2006.5.25 サンスポ記事より

 

サンスポ釣り面ニュース

サンスポフィッシング・チャレンジ2006
後藤さん 圧勝624g=横羽地区大会

 「マルキユーCUP サンスポフイッシング・チャレンジ2006」のワンデー方式・横羽大会が21日、5軒の船宿から14隻343人が参加して開催された。シロギス5尾の重量で争われた大会は、『根岸丸3号船』の後藤清司さん(56歳・茅ケ崎市)が、624gをマークして圧勝した。また、準優勝の『長崎屋2号船』の落合秀光さん(50歳・横浜市)、ボーナス船制度から『鴨下丸2号船』の山田龍太さん(23歳・逗子市)も、それぞれ11月開催予定の「チャンピオンシップ」出場権を獲得した。


総合優勝の後藤清司さん

「ビッグを5尾揃えろ!」。参加者はひとつの目標に向かって、竿先のアタリに集中した。初夏を通り越して、真夏の陽気の東京湾。前日の台風崩れの低気圧の影響も徐々にとれ、ベタナギ。絶好の舞台で、真剣勝負が展開された。

その裏で、もうひとつの戦いがあった。前人未到と思われる、同一船宿の大会4連覇が達成されるのか。これもまた、今年の興味の的だった。


長崎屋のV4を阻止

そんな中、突出した“5尾”が審査会場に現れた。優勝の後藤さんが待ち込んだのは26・5cm、24・5cm、23・5cm、23cm2尾のトータル重量は624g。2位の落合さんに、75gという決定的な差を付けた。「運です。釣り座も右舷のトモから2番目でラッキー。ただただ、自分の釣りをすることだけを心掛けた」と謙虚に語る。しかし、33尾を釣り上げたウデは、確かな実力の持ち主であることは確か。

そして、新井勇樹船長。「メゴチが多いけど、ビッグギスがいる場所」を、丹念に攻めていった。日ごろ、キス乗合船の船長として知り尽くしている自分の庭で、100パーセントの力を発揮した。結果として、『長崎屋』が挑んだ同一船宿の大会4連覇を阻止し、24歳の“若船長”は新しい歴史を刻んだ。


●総合優勝=後藤清司さん

「大会は数え切れないほど参加していますが、過去最高は総合5位。念願の優勝を果たせたのは船長のおかげです。ポイント選択から船の流し方まで…。トータル33尾。20cm以上の良型が半分以上で、23cm以上のビッグを5尾揃えられたのは、“運”もありました。終了1時間を切った時点で、最大のアタリ。すぐに大物と直感し、強烈な手応えにバレるな、バレるなと何度も思いながら浮かせたのは26・5cm。思わずニンマリしました。チャンピオンシップも全力を尽くして頑張ります」


●総合2位=落合秀光さん(『長崎屋2号船』)

「大型狙いに徹し、仕掛けは胴突き1本バリで勝負しました。まあまあのサイズが揃ったけど、1位の624gには大差で完敗ですね。残念だったけど、“チャンピオンシップ出場権”獲得は最高にうれしいです。飛行機は苦手だけど、地中海には興味津々。ベストを尽くします」


船頭賞の荒井勇樹船長(左)とマルキユー賞の高橋次夫さん(右)

●船頭賞=荒井勇樹船長(『根岸丸3号船』)

「毎日の乗合船で状況を分析し、メゴチが多いのも分かっていた。でも“ビッグはここ(富岡沖)”と、信じて疑わなかった。それが功を奏したと思う。でも、こんなビッグな大会で、大型5尾を揃えるのは至難の技だったはず。それをやってのけた後藤さん、本当におめでとうございます。3回目の参加で、優勝できるなんて、感謝感激です」

●マルキユー賞=『鴨下丸1号船』の高橋次夫さん(67歳、多摩市)が最多尾数34尾で獲得

「数は釣れたけど、大型が交じらず諦めていました。まさかの賞にラッキーのひと事です。今日は娘と一緒に参加。抽選で大ドモを引き当て、運もありました。自作の仕掛けは、食い込みを重視した競技用バリ。メゴチが多かったので、誘いを速めにしたのが正解でしたね」


【横羽地区成績】
船 宿 号船 1 位 成 績 2 位 成 績 3 位 成 績 人数
根岸丸 1 (5)秋元輝次 505 真賀徳四郎 489 宮島清志 436 24
2 根立悦男 400 森厚次郎 392 島 宗司 377 24
3 (1)後藤清司 624 近藤忠男 593 續 陽介 536 22
鴨下丸 1 竹内文雄 373 諌山貞治 365 田窪美登利 364 24
2 山田龍太 387 石井ちか江 379 山口 充 362 24
3 (4)伊藤智哉 531 大久保 詔 525 戸嶋浩明 519 24
4 大森吉則 465 塩原幸雄 455 清水信行 435 19
5 横川浩一 406 成瀬民二 389 一戸良光 377 25
長崎屋 1 (3)長谷光祐 542 渡辺拓也 523 楠田俊夫 494 31
2 (2)落合秀光 549 北島 彰 534 永田昭夫 531 24
黒川本家 1 奥田省三 477 角森千代子 471 前田耕作 468 24
2 麻布照元 497 堤 正尚 479 永橋壮太 444 24
かめだや 1 小室誠治 373 菅野照夫 347 小貫正男 342 28
2 佐々木長治 469 野中文暉 443 神野 修 402 26

※成績の単位はg。1位のカッコ数字は総合順位(各船の横取り方式)。同重量の場合は総尾数


■今年初のボーナス船で切符獲得
 船釣り7度目の山田さんラッキー

上野ひとみさん(左)と山田龍太さん

今年初のボーナス船は、フィッシングライター・上野みとみさんが、『鴨下丸2号船』に乗船した。数的には13尾を釣り上げたが、小型が多く、重量は300gに届かず。船別1位の山田さんが、みごとこの制度を生かして「チャンピオンシップ」出場権を獲得した。

▼上野ひとみさん「うーん、根気が足りなかったのかな。時間がたつに連れて、パワーダウンしてしまいました。今回は、絶好の日並みで、楽しいムードで一日を過ごせたことが一番の収穫ということで、かんべんして下さい」

▼山田龍太さん「こんな特典があるとは知らなかった。“やった!”という気持ちですね。船釣りは7回目です。先輩に誘われて参加したんですが、こうなったらチャンピオンシップのために、もっと腕を磨いて、最後はトルコを目指します」








■夫婦で参加の石井さん 経験生かし船別2位!

石井ちか江さん

横浜市から夫婦で参加し、『鴨下丸2号船』で船別2位になった石井ちか江さん(36)の釣り歴は6年だ。

しかし「夫と釣り情報誌をやっているので、仕事がら夫婦で釣りに行く機会は多いです」というから、その密度は半端じゃなさそう。

ところで釣果は、とたずねると「型狙いだったからよかったです」と満足気だった。









■宮古島出身は明るい 泡盛で宴会だ〜

長間義孝さん

「シロギスは5尾だけど、シログチとカレイ釣ったから鴨下丸で大宴会だな。泡盛が美味いヨー」。18歳の時に沖縄・宮古島から、左官業修行のため横浜市に出てきた長間義孝さん(42)は、土地柄を反映しているのか実に“楽天家”だ。

「親父は宮古でカツオ漁師だったけど、俺は後継がないで左官屋。子供? 縁が無くて独身なんだ」。15年前に沖縄仲間で「鴨下会」を結成してから週1度の船釣りが唯一の趣味。

「ウン、ノンビリ出来るのが1番ネ」と話していた。







■いきなり竿ドボン トラブルにめげず13尾

黒坂知帆里さん

「私っていつも何か事件を起こすんです。今日も朝一番で海に竿を落としてしまって…。糸を持ってたので助かりましたが、周囲の人に迷惑をかけちゃいました」と苦笑するのは、1人で大会に初参加した文京区の黒坂知帆里さん(37)。

竿落としのトラブルにもめげずに13尾を釣り上げたが、「今日は渋かったですね」。

釣り歴7年。「趣味は釣りです」と言い切るだけに、黒坂さんの“釣りの事件簿”はこれからも続きそう!?





■やったー

★成田準司さん(横浜市、55歳)
「10尾はまあまあだけど、検量ではダメ。イスタンブールへ行きたかったー」
★荻野裕一さん(大田区、38歳)
「人数が多くて、胴の間でダメだったが、20尾ならOKだね」
★千葉清太郎さん(横浜市、36歳)
「本命は6尾だけど、外道のカレイ4枚は自慢できるネ」
★渋谷勝美さん(川崎市、41歳)
「抽選で1番引いて、ミヨシのプレッシャーで午前中はサッパリ。後半何とか17尾までこぎつけた」
★池江朗さん(横浜市、46歳)
「手前マツリが多かったが、13尾釣ったから、今晩はキスの天ぷらだ!」
★北村博昭さん(品川区、56歳)
「午前中は5尾いかず、どうなるかと思ったが、どうにか定数超えの9尾でひと安心」
★林信一さん(横浜市、51歳)
「手前マツリが多いのは、投げる技術が未熟な証拠。でも13尾なら、まあまあですね」
★兵頭隆行さん(横浜市、37歳)
「20尾だけど特大がなかった。名人の隣に入ってしまったのが失敗?」

よーし、良型ゲットだ! ホットな戦いが繰り広げられた

■釣り天狗 トホホ・・・

★海藤秀夫さん(横浜市、49歳)
「7尾じゃあ…。25cm、170gの大物釣ったが、5尾の検量で、たった300gだよ」
★坂下喜代三さん(狭山市、72歳)
「キス10尾。でも大型は26・5cm1尾だけではなぁ」
★尾川勇さん(横浜市、61歳)
「根が掛かり多くて、釣ったキス(13尾)より、なくした仕掛けの数の方が多かった」
★菅野照夫さん(足立区、70歳)
「13尾。20尾超えを狙ったのに、大きいのも2尾だけ。残念!」
★須田文雄さん(江戸川区、59歳)
「11尾。仕掛けに、ウキをつけたがアタリなし。釣り場の移動も効果なし」
★小澤一之さん(狛江市、58歳)
「15尾も小型ばかりで残念です。大型が欲しかったね」
★渡辺貞男さん(品川区、69歳)
「5尾を釣るのがやっとのところが7尾。お天気に文句はないが、腕に文句あり」
★杉山道子さん(品川区、52歳)
「去年は3尾で問題外。今年は何とか8尾だが、小さくて…」

  • ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
  • ■特別協賛:マルキユー株式会社
  • ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイ ビジネスアイ、夕刊フジ、トルコ共和国大使館
  • ■特別協力:ハヤブサ
  • ■協賛:パン粉のフライスター、熱海聚楽ホテル、釣具の丸勝、ティファ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、トレッカ、アイシーエヌ、ユーハウス