2007.7.5 サンスポ記事より

 

サンスポ釣り面ニュース

サンスポフィッシング・チャレンジ2007
園部さん最高1657gでV スルメイカ5尾重量制=長井地区大会

総合優勝の園部健次さん

「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2007」のワンデー方式・長井地区大会が1日、8軒の船宿から13隻195人が参加して開催された。大型スルメイカ(ヤリイカ、マルイカ含む)5尾の重量で争われたが、『徳丸』に乗船した園部健次さん(58、横須賀市)が1657gをマークし、2位に39g差をつけて優勝した。また、ボーナス船制度から『栃木丸』1号船の武藤勝さん(47、世田谷区)が勝ち上がり、ともに11月開催予定の「チャンピオンシップ」出場権を獲得した。


62歳女性も参加

62歳でイカ初挑戦! の女性がいた。『佐円丸』1号船でそうそうたる猛者に交じり、堂々2尾を釣り上げたという。その心意気に拍手!! 


しかし、上位入賞者の名前を見ると、頻繁にサンスポ紙上で竿頭になっているウデ達者が多い。朝のうちパラついた小雨が、9時過ぎには上がった。無風、ベタナギの絶好のコンディション。このところ東京湾から押し出しては釣り人に迷惑をかけている? 濁り潮も、2日前の南西風で湾奥に押し戻され、影響なし。スルメも普通のご機嫌で、最多尾数は32尾が記録されている。


過去最高は2位

そんな中、優勝が告げられた園部さん。周囲にいた仲間が盛んに祝福する。「マジ? 本当なの? 最高だ!!」と喜びを爆発させた。「もちろん、狙っていました。なにしろ、20年ぐらいこの大会に出ているからね。総合2位はあるけど、頂上に立つのに時間がかかりました」。その間にも「やったね!」と、仲間の祝福は続く。


多点掛けが続出

秋本徹船長も、そんな光景を見つめながら「朝一番の城ケ島沖は反応もなく、どうなるのかと心配した。徐々に顔を出してくれたけど、決して満足できるノリではなかった」と振り返る。そこで船長は、ひとつの決断をする。「最後の1時間を長井沖に賭けた。反応もばっちりで3点掛け、4点掛けが続出した」。完全に読みが当たったのだ。百戦錬磨の船長に導かれ、歴戦の雄がその実力通り勝ち抜けた大会だった。


★総合優勝=園部健次さん

「最高! 毎年、これを目指して参加していたのだから。でも、検量会場で“1800g台がいる”という話を小耳にはさんだので、完全に諦めていた。マジかよ? って心境ですよ。20年ぐらい、この日を夢見て参加していたのだから、悲願達成というところですね、今日は」


マルキユー賞の大嶌浩さん(右)と船頭賞の秋本徹船長(左)


★マルキユー賞=大嶌浩さん

最多尾数で争われ、『儀兵衛丸』の大嶌浩さん(71)が32尾で獲得した。 「思いもよらなかっただけに、うれしい。最後の8本ヅノに7点掛けというのが効いた。大型を狙ってオッパイヅノやトトスッテを使用したけど、効果はなかった。私的には、ちょっと予想外の賞なので、とびっきりうれしい!」


★船頭賞=秋本徹船長(『徳丸』)

「3回目の受賞です。運が良かったということですか。最後の1時間を長井沖に賭けたんですが、それが当たりましたね。すぐに反応が見つかり、バタバタッとノリましたから。まね園部さんは負けず嫌いで研究熱心。その熱心さは、仲間の全てが認めるほど。力通りの結果だと思いますよ」


 


★ボーナス船 武藤さんラッキー

今回は上野ひとみさんが『栃木丸』1号船に乗り込んだ。左舷の大ドモで直結仕掛けのジギングで史上2回目の“勝ち”を狙ったが、5尾の重量は1269g。船のトップだった武藤勝さん(47、世田谷区)の1464gに、大差で敗れ去った。

▼上野さん「直結仕掛けで誰よりも多くノせたと思う。でも、誰よりも多くバラしたのも事実。そして残った数は10尾。ノせる楽しさと、バラす悔しさ。その両方を味わいました。武藤さんには、次も頑張って欲しいですね」


▼武藤さん「船の上で、ひとみさんと写真を撮ったりしたけど、ボーナス船制度までは知らなかった。ラッキー、信じられない、すごい!! チャンピオンシップは出ますよ。沖縄の釣りも興味あります。それにしても、ラッキーですね」


【長井地区大会成績】
船 宿 号船 1 位 成 績 2 位 成 績 3 位 成 績 人数
徳丸 1号 (1)園部健次 1657 仁井田信夫 1599 目黒誠志 1546 16人
儀兵衛丸 1号 若林久利 1520 常盤泰永 1508 浜田 訓 1502 16人
栃木丸 1号 武藤 勝 1464 都志陽一 1420 佐藤良雄 1416 16人
2号 (4)阿間典明 1555 森川信幸 1335 加藤公夫 1309 16人
春盛丸 1号 (2)伊藤久一 1618 坂田進司 1535 土屋 正 1511 18人
やまはち丸 1号 金井正男 1255 相沢宏之 1250 宮崎一弘 1243 18人
2号 (3)河野通洋 1617 由良 一洋 1561 川村 匡哉 1553 14人
佐円丸 1号 (5)金本 龍声 1537 南  勝 1430 大下城右 1404 18人
2号 木下昌直 1461 植田豊秋 1371 谷田部洋一 1141 12人
浜福丸 1号 永橋壮太 1294 清水秀樹 1150 光村 衆 1112 15人
2号 萩原一彦 1462 和田幸一 1263 落合宏之 1152 12人
伝五郎丸 1号 中村 聡 1451 松本重幸 1425 池田義昭 1366 15人
2号 大隈 久 1530 須藤 智 1186 手塚みどり 1154 9人

※成績の単位はグラム。1位のカッコ数字は総合順位(各船の横取り 方式)。同重量の場合は総尾数


■1kgカガミダイ 宮崎さん興奮!

「ググッと押さえつけられた感じ。初めは根掛かりかなと思った」。三鷹市の宮崎一弘さん(60)は、直結の仕掛けでなんと約1キロのカガミダイをゲットした。「上げてみたら尾に引っかかっていたので、たぶんそのまま底へ持って行ったんでしょう。すごい引きだったですよ」と興奮さめやらずといった感じ。「今晩、さっそく薄造りにしてポン酢で食べます」とすでにメニューまで決めていた。


■釣りは人生の一部 11尾・小林さん、9尾・藤原さん

つり教室の仲間と参加したのは、相模原市の藤原忠さん(70)、と茨城県利根町の小林和子さん(62)。毎月第2、第4土曜日は、教室が開催する大会に、かかさず参加するほどの釣り好き同士だ。気になるこの日の釣果だが、小林さんが「11尾。船のなかでも良い方だったんです」と満足そうなのに対して、藤原さんは「9尾。不満です。仕掛けがブランコだったんです。直結でやればよかったかな」と敗因を語る。とはいえ、小林さんが「釣りは人生に大きな比重を占めてます。来られるならもっと来たい」というと、藤原さんも「釣りは人生の一部」とキッパリ。


■やったー

勢いよく“水鉄砲”!! 元気なスルメが大会を盛り上げた=城ヶ島沖


★永井秀夫さん(29、品川区)
「19尾。ある船宿からもらったオリジナル仕掛けが良かった」
★小菅義弘さん(40、横浜市)
「大会で25尾は初めて。数がとれたので満足。来年またガンバルぞ」
★小宮山幸江さん(43、横須賀市)
「昨年0尾なので、5尾で検量できてまあまあです」
★橋本強志さん(61、市川市)
「6尾。何年かぶりに5尾をクリア出来て大満足」
★川村匡哉さん(39、川崎市)
「15尾。仕掛けはすべて自作なので、それでイカがノるとやっぱり快感です」
★落合宏之さん(39、横浜市)
「10尾。まあまあ。でも、小型揃った?!」
★加藤和夫さん(48、藤沢市)
「スルメに噛まれた」
★豊島卓也さん(34、相模原市)
「合計9尾。あと1尾大きいのがほしいです」
★中村一直さん(38、横浜市)
「今年は20尾釣れたので良かった!」
★南勝さん(58、横須賀市)
「16尾。優勝を狙ったけど残念でした。平成2年と4年に総合優勝しており、夢よ三度! と思ったんですが…」
★松嶋直哉さん(28、多摩市)
「大会は釣れないと聞いていたので、釣れて満足」

■釣り天狗 トホホ・・・

★伊澤義春さん(57、藤沢市)
「リーリングで大きそうなのを落とした。大物用に18cmのツノを使用したがダメでした」
★木村潔さん(39、川崎市)
「シャクれども、なかなかイカノらず」
★荻原一彦さん(59、世田谷区)
「リールの故障で出来ず。人には恵まれたのに、とにかく釣れませんでした」
★鈴木邦彦さん(43、横浜市)
「ゼロです。初めてなので失敗の連続でした」
★峯田昇彦さん(53、目黒区)
「4尾。またまた大ドモで〜す(4回目)。最初は良かったんだけど竿先は折れるし、リールはグチャグチャになるし、大ドモのたたりダ!」
★皆川忠義さん(69、杉並区)
「2度も手元でバラシ。ア〜ア〜」
★新見康浩さん(46、横須賀市)
「2年連続4尾はつらいっス」
★小泉巖さん(50、茅ケ崎市)
「前半隣とのオマツリで、とったイカをずいぶん逃がした」
★渡辺二郎さん(57、江戸川区)
「仕掛けがダメだった」
★山田昭さん(56、三浦市)
「5尾。いつも失敗の連続」
★細根敏男さん(64、国立市)
「イカで100尾以上は何回もあるのに…」
★田中義行さん(32、相模原市)
「もっと勉強してくれば…」
★畑山仁志さん(35、足立区)
「今日が初めてで…」
★村上正徳さん(59、横須賀市)
「ブランコか直結かの迷いと、電動リールの不調が原因」

  • ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
  • ■特別協賛:マルキユー株式会社
  • ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイビジネスアイ、夕刊フジ、沖縄県、沖縄観光コンベンションビューロー
  • ■特別協力:ハヤブサ
  • ■協賛:パン粉のフライスター、ANA、釣具の丸勝、ティファ、トレッカ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、熱海聚楽ホテル、沖縄ツーリスト、フィールドゲート、アイシーエヌ