サンスポフィッシング・チャレンジ2007
渡辺さん563gでV シロギス5尾の重量で決定=飯岡大会
総合優勝でチャンピオンシップ出場権を獲得した渡辺英司さん
「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2007」のワンデー方式・飯岡大会が3日、シロギス5尾の重量で開催された。参加者は、3軒の船宿から6隻128人。快晴、ベタナギの海で熱い戦いが繰り広げられたが、『三次郎丸』1号船の渡辺英司さん(68、旭市)が563gをマークし、2位に14gの差で接戦を制した。渡辺さんは、11月開催予定の「チャンピオンシップ」出場権を獲得した。
20年を超す歴史を誇る大会ともなると、“常連”さんも多い。川崎市の島宗司さん(釣り歴30年、『幸丸』3号船)もそのひとり。シロギスの大会はほとんど顔を見せ、その腕を披露している。過去に「総合2位」の準優勝が4回あるという。船別3位の入賞は数知れず。そんな島さんが、ちょっと自信ありげに5尾を計りにかけた。「545g!」。審査委員長の声が響く。見守る関係者から「今日こそ、行ったかも…」。
ところが、そんな期待が砕かれるのに、大して時間はかからなかった。「これは重い。563g!」。島さんにとっては“非情”とも言える数字が出た。『三次郎丸』1号船の渡辺さん。「サンスポ大会は初出場です。検量の前に船長さん達から、結構目方がありそうだから、上位に行くかもねと言われたけど、優勝なんて全く信じられない。それより、いつもなら70、80尾釣れるのに、20尾しか釣れなくて…。こんなこと初めてですよ」と、淡々と話すベテランだ。優勝船頭になった加瀬健一船長も「今日は風と潮の流れの関係で、全体的に右舷側が良かった。渡辺さんは右舷の胴中。絶好の場所に、腕のいい人が座ってくれた」と、ニッコリだ。
大会初出場、初優勝−そんなパターンが5月27日の茨城大会から2回連続した。3日後の10日には、相模湾西地区のワンデー大会。“二度あることは三度…”なのか、“常連さん”達の巻き返しがあるのか。面白い展開になってきた。
★総合優勝=渡辺英司さん
「確かに型のいいのが揃いました。でも、今日釣ったのは20尾で、乗合船で釣る時の半分以下です。食いが浅かったですね。そんな中で優勝なんて、ラッキーとしか言いようがないです。途中から、近所の友達と、天ぷらにして食べる分だけ釣れればいいやと、無欲で釣りました。それが良かったのかも。チャンピオンシップは挑戦したい。ヒラメとかマコガレイとか、おいしい魚がターゲットなら最高ですが…」
マルキユー賞の戸嶋浩明さん(左)と船頭賞の加瀬健一船長(右)
★マルキユー賞=戸嶋浩明さん
最多尾数で争われ、戸嶋浩明さん(44、荒川区)が48尾で獲得した 「最初の小さなアタリに付いていかないと、パッと離してしまう。じっくり待って、持って行かせる感じの難しい釣りでした。25cm級が1尾、23cm級が4尾の構成。25cm前後がもう1尾いたら、ガラッと展開は変わったと思う。青イソメでも、マルキユーのアミエビでも食いは良かっただけに、何とかもう1尾大型が欲しかった。型狙いに徹して、その結果の賞なので、“努力賞”かな」
★船頭賞=加瀬健一船長(『三次郎丸』1号船)
「初めての賞です。大型狙いで、毎年型が揃うポイントを徹底して攻めた。釣り人が、それに応えてくれたのが、何よりうれしいですね。優勝者が出て、マルキユー賞が出た上に、1kgオーバーのヒラメを釣った人もいました。いいこと尽くめで、信じられない気持ちです。こうなったら、今晩は赤飯を炊いてお祝いですよ」
| 【飯岡地区大会成績】 |
| 船 宿 |
号船 |
1 位 |
成 績 |
2 位 |
成 績 |
3 位 |
成 績 |
人数 |
| 三次郎丸 |
1号 |
(1)渡辺英司 |
563 |
佐瀬 信 |
560 |
戸嶋浩明 |
550 |
19人 |
| 2号 |
木村安雄 |
428 |
鈴木茂弥 |
406 |
大木正行 |
404 |
21人 |
| 幸丸 |
1号 |
(2)並木弘剛 |
549 |
成瀬修三 |
514 |
角川義男 |
504 |
24人 |
| 2号 |
(4)関 裕之 |
537 |
荒井 康 |
535 |
飯塚正人 |
520 |
24人 |
| 3号 |
(3)島 宗司 |
545 |
篠原信男 |
519 |
高橋雅美 |
501 |
21人 |
| 太洋丸 |
1号 |
(5)竹内文雄 |
460 |
金沢 公 |
448 |
有田信一 |
430 |
19人 |
※成績の単位はグラム。1位のカッコ数字は総合順位(各船の横取り
方式)。大型5尾の重量。同重量の場合は総尾数 |
■お見事!8歳の伶奈ちゃん
「私が8尾、娘が5尾。数では私が上ですが、型は娘の方が大きいので、検量は娘のでしました」と苦笑するのは、茨城県・利根町から父娘で参加した五十嵐秀樹さん(35)と伶奈ちゃん(8)。
5歳の時から釣りを始めて、今回で10回目ながら、餌付けからハリ外しまで1人でできるほど。「今度はイサキを釣りたい」と伶奈ちゃん。なぜイサキなの? の問いに「先日イサキを27尾釣って、5位に入賞したんです。それがあるからでしょう」と秀樹さんが解説。「将来プロの釣り師にさせたい」という秀樹さんの笑顔が印象的だった。
■ホウボウ2尾も「やっぱり不満」
毎週釣りに行くという釣り歴30年の青木斉さん(64、品川区)は、40cm級と30cm級のホウボウを2尾ゲット。
意外な獲物に「満足って訳じゃないけど、結構型もいいので…」と戸惑った表情。一番好きなのは「なんといってもヒラメ釣り」とのこと。「かつて大きいのを11枚釣ったことがある」とヒラメの話になると目を輝かす。今回はシロギス14尾、ホウボウ2尾という釣果だが、「でも、やっぱり不満かなあ〜」
■ママは1尾「リベンジしたい」
「釣れるまで帰らん!」。こんな文言が背中に白地で描かれた真っ赤なトレーナーを着た古川瞳さん(30)は、市原市から夫の和文さん(38)と宰くん(8)の親子3人で参加した。
この日のトレーナーも、先日参加した大会の賞品とか。気になる釣果だが和文さんが14尾、宰くんがベラ1尾で、注目の瞳さんはかろうじて1尾。「今日は満足じゃない。リベンジしたい」と悔しそう。でも、釣れたから帰れますね!?
■仲間6人で参加…和気あいあい
成田市の斉藤光男さん(60)は、仲間6人と参加。釣果は10尾だったが、「友達と一緒に楽しく釣るのが目的なので、今日はこれで満足です。みんなも上手じゃないから、釣果はそこそこですが、こういう場で集まるのが楽しい」と満足そう。仲間たちとは、八街市など斉藤さんの家の周辺の地区に住む、気のあった人ばかりとか。集まりのあとは、お決まりの宴会かと思いきや、「みんな車で来たのでこのまま帰ります」とキッパリ。
■やったー
“良型だ! 落ちるな!”と、一気に抜き上げる参加者=千葉県・飯岡沖
- ★鈴木茂弥さん(64、川崎市)
- 「1本バリで40尾ならまあまあかな」
- ★飯塚正人さん(36、足立区)
- 「34尾。たくさん釣らせてもらい、船長さん、ありがとうございます」
- ★五木田光一さん(46、旭市)
- 「30尾でまあまあ。今日は船酔いはしませんでした」
- ★伊藤忠幸さん(39、葛飾区)
- 「餌を大きめにしてアピール。20尾でしたが、今日は食いが渋いです。型は良いんですがね〜」
- ★平岡純一さん(59、川越市)
- 「ジャリメの2尾掛けなどやってみた。20尾と釣果はまあまあ」
- ★八武崎力くん(10、江戸川区)
- 「1尾。本日が初釣り。釣れてうれしかった。竿の扱い方など教えてくれて、ありがとうございました」
- ★八武崎葉菜ちゃん(12、江戸川区)
- 「5尾。初めてなのに釣れて楽しかった」
- ★成瀬修三さん(46、川崎市)
- 「(18尾の釣果に)初めてのキスなのでこんなものかな」
- ★江頭明さん(59、杉並区)
- 「5尾。成績は出せなかったが、まあまあ満足」
■釣り天狗 トホホ・・・
- ★角川義男さん(33、千葉市)
- 「もっといい結果を期待してたけど、15尾でした」
- ★並木弘剛さん(63、松戸市)
- 「8尾。今日は渋いね」
- ★田内章さん(57、越谷市)
- 「20尾。ジャリメ、青イソメで試した。型は上々だったが、食いが渋い」
- ★瀬能一則さん(35、春日部市)
- 「14尾で今いちでした。いつもは数がでるのになあ。あまりに釣れないので仕掛けを変えすぎて時間がなくなってしまった」
- ★芝原猛史さん(48、松戸市)
- 「5尾では不満。大会は初参加です」
- ★中村由美子さん(25、つくば市)
- 「不満です…」
- ★三上政志さん(49、品川区)
- 「1本バリ仕掛けで試みましたが、10尾しか釣れず残念!!」
- ★中村和憲さん(59、つくば市)
- 「いやになるほど釣りたいものです。今日はフグを釣りました」
- ★小薬眞一さん(70、笠間市)
- 「仕掛けや餌も工夫してみたけれど、あまり釣れなかったです」
- ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
- ■特別協賛:マルキユー株式会社
- ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイビジネスアイ、夕刊フジ、沖縄県、沖縄観光コンベンションビューロー
- ■特別協力:ハヤブサ
- ■協賛:パン粉のフライスター、ANA、釣具の丸勝、ティファ、トレッカ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、熱海聚楽ホテル、沖縄ツーリスト、フィールドゲート、アイシーエヌ