“夏マコ”本番突入 座布団クラスも夢じゃない!
茨城・日立久慈沖で悪条件もMAX48センチ

大型ゲット! コヅキと誘い−カレイ釣りの原点がここにある=茨城県・久慈沖

我慢! じっくり食い込ませろ!!
茨城県・日立久慈沖のマコガレイ釣りが、本番を迎えようとしている。“夏マコ”の愛称で人気は高い。コヅキを繰り返しての誘いは釣趣満点で、50センチオーバーの大型が食ってくることもある。日立久慈『日正丸』へ出かけた。
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ポイントは航程約30分の久慈沖で、水深は40メートル前後だ。舵を握る山縣正年店主から「どうぞ!」の合図が出た。しかし、ひと流し、ふた流しとアタリがない。店主は「潮がほとんど流れていない」とつぶやくと、自ら右舷胴中で竿を構え、操船は関裕二船長に交代した。そして、さすがというか、約30分で35、36センチを2枚上げた。「アタリがすごく小さい。竿先に神経を集中して、プルプルッと来たら、静かに送り込み、ひと呼吸おいてそっときき合わせて!」のアドバイスが飛んだ。
直後、右舷ミヨシの富士川晴彦さん(48、鴻巣市)と、左舷大ドモの岩崎慶明さん(75、練馬区)が同時にヒットした。共に、30センチちょっとのレギュラーサイズだ。「よし!」と、気合が入ったが、日ごろ東京湾で置き竿釣法に慣れている私は、コヅキのリズムがなかなかつかめない。今度は、右舷胴の間の塚本富雄さん(53、柏市)が食わせた。竿が大きく曲がって、これは45センチのビッグだった。そして、徐々に食いが活発になってきた。ただ、船長は「いつもは、場所を変えて1人が食わせると、バタバタッと釣れる。しかし、今日はそれがない」と首を傾げる。そんな中、塚本さんが、再び48センチのビッグを釣り上げた。
この時点で、私はオデコ。見かねた船長から「コヅキの後のきき上げが、底から離れ過ぎている」の注意。そこで、竿先にテンションがかかった所で止め、10秒ほど待ち、アタリがなければ底へ戻してコヅくように修正した。そして、ようやくアタリ。竿先を水面に送り込み、静かに食わせる。十分に間を取り、そっときき合わせ。ググッ。「ノッた!」。独特の引きを楽しんで浮かせたのは、35センチ級。長かった。
この日の成績は0−5枚。潮が流れず、完全な食い渋りの日。それでも48センチの大型がゲットされた。条件さえ整えば当然数は伸びるし、50センチ超の“座布団クラス”も夢ではない。そんな魅力たっぷりの“夏マコ”戦線だ。
(APC・豊田勝)

仕掛けはシンプルなもので十分。派手さより使いやすさ優先!?
★釣り方
冷水塊の接近や、3〜4月の低気圧による大シケなどで、例年より1カ月ほど遅れて釣れ出した。安定してきたのは、GWに入ってからだ。8月までのロングランになる。
東京湾とは違いコヅキ釣りなので、コヅキときき上げが釣果に直結する。特に、コヅいた後のきき上げは、通常「ハリス分(80センチ前後)」が基本。ただ、ここの海は静かなようでもウネリがあるので、「2、3メートル上がっている状態」になってしまうケースが結構あるという。それは完全な「上げ過ぎ」で、カレイは、例え餌をくわえていたとしても、即座に離してしまうから要注意だ。11日には「サンスポフィッシング・チャレンジ2008」の「マコガレイ大会」が開催予定。参考にしてもらいたい。
Guidance
- ■船 宿:
- サンスポ推薦=日立久慈『日正丸』TEL0294・52・3745
- ■交 通:
- JR常磐線・大みか駅下車、タクシー利用。マイカーは常磐自動車道・日立南太田ICから約5分
- ■乗合料金:
- 餌、氷付き9000円。予約乗合で6時出船。毎月第3月曜日は定休
※このコーナーは毎週月・火・水・木・金・土曜更新です