2007.12.27 更新

 

竿々学々(実釣編)

−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、
釣りや魚を「知る」ことから、「実釣体験」を目指すことに…。(毎週木曜更新)−

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■シャクリ釣りのマダイ絶好調!― 釣れ方は、“秋の小ダイ”―

マダイ

―― 師匠、地球温暖化って本当に進んでいるみたいですね。父たちが言っていたんですが、竹岡沖の活エビのシャクリ釣りで“秋の小ダイ”釣りが未だに続いているんですって。

「おお、実は、竹岡沖だけじゃなくて真鶴沖なんかでも、この時期になっても1kg以下から2kg未満のマダイが、ふたケタ釣れているんだ。父君じゃないが、海の中は完全にまだ秋って感じだな」

―― 先日の釣果なんですが、竹岡の船宿さんで仕立て1人で0.7〜1.6kgのマダイが30尾って超大釣りが記録されたそうですね。

「さすが父君、よく取材しているな。その通りだ。俺もその釣果を見て、すぐに船宿に電話してみたんだが、船長も『こんな釣果は、秋の盛期にも何回もあるもんじゃない』と、ビックリしていたよ」

―― どれくらいの水深の所で釣れているんですか。

「さすがに水深20〜30mの根には、あまりいないようで水深50〜55mラインの場所が中心らしいが、日によっては、浅い根でも釣れて来るそうだ」

―― 活エビ餌のシャクリ釣りって、難しいのですか。

「う〜ん、竹岡沖のシャクリ釣りは、船長が用意した道具で、船長の指示したタナを狙えばいいから、逆に釣りやすいかも知れないな。合わせた後は、リールなしだから、道糸を手繰ることになるんだが、このサイズなら余程無理さえしなければ、お前にも問題なく取り込めるはずだ」

―― えっ、道具付きなんですか。

「勿論、自分の道具を持って行っても構わないのだが、船長の道具には、タナの目印が付いていて、そのタナで指示されるから、慣れない内は、船長の用意した道具を借りたほうが無難だな」

―― それは助かりますね。私にも十分釣れそうな感じがしてきました。

「今の勢いなら、お前にも十分釣れると思うよ」

―― マダイが一人で4尾も5尾も釣れるなんて経験はないので、何かピンと来ませんが、私にも本当に釣れますか。

「この釣りのコツは、しっかりとした餌付けと、シャクリ方だ。どちらも船長の言うことを素直に守れば何も問題はない」

―― 合わせはどうするんですか。

「出来るだけしっかり合わせることだ。竿が2m足らずの竹竿なので、少しオーバーなくらいに合わせた方がいいな」

―― 分かりました。

「しっかり釣って来て、正月用のマダイを分けてくれ」

―― はい。分かりました。