高視聴率のTBS系「陸王」で浮上していた日本縦断マラソン計画/芸能ショナイ業務話

 
10月8日、TBS系「陸王」の特別試写会に出席した俳優、女優の左からピエール瀧、上白石萌音、山崎賢人、役所広司、竹内涼真、小籔千豊

 俳優、役所広司(61)の主演でランニングシューズ「陸王」の開発に挑む老舗足袋業者を描くTBS系「陸王」(日曜後9・0)が5日放送の第3話で平均視聴率15・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録するなど好調だ。原作は作家、池井戸潤氏(54)の同名小説で、撮影は今年の元日に行われた「ニューイヤー駅伝」のロケからスタート。連ドラとしては異例の長期間に及ぶ撮影を敢行し、ランナー役を演じる竹内涼真(24)らの激走シーンなどを迫真の映像で表現している。

 ドラマの情報解禁は昨年12月末で、宣伝やPRは約1年に及ぶ長丁場。「半沢直樹」や「下町ロケット」などに続き「陸王」を担当するTBS宣伝部のMK(39)は1月当初、放送スタートまでの10カ月間で、TBS系の地方局と協力した全国縦断マラソンを敢行することを考えていた。

 MKは高校時代、四国八十八箇所のお遍路に挑戦し、道中約1200キロを完歩した健脚の持ち主。マラソンについては「各地方での盛り上がりにひと役買いながら、『困難に立ち向かいながら目標を達成する』という物語のテーマを伝えることができる」と力説し、自身も走ることを画策したが、ほかの担当番組の仕事もあり断念。それでも、同僚スタッフらと協力し、ロケ地の埼玉・行田市に巨大な田んぼアートを完成させるなどしてインパクトのある宣伝展開をしてきた。

 現在は「陸王」の取材依頼も多く、MKは自身の経験から「ヒットの予感はあります」と手応え十分。さらなる宣伝展開に没頭しすぎるあまり、「ワンデイのコンタクトレンズを替えずに2日間つけてしまう毎日です」と苦笑していた。

 劇中で足袋業者はけがのしにくいランニングシューズの開発に挑戦。けがに悩む竹内演じるランナー・茂木をサポートするために尽力するが、MKは「仕事もただ突っ走るのではなく、無理せずにワークライフバランス(仕事と生活の調和)を意識したい」とドラマの内容に感化された様子。そして「まずはコンタクトレンズを毎日、替えるところから始めます」と約束した。MKの視界が良好となったとき、ドラマの視聴率も急上昇となるか、注目したい!(MM)

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