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2007.11.22 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■千葉県・外房の半夜釣りのキンメ―水深は深くても150m―
―― 師匠、キンメって夜釣りでも釣れるんですね。千葉県・外房で1人で50尾以上も釣れているって父達が言っていたんですけど本当ですか。 「ああ、本当だ。お前知らなかったのか。まあ、半夜のキンメが始まってまだ10年も経たないから無理もないがな。今じゃ、外房の半夜釣りのキンメといえば、この時期の風物詩になっている」 ―― へ〜、そうなんですか。水深はやっぱり深いんですか。 「いいや。深くても150m前後、浅い場所だと120〜130mってところだな。それが夜明けと共に深い場所に移動していき、日中は300mラインが中心になるんだ。半夜釣りで数が釣れるのは、水深が浅いのが最大の理由だな」 ―― 半分以下なんですね。それじゃ全然釣りやすいですよね。 「そういうわけだ。120〜130mならイカ釣りやアジ釣りとあまり変わらない水深だからな」
―― 型はあまり大きくないそうですね。 「そうだな。中には40cm級も交じってくるが、24、25cmから32、33cmが中心だから伊豆諸島周辺の大型キンメに比べれば、大分小さいが、それでもこの時期は、脂が乗っているから、味はいいぞ」 ―― 24、25cmから32、33cmなら十分にいい型じゃないですか。 「まあな。伊豆の大キンメを知らない釣り人なら、十分満足出来る大きさだよ」 ―― しかも、それが30尾も40尾も釣れるんでしょう。私なんかには十分過ぎますよ。大型クーラーを持って行かなくっちゃですね。 「ああ、みんな凄いサイズのクーラーを持って行くのが、この釣りの常識だ。これからのキンメは鍋の材料に最高だからな。冷凍しても極端には味が落ちない魚だから、うんと釣って来い」 ―― 私にも30尾も40尾も釣れるんですかね。 「深海のキンメ釣りと違って、そんなに難しい釣りじゃないから、船長のアドバイスをちゃんと守れば、お前にも十分数釣りが楽しめるはずだ」 ―― 伊豆のキンメ釣りでは、1回、1回仕掛けを取り換えるって聞いたことがあるんですが、ここでも同じですか。 「いいや、そんな必要はない。船べりにハリを並べる形で投入するんだが、その作業さえきちんとすれば、普通の胴突き釣りと同じだ」 ―― 分かりました。それなら私は得意ですから、師匠の分も釣って来て差し上げます。 「おお、ここに来てめっきり寒くなってきたからな。キンメの鍋をやりたいと思っていたところだ。期待しているぞ」 ―― 分かりました。任せておいて下さい。 ![]() |
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