2007.10.11 更新

 

竿々学々(実釣編)

−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、
釣りや魚を「知る」ことから、「実釣体験」を目指すことに…。(毎週木曜更新)−

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■利根川下流のハゼ釣り、絶好調!―今年は“陸っぱり”でも好成績―

ハゼ

―― この間、父達が利根川下流で良型のハゼを釣って来たんで、ウナギ釣りでお世話になった船宿さんに行ったのだとばかり思っていたら、陸釣り(おかづり)で釣ったと言うもんですから、ビックリしちゃったんですよ。船に乗らなくても釣れるんですか。

「ほう、流石に父君。“陸っぱり”のハゼもやるんだ。勿論、利根川下流じゃ“陸っぱり”でもハゼは釣れる。ここ何年か、あまりパッとしなかったが、今シーズンは、好調だと聞いていたが、俺はまだ出掛けていなかったんだが、父君はもう行ったんだ」

―― 何でもウエーダーを履いて立ち込んだって言っていました。

「実は、利根川の下流は、岸辺までアシに覆われている場所が多く、いわゆる陸釣りで狙える所は意外なほど少ないからな。ウエーダー着用は真に理に適っている。流石に父君だ」

―― そうなんですか。

「いつかお前にも話したと思うが、その昔は“尺ハゼの里”と言われた利根川下流のハゼ釣りは、船釣りと同じぐらい陸釣りも盛んだったんだ。釣友会の例会と言えば、ほとんど陸釣りだったからな」

―― へ〜、そうなんですか。船釣りよりも陸釣りの方が面白いのですか。

「う〜ん、それは一概には言えないが、陸釣りは陸釣りの面白さがあることは確かだな。俺もどちらかと言えば、陸釣りの方が好きかもしれん」

―― 私にも出来ますか。

「勿論。今月一杯ぐらいは上げ潮時を狙って出掛ければ、岸寄りでも楽しめるはずだから、彼氏でも誘って行って来い」

―― 父達は、小型はリリースして釣ったと言っていましたが、それでも2人で100尾以上持って帰りました。

「流石だな。これからの時期なら15cm以上に絞っても20〜30尾は釣れるんじゃないかな。20cm級も顔を見せ始めたようだから、大型狙いに絞ってやってみろ」

―― 20cm級ですか。

「ああ、久し振りに型もいいようだぞ」

―― 彼を誘って是非行ってみます。どの辺りがいいんですか。

「立ち込み釣りでやるなら、かもめ大橋の上流辺りがいいな」

―― 千葉県側と茨城県側ではどっちがいいんですか。

「どちらでも大差はないはずだ。その日の風向きをみて背中から風を受ける側に入ればいいんじゃないか」

―― 成る程。分かりました。

「上げ、下げどちらでもいいから潮の効いている時間帯を狙って出掛けろよ」

―― 分かりました。潮時表をしっかり見て行きます。