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2008.3.6 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■東京湾のメバル釣り―エビ餌なら日中でも釣れる―
―― 師匠、去年の今頃、メバルのエビ餌釣りの話を聞いたのを覚えていますか。 「うっ、そんなことがあったような気もするが…。確かな記憶はないな」 ―― えっ、忘れちゃったんですか。歳はとりたくないですね。メバルは目がいいので、半夜釣りが中心だけど、生きたエビを餌にすれば日中でも釣れるって話をもっと以前に聞いていて、そのこともお話したはずですが。 「う〜ん、そう言えば確かにそんな話をした覚えがあるな。だが、ちょっと待て、歳はとりたくないとはどう言うことだ。俺が痴呆症にでもなったっていうのか。聞き捨てならんぞ」 ―― だって、実際忘れているじゃないですか。 「だから、確かにそんな話をした覚えがあると言っているじゃね〜か」 ―― その時、『小物は道具で釣れ』と言う言葉があり、釣果を上げるには、小物程道具が重要な要素になるって言ったのは、覚えていますか。 「おお、完全に思い出した。したした、その話。しっかりと思い出したぞ。それで、メバルがどうしたんだ」
―― いえ、先日、父達が横浜・本牧の船宿さんに出掛け、50尾以上も釣って来たんですよ。そんなに好調ならまた行ってみようと思ったもので。 「ああ、確かに今シーズンのエビ餌メバルは好調だな。あの時も教えたと思うが、日中でもエビ餌ならメバルは釣れるからな」 ―― いつか半夜釣りのメバルに出掛けた時には、餌は青イソメだったと思うんですが、日中は青イソメでは釣れないのですか。 「全く釣れないわけじゃないが、余程魚の活性が高くて、潮が少し濁っていてなどの条件が揃った時でもないと、かなり食いは落ちるな」 ―― 何でエビだと釣れちゃうんですか。 「う〜ん、俺はメバルじゃねーから、本当のところは分からんが、恐らく、メバルにとって生きたエビは大好物なんじゃねーか」 ―― 説得力のない話ですね。 「しょうがねーだろう。俺はメバルじゃねーんだから」 ―― へ〜、いつも論理的な師匠にしては、随分と安直なお答えですね。 「俺だって分からんことは分からんのだよ」 ―― エビ餌釣りで最も大事なことは、何ですか。 「それは餌の付け方だろうな。メバルに限らず、エビ餌はハリに真っ直ぐになるように付けるのが基本だ。尾が曲がった格好でハリに付いていると、ハリスが幹糸に絡まる原因になり、結果として食いも悪くなるからな悪くなるからな」 ―― 分かりました。とにかくメバルは美味しいので、しっかり釣って来てご馳走して差し上げますね。 「おお、メバルの煮付けは俺の大好物だ。大き目の奴を煮てきてくれ」 ―― 分かりました。任せて下さい。 ![]() |
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