2006.7.31 サンスポ記事より

 

サンスポ釣り面ニュース

サンスポフィッシング・チャレンジ2006
三浦さん イカ5尾1666gで圧勝=長井地区大会

「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2006」のワンデー方式、長井地区大会が23日、6軒の船宿から9隻127人が参加して開催された。イカ5尾の重量制による戦いだったが、極端なノリ渋りに、全員が大苦戦。そんな中、三浦武さん(44歳・相模原市)が1666gで圧勝。11月開催予定の「チャンピオンシップ出場権」を獲得した。


総合優勝の三浦武さん

極度の濁りでノリ渋り

雨。時折、本降りを思わせる中での出船になった。21日、大会2日前。急きょ、釣り場の範囲に関しての話し合いがもたれた。そして、「江ノ島沖〜剣崎沖」という事前の決定事項に、「洲崎沖」が追加された。“お化け”と評される、イカの大会らしいひとこまだった。


6時20分。9隻がまず目指したのは城ケ島沖。しかし、長期間にわたって降り続く雨水が流れ込んだ海は、極度の濁りに侵されていた。イカ釣りの条件としては、最悪だ。早々に9隻は、さらに20〜30分南下して、洲崎沖へ。ここも濁りはあるが、城ケ島沖ほどではない。本格的な戦いの火ぶたが、開始から約1時間半遅れて切って落とされた。

「顔を見たよ!」「2、3人が巻き出した!」−やっと参加船から威勢のいい無線が流れ、活気付いた。参加者は、降り続く雨の中、規定尾数の5尾を目指してシャクリを繰り返す。通常なら、5尾程度は3、4回の投入でゲットできる数なのだが…。「最近の釣れっぷり、この日の潮の濁りから苦戦は覚悟した。そして、同じ苦戦なら、ビッグが多い洲崎沖に望みをつないだ」と、『春盛丸』の沼田孝章船長。三浦さんも「終了1時間前に40cmのビッグを釣ったが、それでも自信は持てなかった」。自然が見せたこれ以上ない厳しい顔。そんな中で戦いを挑み、勝利の栄冠を掴んだ2人に、素直に称賛の拍手を贈りたい。


●総合優勝=三浦武さん

「今日はスルメ様々です。優勝できたのは運しかありません。9時までに5尾釣れたけど、型はそこそこ。自信は全くなかった。終了1時間前に釣れた40cmが決め手になったかな。『春盛丸』は猛者揃い。そんな中で船別1位は光栄のいたり。まして総合優勝は今後の自信にもなります。チャンピオンシップも頑張ります」


船頭賞の沼田孝章船長(左)とマルキユー賞の田村公一さん

●★船頭賞=沼田孝章船長(『春盛丸』)

「いやー、この賞は14、15年ぶりですよ。城ケ島沖にイカがいるのは間違いないが、きつい濁りで群れを探せない。そこで洲崎沖…。苦しい大会でした。でも、そんな大会を勝てたのだから、喜びも二倍です。お客さんも、飽きずに、最後までよく頑張ってくれました。特に、三浦さんには、感謝ですね」

●マルキユー賞=『徳丸』の田村公一さん(44歳、台東区)が、最多尾数7尾で獲得(船別1位を除く)

「仕掛けはオリジナルの直結仕掛け。8時30分までに5尾釣れたけど、トータルは7尾。ノリが渋く、バラシが3回あったのが悔しいです。昨年の大会も船別2位。今年も2位で諦めていただけに、この賞は想定外。家族と友人に自慢できますね」


【長井地区成績】
船 宿 号船 1 位 成 績 2 位 成 績 3 位 成 績 人数
徳丸 1 (2)目黒 誠志 1601 15
儀兵衛丸 1 16
栃木丸 1 11
春盛丸 1 (2)三浦 武 1666 吉野 晴仁 1401 17
やまはち丸 1 18
2 13
3 (3)川村 匡哉 1501 10
佐円丸 1 (4)外山 雅弘 1312 17
2 10

※成績の単位はg。1位の丸数字は総合順位(各船の横取り方式)。同重量の場合は総尾数


■居酒屋「大舟」 のれず“オデコ”

斉藤ルエさん

横浜市で居酒屋「大舟」を営む斉藤ルエさん(60歳)は、夫の康雄さん(69歳)ら店の客5人で参加したが、な、なんと「釣果0」のオデコ集団だった。「雨は降るし、船は迷走するし、海にはイカがいないし…」と長嘆息だ。

店では和食の調理を担当するルエさん。「今年5月には西伊豆で8kgのマダイを釣ったのヨ。エエ、ストレス解消にもなるし、週3回は釣りに出ます」というほどの釣り好き。

本来は獲物を酒の店の肴として、客に振る舞うが、この日は、5人の参加費・大枚?万円が文字通りの“海の藻屑”と消えた。






■調理師の馬場さん 高級外道にニッコリ

馬場正勝さん

『栃木丸』で本命は1尾だったが、東大和市から参加の馬場正勝さん(57歳)は、意気揚々下船。手には“外道”ながら約40cmのカガミダイがキラリ。洲崎沖でグーンと竿がしなった時は「イヤー、てっきりイカの多点掛けと思った」とは、豊田審査員。本人も「イカ5杯だ!」と確信したほど。

だが、釣り上げたところ「刺身にムニエルに最高です」という高級魚。実は馬場さんは東京医療生活協同組合(中野総合病院)で38年、和食の調理師を務めるグルメのプロ。

「釣り以外に趣味ないからね」と100万ドルの笑顔を振りまいた。







■初参加の外山さん ラスト一荷で総合4位

外山雅弘さん

「ハ〜イ、上げてくださ〜い」。無情にも、『佐円丸1号船』の柳下昌則船長が納竿の大声を張り上げた。横浜市から初参加の外山雅弘さん(45歳)は「3尾だったので、計量の5尾に届かずガッカリしてた。そしたら、エーッ、うそだろうという感じ。重いんですよ」。

何とスルメイカが一荷(2尾)で釣れているではないか。サッカーでいえば、ロスタイムで2点をゲットした様な奇跡だ。

「通信関係の会社の同僚3人に連れられて来たんだけど、総合4位とは…」。抱えきれない賞品の山に感激しきり。







■やったー

★野村幸造さん(横浜市、59歳)
「イカに元気が無かったのでボウズだったが、参加しただけで満足です。でも、サンスポのイカ釣り大会は、毎年、なぜ釣れないの?」
★秋元恭彦さん(横浜市、46歳)
「船頭は随分頑張っていたけど、しかし、当たらず。お天気も悪かったし、こんなもんでしょう」
(雨は降るし、ウネリもあって諸条件が悪かったようで、“やったー”は、わずか2人でした)

よし、良型だ! 思わず笑顔がこぼれる外房・勝浦沖

■釣り天狗 トホホ・・・

★豊島卓也さん(相模原市、33歳)
「スルメ3尾じゃ不満ですね。ダブルを狙って全部バラシ。本当は4尾だったかも」
★吉野晴仁さん(横浜市、57歳)
「きょうの審査員の方は、回っていろいろアドバイスをしてくれた。結果、スルメイカ5尾。でも不満だな」
★坪松達男さん(大和市、63歳)
「前回のアジ釣りで竿を折ったが、ヤクルト戦の切符も頂き、保険もおりて最高の気分だったのに、スルメ1パイのみ。帰って1パイやるか…」
★高堰清さん(横須賀市、65歳)
「大きいのを狙って、仕掛けの間隔を長めにしたが、全く反応なしのオデコだよ」
★松本重幸さん(横須賀市、61歳)
「最初の予定の9日は、祭りと重なっていた。今日に延期されたので喜んで出てきたが、スルメイカの顔を見なかったよ…」
★平野元臣さん(綾瀬市、47歳)
「イカ1尾。竿は折るし、最悪!」
★伊澤義春さん(藤沢市、56歳)
「頭もボーズ、イカもボウズ。大変でした」
★梅澤克芳さん(市川市、48歳)
「スルメ1尾のみ。カガミダイが釣れたけど、メダイならもっとよかったのに…」
★村田晴久さん(中野区、56歳)
「オデコじゃ不満だよ。何を書けっていうんだ!」
★森園崇雄さん(朝霞市、53歳)
「不満だな、イカ2尾。イカをノッけても、オマツリでバラシ3回。残念!」
★小菅義弘さん(横浜市、39歳)
「スルメイカ2尾。最低。また、1年修行やり直しです」
★永井秀夫さん(大和市、28歳)
「スルメ3尾。計量の5尾まで行こうと久々にしびれた!」
★田中大雄さん(町田市、44歳)
「スルメイカ1尾。釣れなさ過ぎるのか? 釣れないのか? 難しい?」
★永津裕嗣さん(葉山市、62歳)
「今年のスルメは全くダメみたい。ムラがあり過ぎる」
★峯田昇彦さん(目黒区、52歳)
「イカ2尾じゃケンカもできねぇな」

  • ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
  • ■特別協賛:マルキユー株式会社
  • ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイ ビジネスアイ、夕刊フジ、トルコ共和国大使館
  • ■特別協力:ハヤブサ
  • ■協賛:パン粉のフライスター、熱海聚楽ホテル、釣具の丸勝、ティファ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、トレッカ、アイシーエヌ、ユーハウス