葵わかな『わろてんか』本格登場へ!重圧も「自分なりの魅力出したい」

 
吉本興業の創業者、吉本せいさんをモデルにしたヒロイン・藤岡てんを演じる葵

 女優、葵わかな(19)がNHK連続テレビ小説「わろてんか」(月~土曜前8・0)のヒロインとして、7日から本格登場する。有村架純(24)が主演を務めた「ひよっこ」の後番組として注目されているが、サンケイスポーツなどの取材に応じた葵は「自分なりの魅力を出したい」と気合十分。初の一人暮らしを大阪で経験しつつ、慶大1年生として仕事との両立も目指す覚悟だ。

 5月に京都や大阪で撮影がスタートしてから5カ月。神奈川県出身の葵だが、今は関西弁と向き合う毎日だ。

 最初はイントネーションに苦労したというが、方言指導の先生に教えてもらい、上達。普段から「ほんま?」「そらそうや」など方言を使うように心がけているといい「たまに実家に帰って使うと、エセ関西弁に家族から『うざい、やめて』って言われますけどね」と苦笑した。

 それもヒロインになりきる努力の一端だ。大阪弁で「笑ってほしい」を意味する題名の「わろてんか」は、吉本興業の創業者、吉本せいさんがモデルの一代記。ヒロインの藤岡てんはもともと京都の老舗薬種問屋に生まれた“お嬢様”で、全編を通じ葵だけは京都弁のセリフが中心になる。

 「中でも『行ってらっしゃい』を意味する『お早う、お帰りやす』が好き。『頑張って』の思いを込めた『お気張りやす』もいいですね。京都弁には愛がある」と語るほど心はすでに関西人。

 撮影は来年3月まで続く長丁場。体調管理のために、野菜多めの煮物など主に和食中心に初めて自炊している。「家庭料理本を見ながら、撮休日の土日に作り置きして、お弁当にして食べたり」と告白。大阪城公園周辺を歩くなど、リフレッシュも兼ねた体力作りも続けている。

 国民的話題となった「ひよっこ」の後番組として注目を集め、2日放送の初回は平均視聴率20・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好スタート。プレッシャーを感じつつも「視聴率は気にせず、自分なりの魅力を出したい」と気負いはない。

 4月にAO入試で合格した慶大総合政策学部に進学したばかり。神奈川・藤沢市のキャンパスにはなかなか通えないが、「自分のペースで仕事と両立させたい」と意志の強そうな大きな瞳を輝かせた。

物語

 明治後期、ヒロイン・藤岡てんは京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれた。幼いころから笑い上戸だが、厳しい父からある日、「笑い禁止」を命じられ窮屈な日々を過ごすことに…。そんな時、笑いを愛する旅芸人の北村藤吉(松坂桃李)と出会って恋に落ち、大阪で笑いを商売にすることを思いつく。やがて、素人同然の若夫婦(葵、松坂)が日本中の人を笑わせるべく、二人三脚の荒波にこぎ出す。

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