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2008.3.20 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■茨城・波崎沖のメヌケ好調!―目が飛び出すので“メヌケ”―
―― もう随分前になりますが、メヌケのお話伺ったことがありましたよね。あのメヌケですが、今シーズンは茨城の波崎沖で好調に釣れているそうですね。 「親父さんたち、今度はメヌケ釣りに出掛けたのか」 ―― ピンポ〜ン。波崎の船宿の船長さんから『大きいのが出始めたから、おいでよ』って電話があったんですって。 「確かに、ここんとこ日並みさえよければ安定した釣果が続いているな。3kgを超える大型も結構交じっているし、トップがふたケタ釣ることも珍しくはないからな」 ―― 父たちも、2人で大きいのを10尾以上持って帰って来ましたよ。ところで、そのメヌケなんですが、確か、師匠はメヌケという和名の魚はいないって言っていましたよね。 「ああ。しかし、○○メヌケという呼び名の魚はいる」 ―― えっ、いるんですか。 「だから、和名がメヌケという魚はいないが、サンコウメヌケ(サンゴメヌケ)、バラメヌケ(バラサガ)、アラスカメヌケ(アカウオ)なんて呼ばれる(和名)魚はいるんだよ。その他、和名・オオサガはコウジンメヌケとも呼ばれるから、そういった意味で言えば、“メヌケ”と呼ばれる魚は結構いるってことになる」 ―― 結局、いるんじゃないですか。
「分かんない奴だな。標準和名がメヌケという魚はいないんだよ。普通、メヌケっていう呼び名は、アコウダイも含め、深海から釣り上げた結果として目が飛び出る魚の総称として使われるんだよ。だから、同じ“メヌケ”でも厳密には違う魚ってこともあるんだってことを言いたいわけだ。分かったか」 ―― えっ、アコウダイもメヌケって呼ぶんですか。だってスポーツ新聞なんかの釣り欄にはアコウダイかアコウって載っているじゃないですか。 「今やアコウダイは、相当な高級魚になっちまったからな。昔は十派一絡げで“メヌケ“って呼んでいたが、アコウダイはちゃんと区別して表記しているってわけだ」 ―― ということは、他の“メヌケ”たちに比べて、アコウダイは高いってことですか。 「そういうこっちゃ。それと、もう一つ、最近よく目にすると思うが、ベニアコウという表記もあるだろう。あれは、オオサガのことなんだが、これも鮮やかな色(深紅)が受けるのか、値段が高いようで、区別されているな」 ―― へ〜、そうなんですか。随分と複雑なんですね。 「まあな。いずれにしても今の時期なら、メヌケの類はみんな美味いから、釣って来たらご馳走してくれ。父上の大型電動リールを借りていけば、お前にも3尾や4尾は釣れるはずだ」 ―― そうですね。大分暖かくなって来ましたし、行って来ようかな。私もアコウダイの煮付けは大好きなんです。 「おお、行って来い、行って来い」 ―― 分かりました。ご馳走してあげますよ。 「おお、楽しみにしているぞ」 ![]() |
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