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2007.12.20 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■まだまだ楽しめる東京湾のスミイカ―味はイカの“王様”―
―― 師匠、イカの種類って物凄く多いじゃないですか。師匠は、何イカが一番美味しいと思いますか。 「難しいことを聞くな。確かにイカの種類は多いし、俺も全部食っているわけじゃないから、異論を唱える人もいると思うが、俺は、東京湾で釣れる500gを超えるスミイカが一番美味いと思うがな。夏の終わり頃、新島なんかの伊豆諸島周辺で釣れるアカイカ、和名・ケンサキイカも美味いんだが、やっぱりスミイカに軍配を上げたいな」 ―― 賛成です。私もそんなに沢山の種類を食べたわけじゃないので、偉そうなことは言えないんですが、去年、父たちが釣って来た東京湾のスミイカが物凄く美味しくて、今シーズンは、是非釣りに行きたいなって思っていたんですよ。 「おお、行け、行け。今シーズンは、ここ何年かじゃ一番いいんじゃないか。アオリイカの乗合船でも、本命のアオリイカよりもスミイカが多かったりしているからな。型も大きくなっているし、3、4尾も釣って来れば、タップリ刺し身が食えるぞ」 ―― 先週、父たちが行って来て、二人とも10尾以上釣って来たんで、私にも釣れそうだと思ったんですが、どうですか。 「今シーズンは、昔ながらのスミイカテヤだけを付けた釣り方でもふたケタ釣る人もいたそうだから、群れが本当に濃いんだと思うよ。お前にも十分釣れると思うよ」
―― やっぱり、今流行のスッテやエギの方が釣れるんですか。 「沖では、アオリもスミイカもほとんど同じ場所にいるから、スッテやエギとスミイカテンヤをセットにした仕掛けで一石二鳥を狙うやり方がいいんじゃないか。アオリイカも美味いしな。船宿に行けば、今、一番いい仕掛けを教えてくれるはずだから、素直にそれを使うのが、好成績をあげる近道だと思うよ」 ―― そうですね。そうします。竿は、どんなのがいいんですか。 「穂先が柔らかくて少し先調子の竿が俺は好きだが、ゴチゴチの硬い竿でさえなければ、何でもいいと思うがな」 ―― 師匠は、竿やリールに凝りませんものね。 「まあな、今の竿やリールは、みんなレベルが高いから、余程規格に外れていなければ、何でもいいと思っているからな」 ―― 父にその話をしたら、感心していましたよ。 「な〜に、金がないだけの話だ。俺だって父君みたいに金があれば、すぐに“最新型”に手を出しているかも知れんよ。まっ、何でもいいから大きな奴を2、3尾釣って来て、美味い刺し身を食わせてくれ」 ―― 分かりました。 ![]() |
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