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2006.6.8 サンスポ記事より
サンスポフィッシング・チャレンジ2006
神林さん マコ1400gゲットでV=茨城地区大会
「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2006」の茨城地区大会が4日、4軒の船宿から5隻98人が参加し、マコガレイ最大型1枚の重量で開催された。“ビッグ”を、“ジャンボ”を! の戦いを制したのは、『岡重丸2号船』の神林柳司さん(59歳、茨城県阿見町)。2位とは74gの僅差だったが、48cm、1400gのビッグをゲットし、混戦を制した。神林さんは11月開催予定の「チャンピオンシップ出場権」を獲得した。
総合優勝の神林柳司さん
大洗沖。曇天で少し肌寒いが、海上はナギで絶好の釣り日和。定刻より15分早く、よりビッグなマコガレイを狙っての戦いがスタートした。
しかし参加者は、いきなり苦境にたたされる。潮が流れず、カレイの活性が極端に低いのだ。当然、アタリは遠い。連日、好調に釣れていただけに、全くの想定外? 参加者は、あの手この手で対応するが、釣れっぷりはポツンポツン。食い渋り時の“税金”で、型も大半が30cm以下の小型だ。そんな時、『山正丸』で「47cmが釣れた」の一報。「えっ、すごい!」。参加全船に緊張が走る。「ビッグはいる!」。そして、今まで以上に真剣に、丹念にコヅキが繰り返された。
諦めちゃダメ
終了10分前。『岡重丸2号船』の神林柳司さんの竿を、強烈なアタリが襲った。その時点まで、1回もアタリがなくオデコ。「これがラストチャンス。最後の1投」。祈るような気持ちできき上げた瞬間、“ガクッ”。竿先が大きく曲がった。瞬時に大物と確信し、慎重に慎重にリーリング。そして浮かせたのが48cmのビッグ。しかし「昨年の優勝は50cmオーバーだった」という記憶が蘇り、安心するまでには至らなかったという。
最終的には、参加者の98%が本命をゲットした。うち、45cm以上は5枚。「最後の最後まで諦めちゃダメですね」という神林さんの言葉が、この大会のすべてを物語っていた。
●総合優勝=神林柳司さん
「昨年の大会で総合2位。その時、“新聞に載るぞ”って、家族に自慢しちゃたんです。今日は“総合優勝”だから、もっと自慢して家に帰れます。2kgいかなかったので、自信は全くなく、検量結果が出るまでハラハラドキドキ。心臓に悪いですね。優勝できたのは“運”ですが、船長のおかげだと思います。チャンピオンシップでも“マグレ”を期待しながら全力を尽くします」
●船頭賞=岡田勉船長(『岡重丸2号船』)
「何事も最後まで諦めないことが大事ですね。潮が流れず食い渋りの中、ラスト10分でみごと“ビッグ”を手中にした神林さん。本当におめでとうございます。そしてありがとう。大会で船頭を務めたのは初めて。それで優勝なんて…。プレッシャーもあったけど、それ以上に参加者が、最後の最後まで諦めない姿勢に感動しました」
●マルキユー賞=『山正丸1号船』の荻沼裕司さん(59歳、水戸市)が最高枚数23枚で獲得
「実はビッグをバラシてしまったんです…。その時、馴染みの船長から“何をやってるんだ。俺の船頭賞をバラすな!!” って怒鳴られた。私だって、超〜悔しかったんです。数を釣ったのはもちろん腕! バラしたのも腕…。賞は諦めていただけにうれしいです。次回は優勝を目指し頑張ります」
| 【茨城地区成績】 |
| 船 宿 |
号船 |
1 位 |
成 績 |
2 位 |
成 績 |
3 位 |
成 績 |
人数 |
| 幸栄丸 |
1 |
(3)有坂 英 |
1106 |
松元祐樹 |
1028 |
成瀬修三 |
995 |
20 |
| 山正丸 |
1 |
(2)生野憲次郎 |
1326 |
中田雅俊 |
1260 |
成田重夫 |
680 |
20 |
| 岡重丸 |
1 |
(4)吉田健一 |
860 |
古口正一 |
836 |
上野慎一 |
633 |
22 |
| 2 |
(1)神林柳司 |
1400 |
武智英利 |
580 |
小松澤 清 |
550 |
18 |
| 日正丸 |
1 |
(5)馬目正暁 |
602 |
吉田修治 |
594 |
田茂政樹 |
588 |
18 |
|
※成績の単位はg。1位の丸数字は総合順位(各船の横取り方式)。同重量の場合は最大型1枚の全長で決定 |
■食事賭けて開眼? 賞に無縁が船別1、3位
船釣り大会では、賞には“無縁”だった水戸市の養護学校教師・吉田健一さん(48歳=右)と、結城市のトラック運転手・上野慎一さん(44歳=左)が、『岡重丸1号船』で、見事に船別1、3位に食い込んだ。
25年ほど前からの投げ釣り、渓流釣りの仲間だが、「上野がいつも、釣り中に居眠りし、船中の皆が冴えなくなるんで、神経をピリピリさせるために、昼食を賭けてた」と吉田さん。その結果、先生が860gを含めマコガレイ7枚、上野さんは633gなど6枚をゲット。賭けは先生に軍配が上がったばかりか、総合4位にもランクイン。
「去年は2人ともオデコ。エライ違いですね」と2人は思わぬ大漁? と賞品の山にビックリしていた。
■“師匠の貫禄” 「釣りは最高」同僚ペア
『日正丸』に同船した志木市の吉野ひろ美さん(39歳=左)=薬剤師=と越谷市の田茂政樹さん(37歳=右)=化粧品会社勤務=は、昔の職場仲間。
吉野さんが手の平サイズ2枚、田茂さんは588gを(船別3位)含む4枚で、“師匠”の貫禄を示した。
実は、独身の田茂さんは「年間100回以上釣行します。ガソリン、高速代含めると1回に2万円かかるんで、給料全部釣りにつぎ込んでいる。ストレス解消には、釣りは最高!」と豪語していた。
■やったー
- ★古口正一さん(埼玉・栗橋町、42歳)
- 「細かくコヅいて、優しい誘いで、良型6枚はまあまあでしょう」
- ★野口勝弘さん(茨城・阿見町、33歳)
- 「船酔いひどかったが、3枚なら上々。満足です」
- ★成田重夫さん(江戸川区、65歳)
- 「大洗でのカレイは初めてなのに、7枚も釣れ、大型も交じったので大満足!」
- ★益子保徳さん(ひたちなか市、44歳)
- 「6枚はまあまあの釣果。前日は24枚釣った。今日惜しかったのは、大物でハリス切れがあったんだ…」
- ★吉澤和徳さん(越谷市、60歳)
- 「5枚ならまずまず。でも、大物だって思って上げたらサメでした。残念!」
- ★寺沢一二さん(茨城・阿見町、52歳)
- 「マコ7枚なら、文句言えんな」
- ★吉村勉さん(常陸大宮市、52歳)
- 「マコガレイ7枚なら満足。外道釣りが得意なのに、今回は掛からなかったよ」
- ★山口勝治さん(水戸市、67歳)
- 「仕掛けに工夫した結果、7枚上げたよ」
- ★松元祐樹さん(三郷市、24歳)
- 「船が初めてで酔いっぱなしだったが、3枚釣れたので良かった。工夫はイソメを沢山つけたことかな」
- ★須藤恵紀さん(茨城・阿見町、64歳)
- 「船長、審査員に良くお手伝いしていただき、5枚ならまずまずでしょう」
よし、良型だ! 随所でこんなシーンが繰り広げられた=茨城県・大洗沖
■釣り天狗 トホホ・・・
- ★鈴木啓正さん(茨城・阿見町、44歳)
- 「いい型だと思ったら、アイナメに大ヒトデ。マコ4枚では、久々に渋い一日でした」
- ★佐竹裕さん(世田谷区、52歳)
- 「仕掛けを派手にしたが、大洗沖はイマイチ。3枚中30cm以上1枚じゃ…」
- ★仲丸康二さん(足立区、47歳)
- 「9枚。今日は皆サッパリだ。アオヤギで1枚上げたが、その後はフグにやられた」(9枚なら上々じゃ?)
- ★真中繁雄さん(坂東市、57歳)
- 「マコガレイ4枚。自作の竿、失敗だったかなぁ…」
- ★橋本崇敬さん(三郷市、23歳)
- 「カレイ2枚じゃ不満。サメ釣れた」
- ★福田高さん(桜川市、71歳)
- 「手の平大が3枚。あとフグとサメの外道、いらんのに…」
- ★今敏雄さん(真岡市、61歳)
- 「栃木からやってきて本命1枚。合わせが難しかった…」
- ★竹野良教さん(香取市、58歳)
- 「1枚じゃ大不満。3週前は26枚。もう少し早い時期に!」
- ★野口静男さん(茨城・阿見町、52歳)
- 「場所は最高、釣果1枚。船酔いで最低。疲れたヨ〜」
- ★吹野陽一さん(笠間市、45歳)
- 「8枚じゃ不満。今年はヒラメ釣り8回オデコなしなのに…」
- ★永瀬利幸さん(茨城・阿見町、35歳)
- 「ハイ、マコガレイ0。オデコに何を言えって言うの?」
- ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
- ■特別協賛:マルキユー株式会社
- ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイ ビジネスアイ、夕刊フジ、トルコ共和国大使館
- ■特別協力:ハヤブサ
- ■協賛:パン粉のフライスター、熱海聚楽ホテル、釣具の丸勝、ティファ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、トレッカ、アイシーエヌ、ユーハウス