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2008.1.24 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■春告魚(メバル)がシーズンイン―小型だが味のいいトゴットメバル―
―― 師匠、もう随分前ですが、メバルって当て字で“春告魚”って書くって教えて頂きましたよね。あのメバルって黒メバルのことですよね。 「まあな。しかし、元々が当て字だから、沖メバルを“春告魚”って書いたところで何も問題はないだろうよ」 ―― えっ、そうなんですか。 「何でまたそんなことに拘るんだ」 ―― いえ、父たちが『洲崎沖で“ハルツゲウオ”が釣れ出したから行くか』って言っていたんですよ。調べてみたら沖メバルの成績しか載っていなくて、『沖メバルも“春告魚”なの』って聞いたら、『メバルも沖メバルもみんな“春告魚”だよ』って言うもんで、違うんじゃないかな…って思ったんですよ。確か、師匠には“春告魚”はメバルって教わった気がしていたので。 「おお、確かにそう言ったかもしれんな。実際、最初はそうだったはずだ。しかし、父君が言う通り、元々当て字だからな。沖メバルも同じ扱いになっていったようだな」
―― そういうことなのですか。それじゃ、私が知らなくても無理はないですね。 「まあ、そういうこっちゃ」 ―― ところで洲崎沖で釣れている沖メバルって何メバルなんですか。 「トゴットメバルがほとんどだな」 ―― トゴットメバルって、小型だけど味のいいメバルですよね。 「そうだ。ウスメバルやタケノコメバルなんかに比べると、全般に小さいが、味は抜群だ。この時期の奴なら黒メバルと遜色ないんじゃないか」 ―― 確か、全体がオレンジ色で黒い縞模様ですよね。 「そうだ。他の沖メバルは、赤系かピンク系の体色だが、トゴットメバルは、完全にオレンジ色だから見分けは付きやすい」 ―― どんな釣り方をするんですか。 「60号前後のアンドンビシを使った3本バリ仕掛けでコマセはアミだ。タナは底から5〜10mだが、水深が80m前後と深いので、タナは必ず下から取れよ」 ―― 上から取ると、潮の流れの影響などで狂う可能性があるからですね。 「ほう〜、大分釣りが分かって来たようだな。その通りだ」 ―― 何と言っても師匠がいいですから。 「分かっていればよろしい」 ―― 本当にそう思っているんですよ。師匠には、随分色々なことを教えて頂きましたし、これからも教えて頂きたいと心底思っているんですよ。少々言葉遣いの悪さやデリカシーのなさには問題ありますが、釣りとお魚に対する知識の豊富さには感服しています。 「デリカシーがなくって悪かったな」 ―― とにかくこれからもよろしくお願い致します。 「まあ、腐れ縁だからしょうがね〜か」 ―― そういう言い方がデリカシーがないって言うんですよ。 ![]() |
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