2006.11.11 サンスポ記事より

 

サンスポ釣り面ニュース

サンスポフィッシング・チャレンジ2006
森直樹さん カワハギ3尾ビッグ933gで圧勝=相模湾東地区大会

「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2006」の相模湾東地区大会が5日、カワハギ(3尾の重量制)を対象に開催された。今年最後のワンデー方式大会は、7軒の船宿から15隻、308人が参加。マンモス大会を制したのは『まごうの丸』1号船の森直樹さん(37歳、横須賀市)。26.5cm、25.5cm、19cmを揃え933gで、2位に35g差の圧勝だった。総合2位の『椿丸』1号船早川守さん(39歳、横浜市)、ボーナス船(『池田丸』1号船)を制した芝宏城さん(50歳、藤沢市)も大会規定で、11月26日開催の「チャンピオンシップ出場権」を獲得した。


総合優勝の森直樹さん

極度の濁りでノリ渋り

“餌泥棒”と称されるカワハギ。アタリもないのに、餌だけが盗られている−参加者にとっては、この上ない強敵が相手なのだ。いかに自分のペースを守るか。それは、襲い来るストレスとの戦いでもある。


日中は穏やかに晴れ渡り、絶好の釣り日和。ところが船上では「あれ? もう餌だけ取られてる」「いつの間に…」「アタリがわからない!」。タタキ釣りや、タルマセ釣りに、最も素直な誘い釣りと、あの手この手で勝負を挑む。合わせのタイミングを計り、空合わせを実践し、試行錯誤の繰り返し。思い出したように竿先を引っ張り込むカワハギ。焦ったらダメ、諦めたらダメ…何とか、規定尾数の3尾をと、参加者の我慢が続いた。


最終検量。船によるムラがはっきり。船別1位が480g台もあれば、船別3位でも780g台を記録した船もある。中には「31cm」のMAXに近い“ビッグ”も釣り上げられた。しかし、残り2尾がワッペンサイズで、天を仰ぐ。その姿に、参加者は同情の声を惜しまない。いかに厳しい戦いだったかを物語る。

26.5cm、25.5cm、19cmのビッグ3尾を揃えた森直樹さん。三橋船長の「数より型狙いでポイントを選択した」という期待に、もののみごとに応えた。“大会初参加で総合優勝”−マニアックなターゲット・カワハギの大会らしい結末で、今年のワンデー大会は幕を閉じた。


●総合優勝=森直樹さん

「大会は初参加。開始30分で26.5cmのビッグ。その30分後に25.5cmのビッグ。でも、あと1尾がなかなか釣れなくて…。ものすごいプレッシャーの中、ラスト30分でワッペンサイズが来ました。今、最高の気分です。マウンテンバイクは、小学校5年生の息子にプレゼント。息子も大喜びしてくれるでしょう」


●総合2位=早川守さん

「昨年の大会は544g。7g差で船別2位でした…。今年は898gで1位になり、総合でも1位に35g差の2位。上出来です。近所に頼まれたお土産も5尾ゲットして確保できました。チャンピオンシップでは、全力を尽くし上位入賞を目指しますよ」


●船頭賞=三橋勇樹船長

「いやー、初めて、初めてですよ。15回ぐらい出ているけど、初受賞です。数は少ないけど、釣れれば良型というポイントを選んで攻めました。それが、結果的には良かったんですね。潮が流れなくて、難しい釣りになっただけに、うれしさも倍です。来年も狙います!」

●マルキユー賞=『萬司郎丸』2号船に乗船した松辺進さん(49歳、草加市)が獲得

 「え、本当に? ラッキーのひとことです。今日は友人に誘われて来ました。3、4カ月前に釣りを覚えたばかりで、船釣りは2回目。大会があることも知りませんでした。欲がなかったのが幸いしたのかな。こんな嬉しい“経験”をさせてもらったら、“船釣り”にハマッちゃいますよ」


【相模湾東地区成績】
船 宿 号船 1 位 成 績 2 位 成 績 3 位 成 績 人数
まごうの丸 1 (1)森 直樹 933 川端 英昭 750 黒須 大文 650 26
2 (5)古澤 喜代司 852 山口 政雄 748 柏之間 修 696 21
萬司郎丸 1 (4)山中 憲一 879 杉野 明博 863 清水 良之 787 22
2 ★松辺 進 798 大森 吉則 798 斉藤 秀一 699 26
池田丸 1 ◎芝 宏城 783 須藤 光義 767 戸田山 伸一 764 30
2 佐野 明男 683 町田 秀介 675 田口 浩司 655 22
椿丸 1 (2)早川 守 898 渡部 栄 692 福島 寛子 688 24
2 石井 慎二 703 小澤 貞雄 530 16
3 佐久間 紀元 840 樋口 修司 629 西村 脩 618 13
清兵衛丸 1 (3)小林 牧夫 887 岩井 隆博 850 大久保 詔 735 12
勝蔵丸 1 中川 雄剛 483 永田 哲也 460 村山 雅一 446 17
海楽園 1 鈴木 和美 837 東出 昇一 607 小山 武夫 571 28
2 長内 幸一 623 堀田 圭 551 椎名 英樹 543 22
3 斉藤 正弘 637 武内 俊彦 542 矢代 邦弘 528 13
4 清水 洋一 746 金子 博之 636 望月 雅弘 602 16

※成績の単位はg。1位の丸数字は総合順位(各船の横取り方式)。同重量の場合は最大型1尾の重量。★はマルキユー賞、◎はボーナス船


■もうひとつのバトル 〜CSへの道〜
 芝さん783gで出場権獲得

上野ひとみさん(左)と芝宏城さん

上野ひとみさんが乗ったのは、『池田丸1号船』。参加船の中で唯一30人が乗船し、29人に“ボーナス”チャンスがあった。それを手中にしたのは、芝宏城さん(50歳・藤沢市)。8尾(783g)を釣り上げ、2尾で規定尾数に達しなかった上野さんを圧倒した。

「昨年はおデコ。それも含めてカワハギ釣りは3回目。今回は、上野さんのカワハギ釣りのテレビなどで勉強はしたが、8尾はラッキーそのもの。カワハギより、チャンピオンシップのイカの方が経験は多いです」

★上野ひとみさん「途中で、自分のペース乱しました。そこから“悪夢”が始まった。周囲の釣り人を見たら、誘い控えめの方がアタリが多いような気がして、まねちゃったんです。それが大失敗。やはり、大一番では、普段通りの釣りを心がけることが大事なんですね。トホホ…って感じです」






■渡部さん母娘2人で4尾ゲット

渡部さん母娘

練馬区から大会初参加の渡部真美さん(40)と、3女の翔美子さん(11)は、母娘2人で、カワハギ4尾を釣り上げた。真美さんは、急用で来られなくなったご主人の“代役”。

実は長女の由季菜さん(14)は、「07年サンスポ釣りカレンダー」の表紙に決定。

「姉に続いて新聞に載ったら、新聞を親戚中に配ります」と妹も興奮気味だった。






■仲良しグループ、今夜は祝杯

金子夫妻ら仲良しグループ

鎌倉市から初参加の金子峯彦さん(70)、恵美子さん(58)夫妻と、娘婿の田中誠志さん(36)ら2人の友人の“仲良しグループ”は、酒、麻雀、犬の散歩が共通の趣味。

釣り歴は、半年で「岸壁でハゼ、シロギス、渡りガニなど釣ってるうち面白くなった」そうだ。

金子夫妻は4尾のカワハギを抱えて「今晩は肝で和えた刺身で祝杯です」







■初出場桜井さん、親子で計6尾

桜井さん親子

地元・藤沢市からやってきた桜井透雄さん(41)と長男・優樹クン(10)は、大会初出場ながら父4尾、息子2尾の計6尾を釣り上げた。

「今年1月のアジ釣りが初めてでしたがオデコ。それが口惜しくってネ。きょうはビギナーズラックみたいなもの」と父が言えば、息子も「釣りはアタリと引きが面白い」と感想を口にした。







■やったー

★早川守さん(39歳、横浜市)
「ずっとオデコだったので、5尾なら満足。仕掛けは市販品に限る。釣果も船頭次第」
★大熊徹さん(38歳、世田谷区)
「カワハギ2尾ならまあまあ。皆さんにいろいろ教えていただきありがとうございます。勉強になりました」
★矢代邦弘さん(49歳、品川区)
「食い渋りの中、4尾ならまずまず。最初は餌取りばかり。ハリスを短く、竿先を揺らさず、ラインもたるませ気味にしたら大型がきた」
★佐藤功さん(34歳、練馬区)
「お天気もよかったし、2尾ならまあまあでしょう」
★横山理恵さん(33歳、練馬区)
「去年は0、ことしは大型1尾を含み8尾。成長しました。ハイ!」
★長谷川清一さん(42歳、横須賀市)
「本命0でも、まあまあ。釣れなくても笑顔でいられる」

「慎重に、慎重に…」。玉網取りされてひと安心。1尾の価値がとてつもなく高い大会でした=相模湾・江ノ島沖

■釣り天狗 トホホ・・・

★飯田一弘さん(63歳、幸手市)
「3尾じゃ不満。自分の腕が悪いと思う」
★大島匠さん(13歳、世田谷区)
「メジをやった後だったので、合わせがダメだった。不満!」
★望月雅弘さん(47歳、横須賀市)
「4尾じゃ不満。特に大型にハリスを切られたのが…」
★西町龍三さん(42歳、川崎市)
「5尾、不満。大ドモを引いたので、プレッシャーがかかった。言い訳です…」
★蓑島とも子さん(53歳、平塚市)
「オモリをキンキラにしたが、小型3尾じゃねぇー」
★峯田昇彦さん(52歳、目黒区)
「1尾。替えバリをいっぱい作ったのに釣れたのはベラ、ベラ、ベラ…。疲れたし、腰が痛いヨ」
★佐藤祐喜子さん(27歳、練馬区)
「ひたすら自分のペースで。ゲンをかついで、ソースカツを食べたのに、3尾では不満ですよ」

  • ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
  • ■特別協賛:マルキユー株式会社
  • ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイ ビジネスアイ、夕刊フジ、トルコ共和国大使館
  • ■特別協力:ハヤブサ
  • ■協賛:パン粉のフライスター、熱海聚楽ホテル、釣具の丸勝、ティファ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、トレッカ、アイシーエヌ、ユーハウス