米国出身の演歌歌手、ジェロ(27)とクリエーターのテリー伊藤(58)が11月8日に東京・日比谷公園で1万人と美空ひばりさんの楽曲を大合唱することが10日、分かった。ニッポン放送の番組祭り「THEラジオパーク2008in日比谷」の目玉企画として実現する。2人がパーソナリティーを務める番組内で歌唱曲を募集。青空の下、天国のひばりさんに届ける。
平成元年に他界した昭和の歌姫、ひばりさん。来年6月24日、20回目の命日をしのぶ「美空ひばり帰天20年追悼イベント」の第1弾として、長男でひばりプロ社長、加藤和也氏(37)とニッポン放送が企画した。
そこで指名されたのがジェロとテリー。ジェロは、在日米軍の軍人だった祖父と結婚し、渡米した日本人の祖母、多喜子さん(2005年他界)の影響で、ピッツバーグで演歌を聴いて育った。
最初に好きになったのはひばりさんの「越後獅子の唄」。「おばあちゃんに喜んでもらいたい」一心で日本語の歌詞を覚え歌った。外国人でありながら、日本の心を歌い続けるジェロの原点は、ひばりさんにあった。
一方のテリーは、15年にわたって同局でパーソナリティーを務め、今年で3回目を迎えるリスナー感謝祭「THEラジオパーク」(11月8、9日)を毎年前面に立って支えてきた。今回は同イベントの顔として、ジェロと強力タッグを組む。
大合唱は初日のトリを飾るイベントとして、午後3時から1時間にわたり開催。入場無料のため1万人近い来場者が予想される。注目は、数ある名曲から、どの楽曲を青空へ響かせるか。
同局では来週中(日時未定)に「テリーとたい平のってけラジオ」(月〜金曜後1・0)と、ジェロがデビュー前からリポーターを務めていた「高橋克実と山瀬まみ おしゃべりキャッチミー」(土曜前8・30)で合唱曲を募集。上位曲から2−3曲が選ばれる予定だ。
テリーは「一緒に笑おう!! 歌おう!! パークで会おう!!」と呼びかけ、ジェロも「とても光栄です。1万人のリスナーのみなさまと、尊敬するひばりさんの曲を一緒に合唱するのが、いまから楽しみです。がんばりります」と気合が入る。
11月8日、日比谷に1万人の歌声がとどろくのは「川の流れのように」か、「柔」か、それとも…。