同作は、安保反対の学生運動の激しさの中、全共闘の女委員長、神林美智子と彼女を愛した機動隊の隊長、山崎一平が全身全霊で戦い、愛し合う姿を描く。美智子が処女を奪われるなど過激なシーンが満載。過去、内田有紀(33)や広末涼子(29)らが体当たりで演じ、アイドル女優の殻を破ってきた。
メイサは15歳のとき、つか氏主宰の「北区つかこうへい劇団」に入団。04年に初舞台を踏んでおり、今回が里帰り。つか氏は「当時はまだ子供の体で、下手にいじったら感性や声帯を傷つけてしまうと、おそるおそるけいこをしていた」と振り返り、「今度こそまともにぶつかりあえて楽しみ」と手ぐすね引いて待っている。つか演出は、けいこのたびにセリフがめまぐるしく変化。役者は相当の緊張感を強いられる。メイサも「女優としての原点に戻り“無”になり、新たに勉強、修業したいと思っています」と初心に帰る覚悟でいる。