|
2007.11.1 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■石花海(せのうみ)のヤリイカ好調!―常に底近くのタナを狙う―
―― 師匠、石の花の海、石花海と書いて何と読むんですか。 「おお、それは“せのうみ”と読むんだ。駿河湾のほぼ中央に位置する3つの浅瀬で形成されている“根”の呼び名だ」 ―― へ〜、石花海でせのうみですか“せっかうみ”じゃないんですね。 「3つの浅瀬で一番浅いところは、水深48mなんだが、周りは水深2500mの超深海だ。そのため、駿河湾でも有数の好釣り場になっている所だ」 ―― そうなんですか。 「それで、石花海がどうしたんだ」 ―― そうそう、肝心のことを忘れるところでした。スポーツ新聞の釣り速報欄で見たんですが、その石花海でヤリイカが凄く釣れていたんですよ。私、スルメイカは何回か釣ったことがあるんですが、ヤリイカって本格的に狙って釣ったことがないので、行ってみたいなと思ったんですよ。 「スルメイカに比べれば、ヤリイカの方が簡単だぞ。スルメイカは日によってコロコロとタナが変わるが、ヤリイカは、ほとんど底近くを回遊しているからな」
―― そうなんですか。ということは、常に底近くを狙っていればいいということですね。 「そういうこっちゃ」 ―― それと、イカヅノの種類って凄く多いじゃないですか。ヤリイカを狙うにはどんなツノがいいんですか。 「基本的には、普通のプラヅノで長さは11cmでいいが、サバが多い時には14cmを使った方がいいな」 ―― イカ釣りにサバはつき物じゃないですか。最初から14cmを使った方がいいんじゃないですか。 「確かにイカ釣りにサバはつき物だが、ヤリイカは11cmの方が断然ノリがいいんだ。しかし、サバが多いと、11cmだとひと飲みしちゃう奴がいるんで14cmを使った方がいいってことなんだよ」 ―― な〜る程。そういうことですか。分かりました。それじゃ11cmと14cmの両方を持っていきますね。 「それの方がいいな」 ―― もうひとつ聞きたいんですが、イカヅノの色って凄く沢山あるじゃないですか。いつも迷っちゃうんですが、ヤリイカにいい色ってあるんですか。 「おっ、難しいことを聞くな。そればっかりは分からんな。一応、定番で薄いブルーと薄いピンクが安定しているようだが、潮のぐあいや群れなんかでも違うからな。朝、船宿に着いたら、最近の傾向と、その日の状況を船長に聞いておくんだな。それしかないと思うよ」 ―― 分かりました。そうします。 「頑張って、大型を釣って来て、美味い刺し身を食わせてくれ」 ―― 任せておいて下さい。 ![]() |
|