事件、安保闘争、新幹線開通、東京五輪など実際の戦後昭和史も一家の物語と絡む形で描かれ、「今まで見たことがないドラマになると確信している」と制作側。3夜連続・計8時間に及ぶ笑いと感動の“大トリ”三谷ワールドが待ちきれない。