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2008.1.10 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■東京湾・横浜沖のルアー・フッコ―スズキ級交じりで絶好調―
―― 師匠、ずっと以前だったと思うんですが、横浜・本牧の船宿さんで活エビのシャクリ釣りでフッコを釣らせてくれる所があるっておっしゃっていましたよね。 「ああ、俺の古くからの“定宿”だ。以前は、本牧沖の下根という大きな根があって、周年、活エビシャクリのフッコの船を出していたんだが、最近では、餌の活エビが切れることがあってメタルジグを中心にしたルアー釣りもやっている」 ―― やっぱり、そうなんですか。 「やっぱりって何がやっぱりなんだ」 ―― いえ、先週、父達が久し振りに本牧の船宿さんに出掛けたら、お店にメタルジグが置いてあってビックリしたって言っていたんで、師匠に聞いた話を思い出して、その船宿さんじゃないかって思ったんですよ。 「父君がビックリするのも無理はないな。俺も去年、久し振りに出掛けたら、店にメタルジグが置いてあってビックリしたクチだ」 ―― 何故、ビックリするんですか。東京湾の船宿さんには、ルアーフッコの船を出している処が何軒もあるじゃないですか。
「ああ、確かにそうなんだが、本牧のその船宿は、先代の時代からフッコの活エビシャクリ専門の船宿ってイメージが強かったんだよ」 ―― へ〜、そうなんですか。確か、以前伺った時には、餌のエビは船長がご自分で獲ってくるって言っていませんでしたっけ。 「ほう、お前にしてはよく覚えていたな。その通りだ。しかし、それはもう随分前の話で、もう何年も前から千葉県や神奈川県の漁師に頼んで買っていた。片手間ではそれ程の量も獲れないし、漁師たちですら全く獲れない時期もあったりして、餌の確保には随分苦労していたからな」 ―― そうなんですか。それでルアー釣りを始めたのですか。 「何でも、餌の量が少ない時に、常連さんがメタルジグを持ってきてやってみたら、餌釣りよりも釣れて、『それじゃ、ルアー釣りもやってみようか』ってことになったようだな」 ―― ふ〜ん、そうなんですか。父達の話では、潮ぐあいなんかで少しムラがあるものの凄く好調だって言っていましたが、そうなんですか。 「ああ、確かに絶好調だな。年明け後にも最高46本という超大釣りも記録されているし、60cmオーバーのスズキも2、3割交じっているっていうから凄いよな」 ―― 46本ですか。凄い成績ですね。シーバスなら彼も大好きなんで、今度一緒に行こうと思っていたんですが、ますます行きたくなりました。 「な〜んだ。そういうことだったのか」 ―― 何が、な〜んだなんですか。別に彼と釣りに行ったっていいじゃないですか。 「別に構いませんよ。しかし、随分と話が遠回りだったんでね」 ―― えっ、そうですか。 「まあいいや。とにかくあそこの船長は、横浜沖一帯のフッコ、スズキに関しては、生き字引みたいな人だからな。きっといい釣りをさせてくれるよ」 ―― 分かりました。彼と十分に楽しんできます。 「さいですか。行ってらっしゃいまし」 ―― ええ、行ってきますよっ! ![]() |
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