ひとみが直撃 船長さ〜ん教えてっ自慢料理
白身魚のピカタ風
シロギス、メゴチ、キュウセン…魚たちも大歓迎してくれました=佐島『海楽園』前
当日の仕掛け
心地よい陽気が続くこれからのシーズン。ファミリーフィッシングに最適なのが、ボート釣り。鏡のように穏やかな海で、自分のペースで魚に触れるチャンス! 佐島『海楽園』で先取り。これぞ究極の癒しです!
◇
さすがの私も、女性1人で手漕ぎボートの取材となると、少々考えてしまった。しかし、実際に出かけてみてまぁ、驚いたこと! こんなに自分ありきの楽しみが、まだまだ釣りの世界にはあったのかと、新発見の連続にうれしくなってしまった。だってそうでしょう? 船は小型、エンジンなんてなくたって、今日の私は“プチ船長”。好きな場所で、思う存分釣りに集中できる。湖のようなぺったんこの水辺で、ちょっとした冒険気分だって味わえる。
『海楽園』前の海を占有するような気分で、ちょっと漕いでは竿を下ろし、魚のシグナルがなくなればまた漕いで…。こんなことを繰り返していくうちに「ブルルン」。大きく震える竿先。「きた☆」。水深は3〜4メートル。勝負は早いが、思ったよりも強いファイトに魅了される。その相手の顔もさまざまで、本命に描いていたシロギスや、大きなメゴチ、ハゼ、トラギス、キュウセンなどバラエティーに富んでいた。
そして何より感激したのが“サイトフィッシング”。所によっては海底が丸見えで、自分の餌はもちろん、魚の行動全てがこの目で確認できる。「餌に気付いた!」「くわえた!」「掛かった!」と、まるで水族館で釣りをしているような気分も味わえるのだ。当然私の心はくすぐられっ放し。気が付けば、1日中粘って、どっぷりとボート釣りの魅力にハマっていた。デートや家族連れなら、二倍も三倍も楽しいはず。だって、1人でこんなに楽しい時間が過ごせたんですもの。もっと早く知るべきだった!?と、反省!
(上野 ひとみ)
■白身魚のピカタ風
(1)シロギスやトラギス、ベラなどはウロコを落として背開きに。メゴチは松葉おろしにする。
(2)下処理が終わった魚に塩、コショウを軽く振っておく。
(3)溶いておいた卵黄へ魚の身をくぐらせる。
(4)オリーブオイルをしいたフライパンを熱し、つぶしたニンニクを入れる。香りが出てきたらニンニクを取り除き、魚の身を焼く。全体がきつね色になったら、フライパンからおろし、スライスしたオリーブを散らして完成。
「卵との相性がいいです!」という、鶴蒔(つるまき)英紀店長のアドバイスで、白身魚をピカタ風に仕上げました。それぞれの魚が目で見て分かり易いし、味付けがシンプルな分、味比べができるので、みんなで楽しみながら食卓を囲むことができます。卵黄が身を締める役割を果たしているので、魚の身が崩れにくく、しっかりした食感も特徴です。
【材料4人分】
・シロギスなどの白身魚 12尾
・卵黄 3個
・ニンニク 1片
・オリーブ 2粒
・塩、コショウ 少々
・オリーブオイル 大2
−上野ひとみ− 釣り歴10年。女性プロアングラーとして、釣り雑誌やテレビで活躍中。沖釣り全般をこなすが、特にマダイ釣りを得意にしている。サンスポ推薦船宿を巡り、旬の釣りをリポートする。
Guidance
- ■船 宿:
- サンスポ推薦=佐島『海楽園』TEL046・856・0703
- ■交 通:
- 横浜横須賀道路・衣笠ICから約15分。同・逗子ICから逗葉新道・湘南国際村経由で約20分。同横須賀ICから芦名経由で約15分
- ■料 金:
- ボート2人乗り1隻3500円、3人乗り1隻5500円。午前6時〜午後3時30分帰港。リール付き貸し竿500円。テンビン3本250円、オモリ10号3個で100円、仕掛け200円から。餌のジャリメ、青イソメ共に1パック500円。「マルキユー」のアミエビは1パック400円。
※このコーナーは毎週月・火・水・木・金・土曜更新です