サンスポフィッシング・チャレンジ2006
佐藤小百合さん 499gシロギスV=相模湾西地区大会
「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2006」の相模湾西地区大会が11日、4軒の船宿から10隻248人が参加し、シロギス5尾の重量で開催された。朝から冷たい雨が降り続く中、参加者の87%が規定尾数クリアの大激戦。熾烈(しれつ)な戦いを制したのは、『富三丸1号船』に乗船した佐藤小百合さん(40歳、長野県御代田町)。最大25.5cmを含め499gで、2位に44gの大差で優勝を飾った。佐藤さんは、11月開催予定の「チャンピオンシップ出場権」を獲得した。
総合優勝の佐藤小百合さん
「499g!!」。一番最初に審査会場で読み上げられた数字。その数字が、どれほどの“重み”を持っているか? この時点では、誰にも理解できなかった。同時に「ウソ〜。予備検量より30gも減った」は佐藤さん。ガックリと肩を落とした。直後から、続々と持ち込まれる5尾のシロギス。しかし、その大半は400g前後で推移していく。
残りわずか。「抜けない…」「決まりか」の声。ガックリと肩を落としたはずの佐藤さんの数字が、一気にクローズアップされ出した。
サバかと思った
優勝。確定と同時に「ウソー、本当に? ヤッター」。両手でバンザイしながら、喜びを爆発させた佐藤さん。「イソメが苦手で、普段はアジやキンメを楽しんでます。マルキユーの『船宿専用アミエビ』を知り、昨年の大会で初めてキス釣りを経験したけど、誘いもわからず全然ダメだった…。今日は誘い方を隣の人に教えてもらいました。3尾目が強烈な引きで、最初はサバかと思った。でも、上げたら25.5cmの超ビッグ。これで“やる気”が出ましたネ」。トータルは9尾。その中で25cm、23cm、22.5cm、22cmを揃えた。
「友達3人と遠足気分で参加。長野から4時間かけて参加した“甲斐”がありました」。
キス釣り二度目で、248人の頂点に立ったのだから、すばらしいのひとことだ。
●総合優勝=佐藤小百合さん
「本検量で30gも減っちゃって超ショックだったのに、“まさか”の優勝で超ラッキー。イソメが苦手でキス釣りは今まで敬遠していました。昨年、船宿(富三丸)からマルキユーの『船宿専用アミエビ』を教えてもらい、大会出場を決意。感謝感激です。地中海には絶対に行きたい!! チャンピオンシップでは全力を尽くします。そこでの魚種は、得意のアジならいいな」
船頭賞の杉山勝昭船長(左)とマルキユー賞の幡野弘敏さん
●船頭賞=杉山勝昭船長(『富三丸1号船』)
「何事も最後まで諦めないことが大事ですね。潮が流れず食い渋りの中、ラスト10分でみごと“ビッグ”を手中にした神林さん。本当におめでとうございます。そしてありがとう。大会で船頭を務めたのは初めて。それで優勝なんて…。プレッシャーもあったけど、それ以上に参加者が、最後の最後まで諦めない姿勢に感動しました」
●マルキユー賞=『坂口丸2号船』に乗船した幡野弘敏さん(30歳、横浜市)が最多尾数58尾で獲得
「毎年参加していますが、釣り座抽選で左舷大ドモを引きラッキー。しかし、ビッグ狙いで持参した餌の青イソメが、戦略とは裏腹に小型が多かった。途中から数狙いに変更し、思惑通りの賞に満足しています。終了1分前に釣れたのが25cm。“ビッグ”で締めました」
| 【相模湾西地区成績】 |
| 船 宿 |
号船 |
1 位 |
成 績 |
2 位 |
成 績 |
3 位 |
成 績 |
人数 |
| 吾一丸 |
1 |
江川仲好 |
374 |
高倉祐二 |
366 |
高橋 孝 |
356 |
16 |
| 笠島丸 |
1 |
(5)菅原稲生 |
418 |
目時修一 |
377 |
菅原秀子 |
353 |
23 |
| 坂口丸 |
1 |
(3)佐々木 毅 |
434 |
田中 勝 |
398 |
川口憲吾 |
393 |
32 |
| 2 |
山田義昭 |
385 |
島 宗司 |
375 |
棚原一道 |
365 |
30 |
| 3 |
吉永武彦 |
400 |
大森吉則 |
345 |
田辺 彰 |
325 |
30 |
| 4 |
(4)加藤孝之 |
431 |
井上強治 |
387 |
佐藤 勉 |
365 |
22 |
| 富三丸 |
1 |
(1)佐藤小百合 |
499 |
池田義昭 |
418 |
望月恒夫 |
300 |
26 |
| 2 |
安達建夫 |
327 |
高島 大 |
316 |
木村 武 |
309 |
26 |
| 3 |
(2)秋葉昭彦 |
455 |
荻野裕一 |
418 |
寺澤 昌 |
415 |
25 |
| 4 |
平沢由一 |
378 |
塩原幸雄 |
371 |
鳥海修平 |
354 |
18 |
|
※成績の単位はg。1位の丸数字は総合順位(各船の横取り方式)。同重量の場合総尾数 |
■キス大好きな新婚さん…奥さん勝利
「旦那が好きで、週末になると出かけてばかり。文句を言ってたら、一緒に行こうと誘われて…」。
平塚市から参加した凍田裕一(37歳)・久美子(38歳)夫妻は、昨年11月に結婚したばかりの新婚さん。
「キスは得意」という裕一さんに連れられて、『坂口丸1号船』に乗り込んだものの、釣果は4尾で久美子さんの方が1尾多かった。
「自分の不甲斐なさに怒っていた」という裕一さんに対し、久美子さんは「今度はマダイを釣ってみたいなあ」とすっかりハマっていた。
■小2の神保郁哉くん 6-0でお父さんに圧勝
「去年は3尾。今年は6尾だったので、まあまあかな」。
昨年に続き、大会に参加した小学2年生の神保郁哉くん(7歳)。父・英也さん(36歳)と『坂口丸1号船』に乗船した。
「イカが専門」という父が0尾だったので、6尾の釣果は大したもの。
「帰ったらお母さんに天ぷらにしてもらう」と、うれしそうだった。
■技あり中1棚原君 船別3位の28尾
『坂口丸2号船』で船別3位になった棚原一道くん(12歳)は中学1年生。
相模原市から父・康範さん(40歳)と一緒に大会初参加。「船釣り歴半年」とはいえ、すでにメバル、イナダも経験積みというから、この日の釣果28尾もナットク。
100m15秒の俊足で、「目指すはプロボクサー」という運動神経の良さは、師範で空手道場「覇心道場」を経営する父譲り。
「次はタイを釣ってみたい」と、想いはすでに“大物”に飛んでいた。
■笠島丸で1、3位 夫婦で仲良く入賞
『笠島丸』に乗り、夫婦で船別1位と3位に入賞したのが、川崎市から参加した菅原稲生さん(64歳)・秀子さん(58歳)夫妻。
釣り歴40年以上という稲生さんが「適当にやっていたら釣れました」とテレ笑いすると、「船酔いするので、大会はここしか参加しません」と、3位の秀子さん。
「今日のため体調は万全に整えました。釣りは楽しい」と満足気だった。
■やったー
- ★戸嶋浩明さん(荒川区、43歳)
- 「天気悪い中26尾。まあ、370gで、船中上位ならいいか」
- ★兵頭隆行さん(横浜市、37歳)
- 「38尾。周りが小ぶりばかりだったのに、自分は22cmを上げた。今日はミヨシに入った人が良かった。この辺は抽選運だけどネ」
- ★高島大さん(厚木市、29歳)
- 「本命12尾だけど、ハリスを0.7から0.8号と太めにしたら、良型が出て船別2位をゲット。大満足だよ」
- ★菊地孝至さん(杉並区、33歳)
- 「寒かったけど、初参加で9尾なら上々。面白かったネ」
- ★田中節子さん(狭山市、37歳)
- 「一日中雨で残念だったが、30尾も釣れて満足してます」
- ★生田目尚史さん(港区、41歳)
- 「本命35尾。検量355gなら、まあまあでしょう」
- ★石黒純司さん(小田原市、35歳)
- 「31尾。もう少し大きければ良かった。知らない人たちと釣って楽しかった」
- ★中川まゆみさん(熱海市、?)
- 「雨で寒かったけど、かろうじて計量分をクリアできた」
- ★田中健次さん(小田原市、53歳)
- 「17尾だったけど、良型多く、検量も385gなら満足しなきゃネ」
- ★笠原普月さん(調布市、36歳)
- 「シロギス5尾なら、まあまあ」
- ★安達建夫さん(秦野市、62歳)
- 「32尾。3度目の船別1位。満足だ」
よし、良型だ! 随所でこんなシーンが繰り広げられた=茨城県・大洗沖
■釣り天狗 トホホ・・・
- ★坂本浩一さん(横浜市、37歳)
- 「寒かった割りには、32尾と釣果は上がった。でも、小ぶりばかりでは不満ですね」
- ★石坂武さん(足立区、60歳)
- 「12尾、終日雨だし、寒かったぁ。食いも渋かったな」
- ★渡辺拓也さん(相模原市、47歳)
- 「28尾だが、良型少ない。場所によって随分、釣果違う」
- ★室岡良一さん(平塚市、59歳)
- 「19尾。底荒れしてたんで数出なかったし、小型ばかり…」
- ★高野桂一さん(南足柄市、39歳)
- 「5年連続参加してるが、5尾の定量釣れず最低。昨年特注した仕掛けが、今年はダメだった。残念!」
- ★嶋崎美紀さん(藤沢市、31歳)
- 「雨だし釣りは4尾で全然冴えなかったけど、仲間と来てお祭り気分だった」
- ★落合英明さん(厚木市、58歳)
- 「何とか定量の5尾釣ったけど、小型ばかりなんで検量はリタイアした。コッ恥ずかしくってできないよ」
- ★峯弘さん(横須賀市、54歳)
- 「寒かった。8尾じゃ不満足だよ」
- ★鳥海修平さん(小田原市、56歳)
- 「寒くて、食い渋く20尾。地元の人間として、船別3位じゃ満足できないさ…」
- ★三田村直子さん(八王子市、41歳)
- 「雨で残念だった。なにしろ、初めてのシロギス釣りだったんですよ。でも、4尾なら、よしとしますか」
- ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
- ■特別協賛:マルキユー株式会社
- ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイ ビジネスアイ、夕刊フジ、トルコ共和国大使館
- ■特別協力:ハヤブサ
- ■協賛:パン粉のフライスター、熱海聚楽ホテル、釣具の丸勝、ティファ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、トレッカ、アイシーエヌ、ユーハウス