サンスポフィッシング・チャレンジ2008
斉藤さん圧勝! 46・9センチのマコガレイで2位に4・7センチ差=東京湾奥大会
総合優勝でチャンピオンシップ出場権を獲得した斉藤洋一さん
「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2008」のワンデー方式、東京湾奥大会が23日(日)、2軒の船宿から6隻100人が参加して開催された。マコガレイを対象に、最大型1枚の全長で争われたが、検量対象者26人というシビアな戦い。そんな中、『伊藤遊船』3号船の斉藤洋一さん(57、渋谷区)が、46・9cmのビッグをゲットし、2位の42・2cmを圧倒した。斉藤さんは、今年初のワンデー大会を制するとともに、11月開催予定の「チャンピオンシップ」出場権を獲得した。
魅力のポイント
6隻の船長は、それぞれの作戦を胸に、広い東京湾の横浜沖と小柴沖に走った。まず、横浜沖は『吉野屋』の3隻と、『伊藤遊船』3号船の計4隻。一方、小柴沖は『伊藤遊船』の1号船と2号船だ。横浜沖への直行組は「最近の状況から、大型が食う確率が高いと判断した」(『吉野屋』1号船・高田義弘船長)のコメント通り、きっちりデータを分析していた。もっとも、小柴沖も乗合船で頻繁に大型マコが報告されており、こちらも魅力十分のポイントであることにかわりはない。
デカイ!と直感
それは、いきなり訪れた。優勝した斉藤さんによると「開始後、約20分ぐらいだったと思う。まるでハゼでも食ったかのような小さなアタリで始まった」という。竿先の微妙な変化−半信半疑のまま、竿を手に取り、ゆっくりときき上げると、ググッググッ。強烈な引き込みに襲われ、「デカイ! と直感した」。胸の高まりを抑えつつ、慎重に浮かせたのが、46・9cmの“ビッグワン”だったのだ。
『吉野屋』1号船。同じ横浜沖にいた。まずは、37cmが上がった。さらに41・5cmが取り込まれ、続いて42・2cmが…。正午頃には26cm、38cm、30cmがバタバタと上がり、まだ夢はつながった。そして、納竿5分前に、再び42・2cmが食った。しかし、結果としてビッグワンには、及ばなかった。
参加各船とも、同じような光景が展開したが、最後の最後まで“斉藤超え”はならなかった。釣った数1枚。それが46・9cm。“運”を味方に、まずは斉藤さんが勝ち上がった。
★総合優勝=斉藤洋一さん
「すごい! 嬉しいですね。今日はあの1枚だけ。ワンチャンスで優勝なんて、言葉もありません。ラッキーすぎます。ハリス1・5号の細仕掛けだったので、取り込むまでハラハラドキドキものでした。実は、先週下調べで出船した時、良型を海面でバラしたんです。その教訓を生かして、慎重の上にも慎重に対処しました。これまでの大会では、勝浦のイサキで船別2位になったのが最高成績。今回、自己記録を塗り替えました。チャンピオンシップでは、沖縄の釣りツアーを目指して頑張ります!」
マルキユー賞の大嶽序斉さん(右)と船頭賞の木ノ内一嘉船長(左)
★マルキユー賞=大嶽序斉さん
最多枚数で争われたが、2枚で5人が並んだ。そのため、最大型の全長による争いに突入した。その結果『吉野屋』1号船の大嶽序斉さん(29、川崎市)が獲得した 「2枚のうち1枚が41・5cmありました。それが決め手になった。昨年のシロギス大会に続き2度目の出場で、こんな賞をもらえるなんて、うれしい限りです。普段は堤防で五目釣りを楽しんでいます。海釣りは、月に1度くらいかな。でも、賞をもらったんで、シロギス大会でリベンジしたいという意欲が沸いてきました」
★船頭賞=木ノ内一嘉船長(『伊藤遊船』3号船)
「船頭賞は初めてです。大型狙いで、迷わず横浜沖へ直行しました。朝のうち潮が流れていたので、まずは早いうちにワンチャンス。あとは、正午頃の潮止まりにかけてワンチャンスあると読んでいた。2回のうちの早い方で、それも第1投で斉藤さんがビシッと決めてくれました。感謝ですよ。そして、おめでとうございます」
| 【東京湾奥地区大会の上位成績表】 |
| 船 宿 |
号船 |
1 位 |
成 績 |
2 位 |
成 績 |
3 位 |
成 績 |
人数 |
| 吉野屋 |
1号 |
(2)加藤 公夫 |
42.2 |
牛島三重子 |
42.2 |
大嶽 序斉 |
41.5 |
17人 |
| 2号 |
(4)坂本 寛志 |
36.7 |
木村千恵子 |
34.5 |
菅田 昭男 |
34.0 |
20人 |
| 3号 |
(3)岩井 隆博 |
39.0 |
金子 孝志 |
37.5 |
佐藤 文夫 |
37.1 |
18人 |
| 伊藤遊船 |
1号 |
(5)竹内 等 |
35.5 |
嶺本 浩平 |
29.9 |
− |
− |
17人 |
| 2号 |
渡部翔美子 |
29.9 |
− |
− |
− |
− |
15人 |
| 3号 |
(1)斉藤 洋一 |
46.9 |
武子 鮮三 |
35.0 |
庭山 昭夫 |
30.0 |
13人 |
※成績の単位はセンチ。1位のカッコ数字は総合順位(各船の横取り
方式)。同寸の場合は重量で決定。 |
■ラスト5分で大物が! 牛島さん大満足
「やっぱりカレイは辛抱ですね」。『吉野屋』1号船に乗船した牛島三重子さん(54、台東区)は、終了5分前に、42・2cm、1202gの大物をゲットしてうれしそう。「置き竿にしていたら掛かっていた。気付かずにいたら、隣の人が教えてくれたので、竿を持つと“ドン”と引くので、バラさないようにゆっくり上げました」と、意外な大物にびっくり。釣りは磯から始めて、船釣り歴は5年になる。結果は? 長さは船別1位と同じだったが、重量でわずか12g負けて船別2位。それでも「終了間際にやっと釣れたので、ラッキーです」と、満足気だった。
■初参加で船別1位 渡部姉妹は妹やった
『伊藤遊船』2号船の渡部由季菜(15、練馬区)・翔美子(12、同)姉妹は、姉がオデコだったが、妹が釣った29・9cmの1枚が、船中で唯一のマコガレイ。当然、船別1位、全体でも6位に入賞した。
「サメが釣れていたので、またサメかと思って引き上げたらカレイだった。ヤッタと思った」とうれしそう。そんな妹を、姉は「ちょっとは悔しいけど、妹が釣ってうれしい」。翔美子ちゃんは「今日が初参加。それで釣れてうれしい」と素直に喜んでいた。
■2人で可愛らしい1枚も 福富姉妹「釣りは面白い」
『吉野屋』2号船の福富あい(26、浦安市)・ありさ(20、同)姉妹は、大会2回目の参加。昨年シロギスの大会に初参加したのが、釣りを始めたきっかけとか。成績は姉がオデコ、妹が25cmを1枚。妹のありささんは「竿を上げたら付いていたって感じかな」と実感がわかない様子。そんな妹を、姉のあいさんは「いいなあと思ったけど、他の人のと比べると小ちゃくて可愛らしい」と“微妙な”コメント。元々は、「釣りがどんなものかやってみたかった」という姉に、「連れられて始めた」という妹。今では2人揃って「釣りは面白い。これからも続けます」とキッパリ。
■初オデコの夫人、リベンジを誓う 竹内夫妻は明暗
「釣りが夫婦円満の秘けつなのかも」と笑うのは、『伊藤遊船』1号船の竹内等(55、松戸市)・恵子(54、同)夫妻。結婚30年で、結婚前のデートの時から、一緒に釣りをしているというだけに説得力がある。「当時は船に女性用トイレがないので、前日から水を飲むのを我慢して…。つらかったですね」と懐かしむ。この日の釣果だが、等さんは35・5cmを1枚、恵子さんはオデコ。「開始直後に釣ってそれっきり。もっと釣りたかった」と等さん。一方、恵子さんは「オデコは初めて。いつもは外道でもくるのに…。好きなキスでリベンジしたい」と決意も新たにしていた。
■やったー
よし、良型だ! 無事に玉網取りされ、ひと安心。参加者からも歓声が…=東京湾・横浜沖
- ★森田美明さん(45、豊島区)
- 「1枚。10時20分頃にアタリがあって、十分飲み込ませた。その後も、アタリはあったがヒットしなかった」
- ★内藤昌久さん(65、西東京市)
- 「天候に恵まれ、38cmを1枚釣りました」
- ★加藤公夫さん(69、足立区)
- 「まあまあ。カレイはやっぱりコヅいてないとダメですか?」
- ★橋本正明さん(41、足立区)
- 「満足。1枚釣れました」
- ★佐藤文夫さん(60、北区)
- 「1枚。あと2〜3枚釣りたかったけど、まあまあかな」
- ★菊池友安さん(54、北区)
- 「1枚。2枚バラシがあったけど満足」
■釣り天狗 トホホ・・・
- ★海野正春さん(58、練馬区)
- 「1枚釣れたのは良かったが、小さかった。でもオデコでなくて良かった」
- ★広瀬茂樹さん(35、港区)
- 「ハナから釣れると思っていない!! 参加しただけ」
- ★金山喜美夫さん(65、越谷市)
- 「オデコ! 当然、不満です」
- ★井上隆さん(55、葛飾区)
- 「不満です」
- ★亀野勝さん(68、柏市)
- 「残念! 型見ずです」
- ★佐藤裕之さん(39、江戸川区)
- 「釣れなかった。優勝したかった。竿が長すぎた」
- ★桜井厚さん(39、江戸川区)
- 「(釣果は)聞かないで下さい」
- ★岩渕哲治さん(60、川口市)
- 「不満です、オデコだから…」
- ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
- ■特別協賛:マルキユー株式会社
- ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイビジネスアイ、夕刊フジ、沖縄県、沖縄観光コンベンションビューロー
- ■特別協力:ハヤブサ
- ■協賛:パン粉のフライスター、ANA、白山命水、シャレコスキンケア、沖縄ツーリスト、フィールドゲート