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2007.3.22 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■釣りは「フナに始まりフナに終わる」―マブナ釣りは釣りの原点!?―
―― 師匠、釣りはフナに始まりフナに終わるんですって。 「おお、父君から聞いたのか」 ―― はい。 「と言う事は、父君はマブナ釣りもやるということか」 ―― えっ、フナってヘラブナのことじゃないんですか。 「いいや、マブナのことだ。ヘラブナは、琵琶湖に居るゲンゴロウブナの改良種ってことは知っているか」 ―― いいえ、初めて聞きました。ヘラブナって自然のお魚じゃないんですか。 「現在は、ほぼ日本全国で自然繁殖しているから、そういう意味じゃ“自然の魚”は沢山いるが、本を質せば養殖魚の放流物ってことだ」
―― だからフナはヘラブナじゃなくてマブナなんですか。 「実は、『フナに始まりフナに終わる』という言葉が、いつ頃から誰が言ったかということは、定かではないんだ。ただ、江戸の昔まではさかのぼれなくても、明治の始めには言われていたという記述がある。とすれば、ヘラブナが全国的に放流されるようになったのは、ずっと後の時代になってからだから、格言のフナがヘラブナであるわけがないだろう」 ―― な〜る程ですね。マブナ釣りってそんなに面白いんですか。 「ああ、実に面白い。俺は、マブナ釣りは釣りの原点だと思っている。小鮒釣〜りしかの川♪って歌があるだろう。マブナは、日本の淡水区を代表する魚だと思っている」 ―― ふ〜ん。そうなんですか。どんな仕掛けで釣るんですか。 「幾つかの仕掛けがあるが、何と言ってもシモリ仕掛けが一番だな」 ―― シモリ仕掛けですか。 「ああ、一番上に小型のトウガラシウキを付け、その下に小さな玉ウキを5、6個から10個程等を間隔で付けたもので、30〜40cmの水深変化ならウキ下を変えなくても対応出来る優れものだ」 ―― へ〜、そうなんですか。マブナって大きいんですか。 「ヘラブナに比べて成長のスピードが遅く、30cmになるのに10年はかかると言われている。ヘラブナは4年程で30cmを超えるからな。そのため、30cmを超えるものを尺ブナといいファンには憧れの的になっている」 ―― 師匠、随分熱いですね。師匠がそれだけ熱く語るんですから、きっと面白い釣りなんでしょうね。やってみたくなりました。 「おお、是非やってみろ」 ―― 分かりました。父達が近々行くって言っていましたから、くっついて行きます。 「是非行って来い。帰ったら感想を聞かせてくれ」 ―― 分かりました。 ![]() |
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