2007.5.10 更新

 

竿々学々(実釣編)

−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、
釣りや魚を「知る」ことから、「実釣体験」を目指すことに…。(毎週木曜更新)−

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■東京湾のクロダイが絶好調!―千葉県側、神奈川県側とも好調―

クロダイ

―― 父達が話しているのを聞いたんですが、今シーズンは東京湾の乗っ込みクロダイが物凄く好調なんですって。

「いつもながら、父君達は早耳だな。その通りだ。千葉県側の金谷沖、神奈川県側の下浦沖とも絶好調だ。神奈川県側では50cmオーバーも出て、全般に型がよく、千葉県側は、やや型は小さいようだが、ふたケタ釣果も記録されている」

―― へ〜、そうなんですか。ふたケタっていうのは凄いですね。

「金谷沖と下浦沖では、このところ毎年のように好調に釣れているんだが、今シーズンは、とくにいいみたいだな」

―― 私、クロダイって釣ったことがないんですが、どんな釣り方をするんですか。

「マダイと全く同じコマセ釣りだ」

―― えっ、マダイと同じ釣り方なんですか。

「そうだ。沖の根に産卵のために乗っ込んで来たクロダイを釣るんだから、釣り方はマダイと同じだろう。お前は、もしかすると、船からの釣りじゃないと思っていたんじゃないか」

―― はい。クロダイっていうから防波堤釣りじゃないかと思っていました。

「まあ、クロダイというと防波堤釣りが一般的だからな。お前がそう思うのも無理はないが、金谷と下浦では、毎年、沖でクロダイが釣れるんだよ」

―― へ〜、そうなんですか。それじゃ、私にも十分チャンスはありますね。

「勿論だ。船長の言うことを聞いて指示ダナをキッチリ守れば、5尾、6尾の大釣りも夢じゃないぞ」

―― 本当ですか。クロダイって何か難しい釣り物っていうイメージが強いんですが。

「それは防波堤釣りの話だろう。確かに防波堤釣りでは、ビギナーには簡単には釣れる釣り物じゃないが、沖釣りならばそれ程難しい釣り物じゃない。とくに乗っ込みシーズンは、食いも活発だからアタリも大きく釣りやすい」

―― そうなんですか。50cmのクロダイなんて凄いですよね。

「ああ、47、48cmまでは結構釣れるんだが、50cmオーバーというと、滅多にお目にかかれないからな」

―― マダイと同じ釣り方ということは、当然、マダイの道具でいいんですよね。

「その通りだ。お前の持っている道具で十分楽しめるから是非行って来い」

―― 分かりました。大きいのを釣ってお刺身をご馳走しますね。

「おお、楽しみにしているぞ」

―― 任せて下さい!!