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2008.5.8 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■東京湾のマダコ、昨年に続き“好漁年”―全国レベルのブランド・ダコ―
―― 父達が、この間(4月末)、千葉県・富津から初出船のマダコの乗合船に乗ったんだそうですよ。そうしたら、なんと22人も乗ってオデコは1人でトップが5尾、父達も2尾と3尾の成績だったそうです。これって凄いですよね。 「おお、その通りだ。それは凄いな。タコやイカの船は、どうしても船の中で釣果にムラが出る。とくにマダコやスミイカのように水深も浅く、ほとんど底にしかいないものは、潮上に“腕効き”が座ったら、潮下まで回って来ないからな。22人中、21人に釣らせるっていうのは、最高の職人技と言ってもいいんじゃないか」 ―― ですよね〜。 「最近、お前の言うことは、“ベテラン裸足”になって来たな」 ―― へへ〜、実は父達の受け売りですよ。帰って来るなり、『今日の船頭は凄い!』って褒めまくっているんで、理由を聞いたら教えてくれたんですよ。 「な〜んだ。そういうことか」 ―― でも本当に凄いですよね。東京湾のマダコって言えば、全国レベルのブランド・ダコですものね。 「おお、場合によっちゃ、“明石のタコ”よりも卸値が高いこともあるからな」 ―― そうですよね。父達が釣って来たのは、5尾とも型がよくて1尾は2kg以上あったし、小さいのでも1kgちょっとあったんですよ。生は、お刺し身とマリネ、それにシャブシャブにして食べたんですが、絶品だったですね。 「この野郎、何で俺を呼ばないんだ」 ―― すいません。お呼びすればよかったですね。 「いいよいいよ。俺も自分で釣って来て鱈腹食うから、放っといてくれ。実は、東京湾の奥の船宿さんから、間もなく乗合船を出すって連絡を貰っているんだよ」
―― いいな、いいな。私も連れて行って下さいよ。 「おお、久し振りに一緒に行くか」 ―― 行きましょう、行きましょう。私、父からマダコの道具貰ったんですよ。去年は、船宿さんの貸し道具を使ったんですが、1度あの道具で釣ってみたかったんですよ。テンヤの種類も何種類かあるので、大丈夫ですよね。 「ああ、マダコの道具は、テンヤの重さ以外は別に何でもいいからな。30〜50号のテンヤさえあれば何も問題はない」 ―― 20号から60号まで5つありますから、問題ないですね。 「ああ、大丈夫だ」 ―― いつ行きますか。 「ちょっと待て。出船日が決まったら、船長から連絡が入るから、そしたら必ず誘ってやる」 ―― 分かりました。絶対ですよ。 「ああ、分かったよ」 ![]() |
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