2006.6.22 サンスポ記事より

 

サンスポ釣り面ニュース

サンスポフィッシング・チャレンジ2006
牧野さん 大型アジ3尾で1276g初栄冠=横須賀東部地区大会

「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2006」のターム方式「横須賀東部」大会が18日、5軒の船宿から12隻183人が参加して開催された。大型アジ3尾の重量で争われた大会は、規定尾数クリアが49パーセントというシビアな戦い。制したのは『五郎丸2号船』の牧野文彦さん(47歳・横須賀市)で、1276g。2位に100g以上の差をつけ、11月開催予定の「チャンピオンシップ」への出場権を手中にした。また、ボーナス船制度から、『海楽丸1号船』の大塚晴夫さん(58歳・松戸市)も同出場権を獲得した。


総合優勝の牧野文彦さん

12隻183人が挑戦

南西風、一日雨の予報が外れて、海上は無風。さらに11時半までは、一滴の雨もふらなかった。絶好ともいえる条件で、シビアな戦いの幕が開いた。

3尾をどうやって釣らせるか−各船長に共通した“課題”だった。最近の久里浜沖周辺のアジ釣りは、どの船も苦戦を強いられている。「船中で10尾なんてこともある」と、笑えない話も時々あるという。そんな中での大会。どんな結末が待っているのか、誰にも予想がつかなかった。


2位に105gの大差

優勝者を出した『五郎丸2号船』の福本善行船長は、「最近のアジの釣れっぷりから、作戦なんて立てられなかった。出たとこ勝負。まさに行き当たりばったりでした」。大半の船長が同じ気持ちだったようだ。優勝の牧野さんも「5年前からこの大会に出ています。船別3位もなかったのに、いきなりの総合優勝なんて…。ただただびっくりです」と、驚きを隠さない。10時ちょっと前から30、40分だけトロッと潮が流れたという。『五郎丸2号船』では、その時にバタバタッと良型が食った。その一瞬を生かした牧野さん。2位に105gの大差をつけて、シビアな戦いにケリをつけた。

また、ボーナス船制度も実施された。『海福丸1号船』で、ゲストの上野ひとみさんとガチンコ勝負。船別1位になった大塚さんが、上野さんに102gの差をつけ、みごと「チャンピオンシップ」出場権を獲得した。


船頭賞の福本善行船長(左)とマルキユー賞の上村孝司さん

●総合優勝=牧野文彦さん

「過去に船別3位もないのに、いきなり総合優勝なんて。周囲も同じような型を上げていたので、まさか! 何で私が!! というのが実感ですね。ま、アジは得意種目なので、チャンピオンシップもアジで…。とにかく、トルコを目指して頑張りますよ」


●船頭賞=福本善行船長(『五郎丸2号船』)

「何事も最後まで諦めないことが大事ですね。潮が流れず食い渋りの中、ラスト10分でみごと“ビッグ”を手中にした神林さん。本当におめでとうございます。そしてありがとう。大会で船頭を務めたのは初めて。それで優勝なんて…。プレッシャーもあったけど、それ以上に参加者が、最後の最後まで諦めない姿勢に感動しました」

●マルキユー賞=最多尾数10尾で『海福丸2号船』の上村孝司さん(56歳・横須賀市)が獲得

「初めて参加しました。いやー、うれしいですよ。左舷の前から2番目で、釣り座も良かった。それに、上乗りさんから“タナ取りに注意して”のアドバイス。それを守ったのが、この賞につながったと思います」


【横須賀東部地区成績】
船 宿 号船 1 位 成 績 2 位 成 績 3 位 成 績 人数
久里浜
黒川丸
1 (5)南 正男 1069 高嶺 勝幸 1061 藤元 輝夫 999 20
2 (2)中里育義 1171 荒木由隆 1098 前田耕作 1069 14
3 (3)松本秀文 1140 近藤 学 950 岩城 繁典 930 13
五郎丸 1 (4)山崎仁郎 1139 石毛雅晴 940 大河内裕史 923 15
2 (1)牧野文彦 1276 牧田 卓 1272 橋本幸夫 1269 14
3 藤田睦美 981 大塚一久 915 石井和雄 870 13
4 大久保 詔 857 石原邦彦 840 秋元輝二 820 11
又エム 1 石田隆男 870 近藤忠男 865 15
海福丸 1 大塚晴夫 924 押川忠雄 804 水野修三 750 18
2 江川耕二 896 上村孝司 830 石倉正義 802 14
こうゆう丸 1 ティム・ストーバー 830 奥村真一 811 田丸清治郎 487 19
2 古川英樹 564 青木 光 504 鹿野又健二 482 17

※成績の単位はg。1位の丸数字は総合順位(各船の横取り方式)。同重量の最大型1尾の重量


■もうひとつのバトル 〜CSへの道〜
 ボーナス船ラスト1時間で明暗

上野ひとみさん(左)と大塚晴夫

今回は、上野ひとみさんが『海福丸1号船』に乗った。その上野さん、マジで悔しがる。「終了1時間前まで、3尾の規定尾数をクリアしたのは、船中で私1人。このままいけば、ボーナス船で初めてゲストが勝つという“快挙”になると思ったのに…」。

状況は、残り30分で逆転した。上野さんを悔しがらせたのは、924gで船別1位を獲得した大塚さん。「上野さんに勝ったんだから、そりゃー、うれしいですよ。納竿の1時間前まではオデコだったんです。最後の最後にビッグが釣れて、自分でも“まさか!”の感じ」。

★上野ひとみさん「ラスト1時間で“天国から地獄”です。釣りにアクシデントは付き物ですが、こんなに悔しい思いは記憶にない。だから、大塚さんには、チャンピオンシップでも頑張ってもらいたいですね」






■米国人の親子もチャレンジ 船別1位…バーボンで乾杯だ

ジャック・ストーバーさんと息子のティムさん

横須賀市のエンジニア、ジャック・ストーバーさん(62歳、JACK・STOVER)は、息子のティム(36歳、TIM=溶接工)と2人で参加した。

14年前に来日した2人は、米国カリフォルニア州サンタモニカ時代に釣りを覚えたそうで、この日は、ティムが船別3位に食い込んで賞品をドッサリ。

「今夜はパパとアジの塩焼きと、バーボン(ウイスキー)で祝杯です」と片言の日本語で話していた。






■45cmマダイに大満足 本命は1尾も見事な五目釣り

大泉健三さん

「12時半頃かな、グググッと来たんで大サバと思ったんだよ」と足立区の大泉健三さん(62)だ。

5分ほどのやり取りで、何と釣り上げたのは45cmのマダイだった。過去に2度トライしてマダイの顔を「見たこと無かった」だけに、興奮して自分で玉網取りしたという。

本命のアジは1尾だけだったが、マダイのほか、カサゴ、メバル、イワシ、トラギスと見事な“五目釣り”を披露した。

「大会は何度も参加してるが、今日が最良の1日です」。







■やったー

★皆川忠義さん(杉並区、68歳)
「本命は1尾だけど、カサゴにサバ5尾の外道あり。年に1度の祭り。大満足だネ」
★藤田睦美さん(川崎市、42歳)
「検量ギリギリの3尾釣れて満足。晩のオカズができました」
★松村公平さん(横浜市、66歳)
「5尾釣ったので、まずまずだね」
★松本秀文さん(練馬区、55歳)
「初めは釣れなかったが、結局6尾。計量も1140gだったし、船長に感謝だね」
★中里育義さん(横浜市、65歳)
「食い悪く、バラシも多かったけど、アジ7尾ならいいよ」
★佐藤小百合さん(長野・御代田町、40歳)
「4尾は、釣れない側だった割には、まあまあ」
(先週、シロギス大会優勝者も連覇成らず)
★奥村真一さん(杉並区、46歳)
「すべて自前の道具で5尾。計量も出来たので満足だ」
★加藤昭男さん(大田区、45歳)
「6尾。最初に3尾クリアしたので気楽に釣れた。船長が一生懸命に魚を探してくれたお陰です」
(そうです、常に感謝の気持ちが大切ですネ)

大事に、大事に! 大型アジを求めて、シビアな戦いが繰り広げられた=東京湾・久里浜沖

■釣り天狗 トホホ・・・

★藤岡あづささん(さいたま市、32歳)
「メバルが釣れたが、アジ2尾じゃ不満ですよ!」
★小菅義弘さん(横浜市、39歳)
「常連さんに囲まれて楽しく出来たが、4尾の結果に絶望。チギショー」
★佐々木薫さん(立川市、32歳)
「アジ1尾とは悔しいね。せめて計量の3尾釣らせてよ」
★田丸清治郎さん(杉並区、61歳)
「1カ月1回出船してるけど、4尾と食わない。渋いよ」
★島村寛さん(横浜市、49歳)
「3尾、アタリがないし、魚いないんじゃ…。大不満だよ」
★池田義昭さん(横浜市、56歳)
「7尾。検量は1050g。クライマックスがなかったナ」
★奥原邦彦さん(台東区、51歳)
「いつもは20尾は釣れるが、今日は食い渋りで4尾とは…」
★大塚一久さん(横浜市、49歳)
「3尾。最初だけで、後半はダメ。厳しい釣りでしたね」
★大粒来武利さん(川崎市、51歳)
「イワシ、カサゴだけで、アジはオデコ。右舷は釣れなかった。不愉快だ!」
★坪松達男さん(大和市、63歳)
「アジ3尾で260g。あげく4万円の竿折っちゃうし…」

  • ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
  • ■特別協賛:マルキユー株式会社
  • ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイ ビジネスアイ、夕刊フジ、トルコ共和国大使館
  • ■特別協力:ハヤブサ
  • ■協賛:パン粉のフライスター、熱海聚楽ホテル、釣具の丸勝、ティファ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、トレッカ、アイシーエヌ、ユーハウス