ヘラブナ最先端テクニック
新緑とともに乗っ込み期、手軽に狙える40センチ超

5日からハタキが始まり、40センチ超の大型ゲットの確率は抜群に高くなった=埼玉県『柴山沼』

大型を慎重に寄せる。強烈な引きが魅力だ
新緑の5月。ヘラブナは各地で乗っ込み期を迎えている。日ごろは話題にならないような釣り場も、この時期だけは別で、いきなり主役に躍り出たりする。埼玉県白岡町にある『柴山沼』もそのひとつ。40センチ級の大型に出会えるのだ。
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★概況
『柴山沼』は、周囲約2キロ、最深部約7メートルの東西に細長い沼。中央の歩道橋を境に東側はジャカゴで護岸され、西側はヨシなどが生えた野地が広がる。特徴は、35センチ以上の大型が釣れること。特にこの時期は、抱卵した40センチ超が顔を出す。
★ポイント
ハタキの時は、西側エリアのワンド内や、岸に生えたヨシ際などの浅場に実績がある。また、既成の釣り台がある場所は、常に餌を打っているので居付きが多い。
★釣り方
宙、底ともにOKだが、東側の深場は宙釣りに分がある。西側は浅場が多いため、底釣りがいい。深場の底釣りは、コイやマブナが多いので注意すること。
★仕掛け&餌
竿は10尺〜15尺を、ポイントや混雑度などの状況に応じて使い分ける。餌は、バラケにグルテンのセット。
★実釣
午前6時に、西側の浮島前に釣り座を確保した。周囲にはいくつもモジリがあり、気配は十分だ。15尺竿を出し、約2・5メートルの底釣りで6時半にスタートした。
餌を打つこと1時間。次第にモジリが近付き、ウキの横で“モコッ”と顔を出した直後、ウキが力強く2節入った。“ガツーン”。合わせた瞬間、根掛かりしたような手応え。沖目に突っ走る。これが大型特有の引きだ。玉網に取り込んだのは、アベレージサイズの38センチ。そして20分後にも同型を釣り上げた。
ところが、その後アタリは頻繁にあるものの、空振りやスレの連続。バラケを練り込んで手直しするが、まったく効果がない。正午までに3枚を釣るのがやっと。
そんな中、「43センチあるよ!」と常連さん。タナ1メートルの宙釣りで40センチ級を連発している。そこで、午後からは宙釣りに変更。すると、いきなり消し込みアタリが出て40センチがヒット。さらに15分後、20分後と続き、一気にヒット率アップ。結局、午後3時までに7枚を釣り、合計10枚。状況に応じて釣り方を変えることの大事さを、改めて痛感させられた。なお、出かけた日の2日後の5日から、ハタキが始まった。今週末は、期待十分だ。
(APC・小澤 浩)
★この日の餌
バラケ=「真底」150cc、「ダンゴの底釣り・冬」50cc、水100cc。食わせ=「α21」100cc、水150cc
Guidance
- ■交 通:
- JR宇都宮線・白岡駅下車、タクシー利用。マイカーは東北自動車道・久喜ICを下り、さいたま方面に進み、白岡工業団地の信号を右折。国道122号の交差点を過ぎると右側
- ■入漁料:
- なし
※このコーナーは毎週月・火・水・木・金・土曜更新です