2006.3.30 サンスポ記事より

 

サンスポ釣り面ニュース

サンスポフィッシング・チャレンジ2006
秋葉さん ぶっちぎりV=金沢八景地区大会

「マルキユーCUP サンスポフィッシング・チャレンジ2006」の金沢八景地区大会が26日、3軒の船宿から7隻157人が参加、シログチを対象に開催された。大型3尾の重量で争われた大会は、昨年に引き続き、参加者全員が規定尾数をクリアする大混戦。激戦を制したのは『荒川屋3号船』に乗船した、秋葉昭彦さん(42歳、横浜市)で、30cm以上の大型を3尾揃え、トータル1189g。2位に46g差の大差で優勝を飾った。秋葉さんは11月開催予定の「チャンピオンシップ」出場権を獲得した。


仕掛けは自作

総合優勝の秋葉昭彦さん

八景島沖に集合した7隻の参加船。スタートの合図で、全船が猿島沖を目指した。ここにきて、好調に釣れ出したシログチが対象だけに、各船長達も自信満々。当然、参加者全員に、優勝の可能性があった。そして、予想通り続々と規定尾数3尾をクリアする。ただ、「レギュラーサイズだよ」「ちょっと大きい程度かな」の言葉が、いかに「ビッグ3尾」を揃えることが難しいかを物語る。


30cm超え揃う

優勝した秋葉さんは「最初、私も周りも、なかなか釣れなかったんです。そんな中、右舷ミヨシのチャライ・ワンさんだけが、快調に釣り上げていた。それに気付いて、すぐに餌付けや誘い方をチェックした。それでヒントを得たんです。今、思えば、あの人が乗っていたから優勝できたようなものですよ」。言葉を選びながら勝因を語った。もちろん、勝因はそれだけではない。「仕掛けは自作のものを使いました。また、食い込みを重視してヒラメ竿を持ってきた。そして、参考にした餌付けと誘い。うまくいく時は、全てがうまくいくもんですね」。その冷静な分析力が、秋葉さんを頂点に押し上げたといえよう。

それにしても、33.5cmを筆頭に33cm、30.5cmと30cmオーバーを揃え、トータル1189gの中身は、2位以下を圧倒していた。昨年、船別2位に泣いた秋葉さん。“リベンジ”が完結した瞬間だった。


●総合優勝=秋葉昭彦さん

「手本にした青イソメの餌付けは、5cm程度の長さで2、3尾房掛け。最初は10cm位の長いまま付けていて、アタリがあるのに食い込みが悪かった。参加者全員が規定尾数をクリアした中、優勝できたことは最高の気分です。5年前のチャンピオンシップに出場し、惜しくも11位。中国・海南島ツアーを逃しているので、今年のチャンピオンシップでリベンジし、トルコに行きたいですね」


船頭賞の杉本英夫船長(左)とマルキユー賞の幡野弘敏さん(右)

●船頭賞=杉本英夫船長(『荒川屋』3号船)

「最高の気分です。週末にシロギス船を担当していますが、シログチは初めて。大会に参加したのも今日が初めてで、まさにビギナーズラック。全ては優勝した秋葉さんのおかげです。チャンピオンシップでの活躍も期待しています」

●マルキユー賞=幡野弘敏さん(30歳、横浜市)が最高尾数61尾で獲得

「シログチ釣りは苦手だったので、満足しています。キス釣りが得意で、昨年の相模湾西地区と、飯岡地区大会で、この賞を受賞しており、今回で3回目です。ビッグ3尾は揃わず残念だったが、キスの大会では優勝を目指し頑張ります」


【金沢八景地区成績】
船 宿 号船 1 位 成 績 2 位 成 績 3 位 成 績 人数
荒川屋 1 (4)田島俊雄 1059 秋元輝次 956 樽田博洋 951 23
2 杉山 博 939 兵頭隆行 889 山田 昇 829 23
3 (1)秋葉昭彦 1189 チャライ・ワン 110 石川総雄 1061 23
小柴丸 1 (3)池田義昭 1140 横手直樹 988 富樫光昭 948 24
2 (2)森宗和正 1143 小池勝一 1140 中山庸夫 1110 24
新修丸 1 (5)佐藤直美 955 山田克吉 951 永井洋之 929 20
2 小倉宏国 931 都志陽一 919 植松政男 889 20

※成績の単位はg。1位のカッコ数字は総合順位(各船の横取り方式)。同重量の場合は最大型1尾の重量で決定


■常連夫婦2人で46尾

秋本三郎さん、陽子さん夫妻

川崎市で金属加工会社に勤める秋本三郎さん(62)と陽子夫人(61)は、20年来の“大会荒らし”?だ。

三郎さんはシロギス、タイで総合優勝。「豪華電化製品のほか、チャンピオン大会では、北海道・噴火湾でサケ2本釣ったし、船別1位は両手じゃ足りないね」と豪語する。奥方もアジで総合3位に入るなど夫婦で賞の常連だ。

この日は三郎さん31尾、陽子さん15尾ながら、賞とは無縁。「今晩は共通の趣味、カラオケで、ウサ晴らしです」







■21対22で弟子に軍配

渡辺麻也さんと荒井啓介さん

「釣りは、辛い仕事のことを忘れさせてくれますよ」―品川区の渡辺麻也さん(31)を誘った横浜市の荒井啓介さん(37)は、大会初参加の理由を明かしてくれた。

コンピューター関係の会社に勤める荒井さんは釣り歴10年。一方アパレル関係の事務員をしている麻也さんは2年ながら、釣果は「21対22」で弟子に軍配が上がった。

2人の“将来”については、「予定は未定ですよ」とサラリ。「好天、ベタナギで、実に気持ちいい一日でした」と満足しきっていた。







■釣りも料理も一級品

秋元輝次さんと坂本浩一さん

『荒川屋1号船』のトモに陣取ったのが、調理師仲間・横浜市の秋元輝次さん(66)と坂本浩一さん(36)だ。

2人は“キスバカ”を自認するほどシロギス釣りにはまっていて、秋元さんは「去年は合計108回出船。キス5000尾釣りを狙ったが、ダメだったんだ」というほど。「我々にはシログチは外道だな」と言いながら秋元さん38尾、坂本さんも36尾を釣り上げた。

「仲間を呼んでナメロウ、血抜きして刺身、空揚げも美味いし、蒸してもいいな」と“本職”だけに、豊富な料理のレパートリーを羅列していた。





■やったー

★大坪敬三さん(神奈川・寒川町、45歳)
「ハリスをもう少し長くすればよかった。まだまだ修行が足りませんが、30尾ならまあまあかな…」
★佐藤直美さん(静岡市、31歳)
「12尾だったけど、大きなシログチが釣れて、あの引きは夢に出そう」(955gで新修丸の船別1位、総合5位はご立派!)
★永井秀夫さん(大和市、28歳)
「27尾なら上々。岩イソメはシンプルに1尾掛けがよかった」
★中原久志さん(八王子市、53歳)
「30尾なら満足。置き竿にしたら釣れましたヨ」
★池江朗さん(横浜市、46歳)
「満足です。船長、審査員の人に魚の食べ方教わったので、釣りが一層楽しくなった」
★藤田勝美さん(小金井市、54歳)
「シログチ24尾なら、元は取れたし満足」
★平向(ひらむき)勝則さん(川崎市、37歳)
「19尾と数が釣れたので満足。餌はワームと青イソメ付けたが、ワームの効果が分からず」
★武田好史さん(板橋区、41歳)
「ハリスの長さを調節したり、仕掛けの工夫が功を奏した」
★小宮山幸江さん(横須賀市、41歳)
「33尾はまずまずだけど、大きいのがないので残念。おまけに3本つなぎの真ん中の竿落としちゃって…」

よし!! 一荷だ」。参加者全員が規定尾数(3尾)をクリアし大激戦に=東京湾・猿島沖

■釣り天狗 トホホ・・・

★梅澤克芳さん(市川市、48歳)
「13尾じゃ不満…。アタリはあるが、ハリ掛かりしない」
★中野伸二郎さん(川口市、56歳)
「11尾では寂しいですネ。竿の調子が軟らか過ぎて、魚とのコミュニケーションがとれず。来年こそ優勝!」
★村田浩二さん(千葉市、38歳)
「前半ハリスの長さ13cmNo、後半25cmGood。でも15尾…」
★伊澤義春さん(藤沢市、55歳)
「1尾の大きな餌を付けたが15尾じゃあ。昨年は6大会に出場、今年は1番狙いです」
★森田美明さん(豊島区、43歳)
「10尾では別に感想もありませんヨ」
★小菅義弘さん(横浜市、39歳)
「40尾と数は釣れたけれど、型が出なかった。餌をいろいろ換えたが、魚は俺の投資を受け入れてくれなかった!」
★福島徳明さん(大田区、56歳)
「20尾はまあまあだが、手元まできて何度もバラシたことが口惜しいー」
★渡辺拓也さん(相模原市、43歳)
「20尾では不満。片テンビンで、トライしたけどアタリなし。きょうは海に浮いてるだけでした! ハイ」
★兵頭隆行さん(横浜市、36歳)
「25尾。30cmUPを釣りたかったが、時間切れ〜。特餌を各種持ち込んだが効果なし。考えすぎ?」

  • ■主催:サンケイスポーツ、サンスポ推薦船宿会
  • ■特別協賛:マルキユー株式会社
  • ■後援:ニッポン放送、フジテレビ、産経新聞、フジサンケイ ビジネスアイ、夕刊フジ、トルコ共和国大使館
  • ■特別協力:ハヤブサ
  • ■協賛:パン粉のフライスター、熱海聚楽ホテル、釣具の丸勝、ティファ、シャレコスキンケア、エム・ケー珈琲、トレッカ、アイシーエヌ、ユーハウス