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宝塚ミュージカル・プレイ「コインブラ物語」

2009.9.8 16:47
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宝塚ミュージカル・プレイ「コインブラ物語」
「ポルトガルは日本とつながりの深い国で親しみを感じます」という轟(中央)と涼(右)、蒼乃(左)=大阪での製作発表【フォト】

 ■ポルトガルの伝説の悲恋 華やかにテンポ良く演出

 専科スター、轟悠主演の宝塚ミュージカル・プレイ「コインブラ物語」が、10〜11月に大阪と東京で上演される。ポルトガルで最も有名な古い伝説をヒントに描くドラマチックな作品で、共演は星組の涼紫央、蒼乃夕妃ら。来年は日本とポルトガルの通商友好条約締結150周年にあたり、その“プレイベント”の意味合いもあるそうだ。

 「コインブラ物語」の原作は小林公平・宝塚音楽学校校長。13世紀ごろまでポルトガルの首都だった古都コインブラには、王子ペドロと侍女イネスの悲恋が、王家最大の悲劇として今も語り継がれているという。当地を訪れてこの話に興味を持った小林校長は、時代を大航海時代の15世紀ごろに移し、新たな愛の物語として創作した。

 監修・演出の酒井澄夫は「伝説はかなり残酷な部分もあるが、ペドロとイネスは愛の象徴とされている。原作はそんな2人の愛を貫く美しさをテーマにして、時代を変えることで、新天地へ大きく羽ばたいていく、宝塚らしい物語になっています。コスチュームも華やかだし、テンポのある演出にしたい」と説明する。

 ペドロ役の轟は早くもコインブラへ行ってきたそうで、「のどかな南国情緒のある町で、その伝説はホントに誰でも知っていました。どのように宝塚的にアレンジされて変わっていくのか、楽しみでワクワクします」と余裕たっぷり。

 イネス役の蒼乃は「資料を見るとイネスは金髪で青い目の美しい女性。実在の人物をこれまでと違う形で、挑戦的な役作りをしたい」という。涼が演じるビメンタ役は隣国カストロ国の近衛隊長。「コスチューム・プレーは大好きだし、男役を極めていらっしゃる轟さんとご一緒できるので、気を引き締めて勉強します」と話していた。

 大阪公演は10月13〜25日、シアター・ドラマシティ。東京公演は10月30日〜11月5日、日本青年館大ホール。(平松澄子)


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