草なぎ、新垣、山崎監督の強力タッグが映画界に新風を吹かせる。
「BALLAD」は、戦国時代の小国の武将と美しい姫との悲恋を軸に、その時代にタイムスリップしてしまった少年と家族の心の交流を交え、人の愛や絆を壮大なスケールで描く感動作。草なぎは春日という小国の武将、井尻又兵衛役。新垣は春日の国の姫君・廉姫に挑む。少年・川上真一がアニメのしんのすけにあたる役で、武井証(9)が扮する。
総製作費20億円の大作。原案は「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」(平成14年公開)で興収13億円の人気作だ。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門・大賞受賞などその年の数々の映画賞も受賞している。
今回の企画は、「ALWAYS 三丁目の夕日」などで知られる山崎監督から生まれた。時代劇に挑戦したいと思っていた監督が同アニメと出会って感動。製作への意欲を燃やした。約2年前から映画化を考え1年ほど前から準備に入ったという。今回の脚本も書いた。
主演の草なぎについては「いい人をやるイメージがあるが、実は怒ったときや強い人になったときが印象的。今回の、ものすごく強いが恋は奥手というキャラクターに、いいんじゃないかと思った」と監督。新垣についても「ある種、染まっていない感じを出せる、原作にあるピュアで芯の強い女性を体現できる」と評価した。
草なぎと新垣は今月から撮入。約2カ月前から殺陣や乗馬の特訓に入った草なぎは「原案のクレヨンしんちゃんの映画がアニメだけど感動できて、個人的に時代物も好きなので、この役は本当にうれしかったです。乗馬の練習中、2回ほど落馬もしましたけど、撮影で実際に乗ることになった馬とは気があって、もう友達になりました」とノリノリ。新垣も2カ月前から乗馬を練習しており「昔の人を演じるのは初めて。着物を着ての立ち振る舞いの練習に苦戦しております。活発で凛とした強い廉姫を演じるにあたって中途半端にならないよう頑張りたい」と話している。