水と白羽の一問一答は以下のとおり。
水夏希「宝塚大劇場公演後の短い準備期間でしたが、おのおの新しい課題をみつけて、きょうの東京初日に向けたけいこをしてきました。よりクオリティーの高い作品にしてまいりますので、千秋楽まで、よろしくお願いします」
白羽ゆり「大劇場でやっていたものを引き継ぐ部分と、新たにみていただくということでドキドキする部分とがあります。ショーは、本当にあっという間(30分)ですが、あっという間の中にも荻田先生らしい世界観があると思います。それを自分なりに表現できたらいいですね。お芝居は、ラテン系の音楽やショーナンバーの部分は華やかに。一方お芝居のシリアスな部分はより深め、人が人を思う気持ちや家族の大切さなどをもっと伝えていきたいです」
−−「マリポーサの花」。演じがい、やりがいは?
水「ひとことではいえないです。本当に。せりふがぼう大です。私は、せりふを覚えるのは、どちらかといえば得意なんですが、それにもかかわらず、覚えても覚えても、まだまだせりふがたくさんある。全部覚えきれる日がくるのだろうかという感じでした。もっともそれだけ舞台にでずっぱりだからこそ、ふだん味わえない体験ができています。(主人公)ネロの生き方、がんばる姿は、自分が舞台でまだまだがんばれると思うのとオーバーラップします。ネロががんばったから、私もがんばる。まだまだできることがある。ネロに励まされます」
−−お互いについて
白羽「ネロは一見クール。でも秘めた情熱がある。これは水さんご本人にも重なる姿です。舞台では、ネロなのか水さんなのかわからなくなることも。(自分が演じる)セリアは、ネロに出会った瞬間本能的にひかれますが、そういう部分も自分にありました。相手役として水さんと組ませていただくとお聞きしたとき、本能的にうれしいと思いましたから。ネロと水さんに、いろいろな思いが重なります。かっこいいなと思います」
水「(おっとりした白羽は)おけいこのときは、南国女性らしいチャキチャキとしたテンポのあるところに、ついていけないと、戸惑っていましたね。女性と男性の価値観の違い、恋愛観の違いから、セリアは、ネロのことがすごく好きなのに、葛藤したり突き放したりします。強さと弱さがよいバランスで同居しているところが、(白羽と)リンクしています」