週刊誌で「暴力団組長とゴルフコンペに参加した」と報じられた細川たかし(58)ら5人の歌手について、NHKが番組への出演見合わせを決めたことが8日、分かった。見合わせの期間は「当面」としているが、年末の紅白歌合戦の出演も困難になったとみられる。また、テレビ東京も細川の同局番組の出演部分カットなどを決めた。
NHKがテレビ、ラジオ、イベントへの出演見合わせを決めたのは、細川を始め、小林旭(69)、松原のぶえ(47)、角川博(54)、中条きよし(62)。
コンペ参加は今月2日発売の「週刊新潮」に報じられ、明らかになった。5人は9月16日に静岡県内で開かれた暴力団組長の誕生日を祝うゴルフコンペに参加。中条以外の4人は、その後のパーティーにも出席したという。
NHKは報道を受けて各所属事務所、レコード会社に問い合わせ、全員のコンペ参加を確認した。さらに3日から3者で協議を進め、6日に今回の措置を決定。これまでに5人が出演した番組は、再放送を含めて放送を見合わせる。
同局の広報担当者は、「公序良俗を乱すかもしれない組織の方々と、プライベートなこととはいえ、つながりがあるのは公共放送として望ましくないという結論になりました」と説明。対象番組については「調査中」としたが、細川が出演予定だった11月23日放送分の「NHKのど自慢」、細川、小林、角川が出演予定だった12月13日放送分の「BS日本のうた」は代役を立てて収録するもようだ。
また、5人の出演見合わせの期間は未定だが、大みそかの紅白歌合戦出場も困難になった。細川は昨年、自ら広告塔となっていた「円天」の出資法違反事件により、一昨年まで32回連続で出場していた紅白歌合戦の出場を辞退していた。
さらに、テレビ東京も13日放送予定の「歌謡リクエスト」で、細川の出演部分カットを決めたほか、5人に大みそかの「年忘れにっぽんの歌」の出演依頼をしない方向で検討している。同局広報は「ご本人のとられた行動に関し、社会的影響を考慮しました」と示した。