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2007.6.7 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■伊豆新島沖のキンメ―実は周年釣れるキンメ―
―― 師匠、伊豆新島沖でキンメが釣れているんですってね。キンメって冬の釣り物じゃなかったんですか。いつか60cmの大キンメの話を聞かせてもらったことがあったじゃないですか。 「おお、よく覚えていたな。確かにあの時は伊豆諸島周辺で3kg級が釣れていた時だったよな」 ―― そうです。父に釣れて行ってもらって釣って来たじゃないですか。お鍋ご馳走したの忘れたわけじゃないでしょうね。 「ちゃんと覚えておりますよ。実は、キンメは周年釣れるんだよ。あの時言わなかったっけ」 ―― 聞いていませんよ。私は冬だけの釣り物だとばかり思っていました。
「確かに、旬ということになると、冬かも知れんが、多少移動はするもの釣る気になれば一年中釣れる」 ―― そうなんですか。あの時と同じ場所ですか。 「いいや、少し水深の浅い場所だな、今釣れているのは」 ―― 浅いってどのくらいなんですか。 「240、250mから400m弱といったところだな」 ―― 確かに少し浅いですね。あの時は、一番浅い所でも300m以上ありましたから。型はどうなんですか。 「勿論、伊豆のキンメだからな、チンケな奴はいない。最低でも30cm前後、50cm級も時々顔を見せる」 ―― あの時よりも少し小さいですね。あの時は、40cm以上ばかりで60cm近い大型も交じりましたからね。 「まあな、これが冬になると40〜60cm級になるんだよ」 ―― そういうことですか。実は、あの後、父に頼んで大型電動リールのお下がりを貰ったんですよ。数は凄く釣れているみたいですから行ってこようかな。 「おお、行って来い、行って来い。今のキンメは干物にすると美味いから、干物を作ってご馳走してくれ」 ―― 干物ですか。 「ああ、熱海なんかの干物屋に行けば1枚2000円以上っていう代物だ」 ―― 1枚2000円ですか。 「勿論、1枚だ」 ―― 分かりました。絶対に行って来ます。 「そうしろ。釣って来たら干物の作り方を教えてやるよ」 ―― お願いします。 「分かった。任せておけ」 ![]() |
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