2006.12.1 サンスポ記事より

 

サンスポ釣り面ニュース

サンスポフィッシング・チャレンジ2006 チャンピオンシップ
6代目グランドチャンピオンに鈴木義孝さん 40cm超BIGヤリイカ、エーゲ海切符!

総合優勝の鈴木義孝さん

「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2006」のグランドチャンピオン決定戦、「チャンピオンシップ」が11月26日に開催された(イカ3尾の重量制)。

ワンデー、ターム両方式の大会を勝ち上がった「予選チャンプ」24人が集結し、長井『栃木丸』と同『儀兵衛丸』に乗り込み、初冬の相模湾を舞台に熾烈(しれつ)な戦いを展開した。その結果、みごと「6代目グランドチャンピオン」の座を射止めたのは、鈴木義孝さん(38歳、船橋市)。1145gをマークし、2位に44g差の圧勝で、「地中海、エーゲ海、トルコ釣りツアー」の権利を手中にした。また、2位の牧野文彦さん(48歳、横須賀市)も同権利を獲得した。


極端なノリ渋りに悪戦苦闘

「2006グランドチャンピオン決定戦」の舞台は、相模湾・江ノ島沖。そこを選んだわけを『儀兵衛丸』の梶ケ谷孝宏船長と、『栃木丸』の栃木拓船長は「24人の出場者の中には、イカ釣りが初めての人や経験の浅い人が含まれている。ハードルを高くしないで、全員が釣りやすい条件で戦わせたかったから」と語る。城ケ島沖も視野に入れていたのだが、そちらは水深が160m前後。一方、江ノ島沖は120から130m。慣れない人には、10mでも20mでも浅い方が、挑戦しやすいだろうという船長達の配慮があった。


曇り空の江ノ島沖。心配された雨は、24人の熱気に恐れをなしたのか落ちてくる気配そはない。しかし、一方の主役を務める“イカ達”は、シビアな戦いを演出した。極端なノリ渋り。スタート後1時間で、規定尾数クリアはゼロ。最も早い到達者が9時23分というのだから、その苦戦ぶりがわかろうというもの。大半が、足下のバケツに1尾、2尾を泳がせたまま、激しい“つばぜり合い”を演じていた。


 大事に、大事に! いい型だぞ

最後の流しで決めた!

正午を回った。残りはひと流しかふた流しというせっぱ詰まった時間帯。ここで、とんでもないドラマの幕が開く。舞台は『儀兵衛丸』、右舷側のトモから二番目。鈴木義隆さんは2尾のまま「あと1尾がこない状態」が続いていた。12時5分。祈る様な気持ちで竿をシャクリ上げた瞬間“ズシン”。直後に“ググググッ”。「ノった! バレるな、バレるな」。船長が飛んできた。「大事に!」。そして、何と40cm超の“ビッグヤリ”が姿を見せたのだ。「よし!!」と鈴木さんの気合満点の声が船上に響く…。その瞬間、確実にグランドチャンピオンの座を手中に収めた。


熱い思いで戦い抜いた24人。一瞬だけ微笑んだ女神。その瞬間を、もののみごとに自らの手でつかみ取った鈴木さん。今年も、多くのドラマが生まれた「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2006」には、最後の最後まで、ドラマチックな幕切れが待っていた。


●総合優勝=鈴木義孝さん

「印刷会社の釣りクラブの若松会長に、“今日は頑張って来い!!”と応援してもらいました。結果が伴い最高の気分ですが、信じられない−のひとことです。イカは苦手で1年ぶり。道具もなく貸し竿で挑みました。正午までの釣果が2尾で、あと1尾のプレッシャーの中、最後の流しで一荷釣り。1尾はバラシましたが、“これで検量できる”の嬉しさが込み上げて来ました。自信? 3尾しか釣れないのに、あるわけないでしょ!? グランドチャンピオンは運でしかありません。カミさんに、トルコのお土産をいっぱい買って、自分も楽しんできます」




●総合2位=牧野文彦さん

牧野文彦さん

「実は、チャンピオンシップの対象魚がイカと聞いて、戦意喪失…。何しろ、イカ釣りの経験がなかったんです。親切、丁寧にアドバイスしてくれた船長に感謝感激です。事前にホームページや、ビデオを見て勉強はしたけど、思い通りにはなかなか釣れなくて…。運よく9時半前に規定尾数をゲットし、プレッシャーから早く開放されたのが良かった。その後も4尾釣り上げ、サイズアップに成功しました。トルコの釣りツアーは、興味があります。その前に、パスポートの期限が切れているので、すぐに更新しなくちゃ」






●総合3位=関克彦さん

関克彦さん

「いや〜、トルコまであと“46g”でした。ノリ渋りの中、ビッグスルメと、ヤリイカを3尾釣りましたが、ヤリが小さかった。バラしたのが悔しいです。ただ全力を尽くしたので満足。まぐれでアカムツの大物をゲットし、チャンピオンシップの出場権を獲得、今、この舞台にいられるだけでも幸せなんです。“熱海聚楽ホテル”のペアチケットは想定外。夫婦でゆっくりと楽しんできます」






●総合4位=木村哲夫さん

木村哲夫さん

「トルコに届かなかったねー。悔しい! 私の船は規定尾数をクリアしたのが2人だけだったので、ヤリイカ4尾は納得だけど…。また、頑張りますよ」






●総合5位=佐藤小百合さん

佐藤小百合さん

「ヤリイカ6尾は上出来です。周囲からタナを聞かれたりして、何か楽しい気分でしたね。私の過去の5、6回のイカ釣りの中では、今日が一番でした」





【チャンピオンシップ成績】
順 位 名 前 成 績
総合優勝 鈴木 義孝 1145
準優勝 牧野文彦 1101
総合3位 関 克彦 1055
総合4位 木村 哲夫 1037
総合5位 佐藤 小百合 985
ハヤブサ賞 秋葉 昭彦 865
フライスター賞 山田 龍太 818
審査員特別賞 荒木 明彦 759
マルキユー賞 能城 貞夫 747

※成績の単位はg。


●ハヤブサ賞=秋葉昭彦さん

秋葉昭彦さん

「5年前にチャンピオンシップで11位。10位までが中国・海南島招待で、残念だった。今回は6位と、確実に進歩。来年1月には結婚の予定だし、またチャレンジするつもりです」







■フライスター賞=山田龍太さん

山田龍太さん

「イカ釣りは、今日が初めて。それで7位入賞だから、うれしいですよ。最後の最後に3尾まとめて釣り上げました。いやー、ラッキー。賞品の時計は、自分の部屋に飾りますよ」








■審査員特別賞=荒木明彦さん

荒木明彦さん

「チャンピオンシップは初出場です。ノリが浅く、途中で何尾かバラしました。その中に大型がいたのかも…。ちょっと残念ですね。来年もまた出場できるように、チャレンジします」








■マルキユー賞=総合9位で能城貞夫さんが獲得」

能城貞夫さん

「もし、対象魚がイカ以外だったら参加しませんでした。イカは得意な釣りで、昔は“束釣り”をよくしたものです。今日は最初に釣れたのがスルメで、次はスルメとヤリイカの変則ダブル…。これでは検量の対象にならないので、必死でした。1時間30分前に、待望のヤリイカをゲットしたが、これが小さかった。でも、諦めていただけに入賞はうれしいです。これからも体の続く限り釣りをしていきたい」





大会参加者

▼『栃木丸』=栃木拓船長、中村俊也審査員

秋葉昭彦(横浜市)、坂本浩一(横浜市)、木村哲夫(市原市)、庭野勝栄(袖ケ浦市)、森川共也(杉並区)、芝宏城(藤沢市)、水書強(川口市)、三反田隆(横浜市)、坂本均(船橋市)、落合秀光(横浜市)、三浦武(相模原市)、本堂信儀(船橋市)


▼『義兵衛丸』=梶ケ谷孝宏船長、豊田勝審査員

森田美明(豊島区)、後藤清司(茅ケ崎市)、佐藤小百合(長野県御代田町)、能城貞夫(君津市)、大塚晴夫(松戸市)、早川守(横浜市)、荒木明彦(昭島市)、国井六郎(千葉市)、関克彦(大田区)、牧野文彦(横須賀市)、鈴木義孝(船橋市)、山田龍太(逗子市)


▼本部船=『やまはち丸』=出口訓船長


▼当日の状況=曇り、ベタナギ、北寄りの風少し

  • ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
  • ■特別協賛:マルキユー株式会社
  • ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイ ビジネスアイ、夕刊フジ、トルコ共和国大使館
  • ■特別協力:ハヤブサ
  • ■協賛:パン粉のフライスター、熱海聚楽ホテル、釣具の丸勝、ティファ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、トレッカ、アイシーエヌ、ユーハウス