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2008.3.13 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■東北・宮城、大型漁礁のマガレイ好調!―束釣りも夢ではない――― 師匠、師匠、父達に聞いたんですが宮城県・塩釜沖の大型漁礁でマガレイが絶好調だそうですね。 「ああ、あそこのマガレイは、ほぼ一年中釣れるんだが、ここんとこ確かに好調だな」 ―― 東京湾のマコガレイは、10枚釣るのが大変ですが、あそこでは束釣りも珍しくないそうですね。 「おお、今の東京湾では考えられないことだが、3本バリに3枚ずつが連発なんてことも度々あり、お前にも束釣りは夢じゃないと思うよ」 ―― え〜、カレイの束釣りですか。そんなに魚影が濃いんですか。 「親父さんが言うように、釣り場は、塩釜の沖に沈められている大型漁礁なのだが、とにかく魚影の濃さは半端じゃない。さっきも言ったようにほぼ一年中釣れるんだが、状況が悪い日でもトップが50枚を割ることは滅多にないからな」 ―― 凄いですね。マガレイって、マコガレイに似ているって以前師匠に教えてもらった気がするんですが…。 「ああ、マコガレイによく似ている。ただ、少し細身なのと、肉厚がマコガレイの方が少し厚いかな。ただ、癖がなくて実に美味いカレイだ。俺は、一夜干しにして焼いて食べるのが好きだが、大型のものは刺し身でもイケるし、煮ても焼いても美味いカレイだ」
―― 釣り方は、難しいのですか。 「いいや。カレイだから、常に底にいるわけで餌を底に着けてさえいれば、確実にアタリが来る。ただ、原則として3本バリ仕掛けを使うので、数を伸ばすにはそれなりのコツはいるがな」 ―― オモリを底に着けて放っておけば、3枚ずつ釣れて来るんじゃないですか。 「食いのいい時は、そんなこともあるが、少しでも食いが渋い時には、アタリを取って合わせないと食い逃げされちまうからな。その辺のコツは、地元の船長に聞くのが一番だから、まずは謙虚に聞いてみることだ」 ―― それと、仕掛けが関東とは少し違うって父が言っていましたが。 「おお、東北地方では、塩釜に限らず、関東に比べてとにかく派手な仕掛けを使うことが多い。カレイの仕掛けもビーズだナイロンパイプだと“キンキラキン”の仕掛けが多いな。以前、俺は関東の仕掛けを持って行ったことがあるんだが、遜色なく釣れた気はするが、郷に入れば郷に従えと言うだろう。素直に船宿で売っている仕掛けを使った方がいいんじゃね〜か」 ―― 分かりました。そうします。釣れるカレイは、マガレイだけですか。 「大半がマガレイだが、大型のイシガレイも交じってくる。夏になると、そのイシガレイは、ヒラメ並みかそれ以上の浜値で取り引きされるんだぜ」 ―― ええ、その話は父から聞いたことがあります。関東で釣れるイシガレイと違ってお刺し身で美味しいそうですね。 「そうなんだ。どういうことなのか、よく分からんのだが、とにかく美味い」 ―― それじゃ、イシガレイも釣って来ますね。 「おお、釣れたら刺し身で食わせてくれ」 ―― 分かりました。 ![]() |
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