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名脇役の48歳深浦加奈子さん、がんで死去 (2/2ページ)

2008.8.27 05:18
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名脇役の48歳深浦加奈子さん、がんで死去
フジテレビ系ドラマ「美女か野獣」の制作発表で、意気込みを語った在りし日の深浦加奈子さん=平成14年12月撮影【フォト】

 父の深浦栄助さん(79)によると、加奈子さんは平成15年3月に体調不良を訴え、病院で精密検査を受けた結果、S状結腸がんと診断された。

 緊急手術を受けた後、入退院を繰り返しながら懸命の闘病生活を続けてきたが、腸閉塞(へいそく)を併発した上、昨春には肝臓に転移していたことも判明。さらに、今月4日に肺にもがんが見つかり再入院した。20日ごろから呼吸困難のため話せなくなり、25日夜、姉に見守られて静かに息を引き取った。両親は病院に駆けつけたが、看取れなかった。

 加奈子さんは、日本テレビ系「家なき子」で少女(安達祐実)をいびる家政婦、フジテレビ系「ナースのお仕事」では新人看護師(観月ありさ)の先輩、NHK大河「秀吉」では豊臣秀吉(竹中直人)の姉、とも役などで名を馳せた。小姑役やお局役など、ちょっとイヤミな女性役に定評があり、ドラマ界にはなくてはならないバイプレーヤーだった。

 加奈子さんは、「仕事が恋人」と独身を貫くほどの仕事人間として知られ、闘病中も精力的に働いた。今年2月には、東京・下北沢の駅前劇場で上演された舞台「新しい橋」に出演。

 先月28日には体調が思わしくないのにもかかわらず、「このテーマは絶対やりたい」と姉に付き添われて広島へ出向き、地方局の原爆ドキュメンタリー番組でナレーションもこなした。これが最後の仕事となった。

 情念を漂わせる名演で知られたが、ある関係者は「慎重で優柔不断なところを持った優しい人だった。演技が大好きで、『自分と違う人になれるから楽しい』とよく言っていました。人生にも前向きで、がんの処置法などを自らインターネットで調べたりしてました」と明かした。

 圧倒的な存在感を見せたあの笑顔は、もう見ることができない…。


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名脇役の48歳深浦加奈子さん、がんで死去
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