2006.7.6 サンスポ記事より

 

サンスポ釣り面ニュース

サンスポフィッシング・チャレンジ2006
国井さん イサキ3尾で1332gぶっち切りV=外房地区大会

「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2006」のターム方式「横須賀東部」大会が18日、5軒の船宿から12隻183人が参加して開催された。大型アジ3尾の重量で争われた大会は、規定尾数クリアが49パーセントというシビアな戦い。制したのは『五郎丸2号船』の牧野文彦さん(47歳・横須賀市)で、1276g。2位に100g以上の差をつけ、11月開催予定の「チャンピオンシップ」への出場権を手中にした。また、ボーナス船制度から、『海楽丸1号船』の大塚晴夫さん(58歳・松戸市)も同出場権を獲得した。


11隻175人が参加

昨年、一昨年とこの大会を制したのは平石志津子さん。その平石さんの顔も、ホームグラウンドである川津『鈴丸』の船上にあった。大会関係者はそろって、「同一大会の3年連続制覇は記憶にない」と証言する。達成されれば、まさに“サプライズ”。大会史上類をみない快挙になる。これほど勝敗の行方が注目された大会も、前代未聞と言えよう。


急激な潮音低下に四苦八苦

そんな緊張感が漂う検量会場に、大きなどよめきが起こった。「1332g!」の声が響いた瞬間だ。ビッグイサキ3尾を引っさげて登場したのは、国井さん。35cm、34.5、34cm。このサイズになると、1尾を釣り上げるのでさえ困難が伴う。まして、この日の勝浦沖周辺は、急激な潮温の低下に見舞われていた。「好調に釣れていた4、5日前に比べると2、3度下がってしまった」と、勝浦『八幡丸』の平山衛店主。当然、食いは渋い。食っても小さいの悪循環。国井さんも「食いが渋かったので、まずはアタリを出すことを優先させ、バラシは覚悟で1.5号の細ハリスの仕掛けを使った」という。まさに、作戦的中! の瞬間だ。

確かに、1尾とか2尾までは、ビッグを揃えた参加者がいた。しかし、3尾までは…。国井さんは「大型が揃ったのは運」と、謙虚に語ったが、それを呼び込んだのは、確かな“ウデ”。それこそが、賞賛されるべきだろう。


●総合優勝=国井六郎さん

「先週、練習でイサキを釣りに行き、デカイのばかり釣れたので、“運”を使いきったと思ってました。体がデカイと、釣れる型もデカイんですかね? 今日は気分もデカイです。さっそく釣り仲間に報告して、今日の新聞を買うように努力します。チャンピオンシップは、選ばれた人たちがいける神聖な場所。私にその“器”があるかどうかわかりませんが、全力を尽くし頑張ります」


●★船頭賞=木原義一船長(『義丸』)

「いや〜、今日は胃が痛くなる思いがしました。潮が流れず食い渋り、20人中5人が規定尾数クリアできなかったのが残念でなりません。優勝した国井さん、本当にオメデトウございます。チャンピオンシップでも全力を尽くし頑張って下さい」

●マルキユー賞=最多尾数38尾で『寿々木丸』の杉本剛さん(45歳、府中市)が獲得

「大会出場は7回目。抽選で左舷大ドモを引きラッキーでした。船長の指示ダナを正確に守り、大正解。終日、追い食いさせることに専念し一荷、トリプルの連続でした。時折り、大型狙いで指示ダナよりも少し上を狙ったけど、大型3尾揃えるのは難しかった。上位入賞を諦めていただけに、この賞がもらえて最高の気分です」


【外房地区成績】
船 宿 号船 1 位 成 績 2 位 成 績 3 位 成 績 人数
小沢丸 1 中石 慶二 894 鈴木 新太郎 841 小林 靖典 811 15
寿々木丸 1 (3)森川 共也 998 矢島富志男 933 中山 雄二郎 841 16
八幡丸 1 (4)五十嵐 力 994 浅野 義隆 906 岡本 和広 891 20
宏昌丸 1 八木 英之 891 露崎 康廣 700 武田 鉄雄 521 19
2 田内 章 651 渡部 邦夫 598 10
鈴丸 1 平石 志津子 844 成田 秋彦 712 長谷川 主計 691 19
不動丸 1 (2)石崎 勉 1045 亀田 光雄 1022 松崎 敏行 969 20
2 榛葉 義明 887 内山 年光 799 菅根 潤 791 8
美法丸 1 加藤 幸穂 640 8
太平丸 1 (5)福田 勝 897 高橋 多作 809 山下 章 804 20
義丸 1 (1)国井 六郎 1332 緒畑 喜夫 1285 飯田 雅夫 1241 20

※成績の単位はg。1位の丸数字は総合順位(各船の横取り方式)。同重量の場合は総尾数


■外房特有の“ウネリ”に負けた…それでも船別1位!平石さん

“勝浦V3成らず!”−サンスポ千葉マラソン(ハーフ)の常連で、八千代市の夫婦別姓、平石志津子さん(43歳)は、夫の志村一さん(48歳)と参加。だが、外房特有の“ウネリ”に負けて「(船酔いで)コマセまきながらやっちゃいました」(志津子さん)そのためイサキ5尾止まり。検量も844gと平凡な釣果だった。

勝浦では一昨年がイカ、昨年がイサキで連続総合1位に輝き、豪州旅行などをゲットしているが、今年でSTOP。

それでも『鈴丸』の船別1位に食い込むあたり“女アングラー”の鏡?






■下町コンビ満足…リフレッシュできた

墨田区の梶田俊久さん(42歳)=電気工事技師=と、江東区の伊藤明子さん(39歳)=無職=の“下町コンビ”は、2年前から「釣り&飲み仲間」だ。

今回は「6月いっぱいで無職になったんで、心を癒したい」という伊藤さんの希望で大会参加。2人合わせて7尾(梶田さん3、伊藤さん4)のイサキを釣り上げた。

「釣りこそ人生!」と断言する梶田さんに対し、十分に傷心が“癒された?”伊藤さんは「塩焼き、味噌汁で美味しく食べられます」と笑顔を取り戻していた。







■常連も嘆き節 2人で5尾では…

葛飾区の金町駅前で焼肉主体の居酒屋「大力」を営む秋山健一さん(65歳)は、八潮市の小倉宏国さん(67歳)と参加。2人は、一昨年解散したが、35年間続いた「大力釣友会」の主力メンバーで、サンスポの大会でも上位入賞の常連さん。

だが、この日は「オマツリ多くて困ったよ。食いが渋かったな」という秋山さんが2尾。「東京湾の方がいい。金沢八景では、シログチの船別1位だったのに今日のイサキは3尾。計量も500gじゃなぁ…」。

2人は異口同音に“厄日”を嘆いていた。







■やったー

★五十嵐力さん(江東区、65歳)
「餌をやや大きめにしたのが良かったのか、本命13尾なら上々ですよ」
★川村繁さん(台東区、42歳)
「船長、審査員とも親しみやすく、気さくだったし、満足な釣りだった。過去にイサキの仕掛けで、シマアジが釣れたけど、今日は別に変わった外道なかった」
★長谷川主計さん(千葉市、56歳)
「特に感想は無いけど、14尾ならまあまあでしょう」
★有家義信さん(千葉県大多喜町、57歳)
「潮悪く渋い中、本命のイサキ2尾なら、まあまあでしょう」(無欲というのでしょうか?)
★道竹肇さん(板橋区、66歳)
「イサキ6尾。過去には竿を流したりする失敗もあったが、今日は大会参加3回目で、やっと計量できますよ」
【注】この日は、急激な潮温低下で食いが渋く「満足いく人」が少なかったようです。

■釣り天狗 トホホ・・・

★岡本和広さん(市原市、39歳)
「1回で3尾クリアーしたけど、7尾じゃ…」
★澤村健吾さん(草加市、67歳)
「船宿の仕掛けは最高だけど、イサキ2尾じゃあ、今夜のオカズが不足です」
★佐々木忠勝さん(墨田区、54歳)
「最初の1尾を船べりでバラしてしまい、それで検量できず、2尾止まり…。ぐやじぃ」
★古川和文さん(市原市、37歳)
「イサキ1尾。退屈で、眠かった」
★安藤晴久さん(さいたま市、60歳)
「オマツリ3回。本命3尾じゃ不満です。大会はダメ」
★卜部孝男さん(さいたま市、57歳)
「8尾では不満。10年来参加してるが、マルキユー賞1度だけ。口惜しいよ」
★田中大雄さん(町田市、44歳)
「4尾。厳しい成績でした。1尾はデカかったけど、あと2尾がダメ!」
★勝又勲さん(東村山市、67歳)
「イサキ10尾は不満だが、渋い中、船長が反応探してくれたお陰です。お疲れさん」
★佐野正さん(船橋市、69歳)
「先週は50尾クリアしたのに、6尾では不満。餌を大きくしても成果なし!」
★丸隆さん(浦安市、63歳)
「6尾。非常に残念でした。先日、友人の釣果を酒のネタにしたバチが当たりました」
★渡辺光雄さん(江東区、57歳)
「たった5尾とは…。イサキは過去に優勝した“縁起”いい魚なんだけどなぁ…」

  • ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
  • ■特別協賛:マルキユー株式会社
  • ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイ ビジネスアイ、夕刊フジ、トルコ共和国大使館
  • ■特別協力:ハヤブサ
  • ■協賛:パン粉のフライスター、熱海聚楽ホテル、釣具の丸勝、ティファ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、トレッカ、アイシーエヌ、ユーハウス