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2007.4.19 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■東京湾の半夜アナゴ釣り好スタート―今シーズンは期待出来そう―
―― 師匠、去年、東京湾の半夜アナゴについて教えてもらったじゃないですか。 「おお、お前が沢山釣って来て白焼きと柳川をご馳走してくれるって言ったのをハッキリ覚えているぞ」 ―― そんな嫌味を言わなくたっていいじゃないですか。あの時は、超ベテランの人でも5本しか釣れなかったんですから。私が1本だったのも仕方ないでしょう。 「まあな。去年も一昨年も東京湾のアナゴは相当悪かったからな。まあ、型を見ただけでも褒めてやらなきゃな」 ―― そうですよ。取り敢えず1本だけでも釣ったんですから。あの日はオデコの人もいたんですよ。 「確かに。でも今シーズンは期待出来そうだぞ」 ―― そうなんですってね。この間、父達が『今年のアナゴは3年振りにいいみたいだな』って話しているのを聞いたんですよ。
「流石に父君、早耳だな。まだ乗合船が出始めて2週間足らずだし、今のところ週末だけの出船の船宿が多いので“好漁年”というのは早計だが、トップはいきなり20本台の好成績が記録され、シロギスとのリレー船でも頭はふたケタ釣って来たからな」 ―― 確か、アナゴの旬は5、6月でしたよね。昨年、そう聞いた気がするんですが。 「まあな。“梅雨アナゴ”と言われるように、旬は関東地方の梅雨時だから、5、6月というよりも6、7月ってところだな」 ―― それじゃ、まだ“はしり”ってことですね。 「そういうことだ。乗合船を週末にしか出していない船宿が多いのも、まだ少し早いって印象があるからだろう」 ―― それじゃ、もう少し待ってから出掛けた方がいいですか。 「取り敢えず行って来い。去年も一昨年もかなり悪かったから、今シーズンもこのまま上向きになる保証はないからな。今なら確実に釣れるみたいだから白焼きを食うチャンスかもしれねーぞ」 ―― はい。分かりました。今度こそ沢山釣って来て、白焼きと柳川を作ってご馳走しますからね。 「アナゴの白焼きか。しばらく食ってねーから楽しみにしているぞ」 ―― 任せておいて下さい。 「よし、それじゃ、俺が船長に電話して釣らせるように頼んでおいてやる」 ―― お願いします。 ![]() |
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