俳優で映画監督の奥田瑛二(59)が27日にカナダで開幕する第33回モントリオール世界映画祭(9月7日まで)のコンペティション部門の審査員を務めることが12日、分かった。
モントリオールのコンペで日本人の監督が審査員を務めるのは初めて。奥田は06年に監督作「長い散歩」が最高賞のグランプリを受賞している。
サンケイスポーツの電話取材に「映画人として視野が広がる機会。ありがたいことです」と語り、「出品する側の時は緊張で飲んでばかりだったけど、今回は酒を減らしてきっちり映画を見ます」と宣言。
友人のフランス人監督に「名誉なことだが大変だぞ。友達をなくさないように」と忠告されたが、コンペに「ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ」(根岸吉太郎監督)、「ディア・ドクター」(西川美和監督)の日本映画2本が出品。「根岸監督、(ディア主演の)笑福亭鶴瓶さんは友人だけど、フラットな気持ちで見なきゃね」と早くも悩ましい。
また、出演作「ちゃんと伝える」(園子温監督、22日公開)の「フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門」出品が決定し、「時間が合えば舞台あいさつしたい」と語っていた。26日に日本を出発、9月9日帰国予定。