フォークデュオ、ゆずの北川悠仁(31)が2日、都内で行われたフジテレビ系ドラマ「イノセント・ラヴ」(20日スタート、月曜後9・0)の制作発表に出席した。主演の女優、堀北真希(19)に思いを寄せられるピアニスト役で連続ドラマデビューを果たす。北川は「場違いです」と照れながらも、「役づくりのため、大人のピアノ教室に通っています」と、国民的ドラマ枠、月9への挑戦に役者魂全開だ。
「こんな大勢のカメラに囲まれる取材なんてなかった。さすが月9ですね」。
ヒロインの堀北、香椎由宇(21)、成宮寛貴(26)ら豪華キャストと登壇した北川は、照れくさそうに顔をくしゃっとさせたが、存在感は抜群。Tシャツにジーパンで熱唱する素朴なミュージシャンから一転、黒の細身スーツで決めた役者、北川は“めちゃイケ”な2枚目だ。
昨年、デビュー10周年を迎えたゆずがブレークする前の平成8、9年に、俳優活動もしていたが、突然の月9出演は想定外だった。「あまりの大抜擢に『えっ、なんで俺なの?』とびっくりしかなかったです。でも、ドラマのテーマに共感して引き受けました」と現代の孤独、喪失、再生を描く本格的ラブストーリーへの出演に腹を決めた。
北川が演じるのは、幼い頃に両親を殺害され、兄が殺人容疑で投獄される過酷な運命を背負う堀北扮する主人公、佳音(かのん)が一途に想いを寄せる相手役、殉也。 明るく振る舞いながらも、胸の内に深い悲しみを抱えるピアニストの役柄をリアルに表現するため、現在、役作りに熱中している。「ピアノは小2までしかやってなかったので、ピアノ大人教室に週2回、マメに通っています」と告白。さらに夜型のミュージシャン生活から早朝ロケもこなす俳優生活に備え、朝型にシフトチェンジ。「健康面に気をつかって体を維持するために、最近、はやりのバナナダイエットをしています」とバナナと水のみの朝食で体調はすこぶるよい。
そんなストイックな北川の姿勢は現場にも刺激を与えている様子。堀北も「実際、お会いしてみて、歌っている時のすごいパワー、そのままの方ですね」と熱のある演技に感心。6日に20歳の誕生日を迎えるにあたり、「ハタチという節目の年に大きな役をいただけてうれしいです」とメモリアルの主演に意欲を新たにしていた。
ギターをピアノに替えて、“月9ヒーロー”に臨む北川。「音楽もドラマも作品をつくるのが大好き。精いっぱい、がんばります」と瞳を輝かせ、熱演を誓っていた。