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2008.1.17 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■相模湾・平塚、茅ヶ崎沖のシロギス好調―毎年元旦に“解禁”―
―― 師匠、相模湾のシロギス釣りって、毎年元旦に解禁になるって本当ですか。海の釣りにも解禁があるなんて知りませんでした。 「“解禁”、確かにそうだが、厳密に言えば、自主規制ってやつだな。最近じゃ、東京湾のメバルなんかも2月前は“禁漁”になっているしな。その他にも地域的に自主規制を行っている所も結構あるよ」 ―― へ〜、そうなんですか。川釣りのヤマメやイワナ、アユなんかには、解禁日があるのは知っていましたが、この間、父達に相模湾のシロギスにも解禁日があることを聞いて初めて知りました。 「それは、お前の認識不足だったな。相模湾のシロギスは、もうかれこれ10年にもなるんだぞ」 ―― 10年ですか。そんなに経つとは思いませんでした。それで、その“禁漁”の効果ってあるんですか。
「それなりにはあったさ。しかし、実際には、釣り人が釣る量は高が知れているからな。絶大な効果があるかと言えば、イエスとは言いにくいがな。問題は、魚は有限であり、大事にしなければならないという意識を持つことだと思うよ」 ―― 確かにそうですよね。いつでもお魚が釣れる環境があるということは、もう偶然ではあり得ない時代ですものね 「おお、たまにはいい事を言うな。その通りだ。いつまでも魚釣りが楽しめる環境を保っていくことは、今後益々大事になっていくからな」 ―― ところで、その相模湾のシロギスですが、今シーズンはどうなんですか。 「おお、悪くはないな。“解禁”当初は、暮れの荒天で潮温が下がったせいか深場がよかったみたいだが、今では例年通り、近場でも釣れ出したみたいだし、日並みさえよければトップは束釣りに近い好成績をあげている」 ―― 型はどうなんですか。 「毎年、この時期は大小交じりで釣れて来るが、今シーズンも同じだな。12、13cm級の小型も少なくないが、20cmを超える良型もかなり交じって来ているからな」 ―― 大きなシロギスのお刺し身は美味しいですからね。行ってこようかな。 「お前は、シロギスのしゃぶしゃぶは食ったことがあるか」 ―― いいえ。シロギスがしゃぶしゃぶで食べられるのですか。 「実がこれがべら棒に美味い。俺もこの間、人から教わったばかりなんだが、暮れに東京湾で釣って来て試したら絶品だったな。皮をひかずに鱗だけを剥がして三枚におろせばいいだけだから、実に簡単だ」 ―― へ〜、そんなに美味しいんですか。是非食べてみたいですね。 「おお、今ならお前にも50尾やそこいらは釣れるだろうから、騙されたと思ってやってみろ」 ―― 分かりました。今度の週末にでも早速行って来ます。 「行って来い、行って来い。俺にもご馳走してくれ。話していたらまた食いたくなった」 ―― はい。ご馳走して差し上げます。 ![]() |
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