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2007.3.15 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■茨城・波崎沖で超高級魚・アラが狙える―1kg1万円以上になることも・・・―
―― 師匠、お相撲さんのチャンコ鍋って知っていますよね。 「あったり前だろう。チャンコ鍋がどうしたんだ」 ―― それじゃ、チャンコ鍋に入れるお魚で、最高のお魚って何だか知っていますか。 「アラだろう。それも10kgを超える1kg1万円以上もする奴が最高の材料だ。昔は20kg、25kgなんてのが結構獲れたが、最近じゃ10kgオーバーも滅多にいないから、アラの代わりにクエ(ハタ類)を使うことが多いようだがな」 ―― 恐れ入りました。毎度言いますが、釣りとお魚のことは本当によくご存知ですね。しかし、アラっていうお魚は、そんなに高いんですか。 「まあな。昔からそんなに大量に獲れる魚じゃないからな。勿論、抜群に美味い魚だが、希少価値ってことも値段が高い理由のひとつではあるな」 ―― へ〜、そうなんですか。 「それで、誰にそんなことを聞いてきたんだ」 ―― 勿論、我が父君ですよ。お相撲さんのお友達がいて、『たまにはでっかいアラでも釣って来て下さいよ』って言われたって話から、そんな話を聞いたんですが、最近、茨城の波崎沖でアラを釣らせてくれる船があるそうですね。 「ああ。しかし、アラ専門で狙っているわけじゃないぞ。最近流行っているフラッシャーサビキを使った中深場の五目釣りで毎回のように船中で何本か釣れているんだよ」
―― そうなんですか。それじゃ、私なんかには釣れないですね。 「そんなことはないさ。船長の指示するタナに仕掛けを下ろして向こうが食って来るのを待つ釣り方だから、お前にだって十分チャンスはあると思うよ」 ―― どのくらいの大きさのアラが釣れるんですか。 「たまには10kgオーバーなんていうのも姿を見せるようだが、大半は2、3kgから7、8kgってところかな」 ―― 十分大きいじゃないですか。 「アラは最大50kg級になる大型魚だからな。そのクラスだと、“小学生”から“中学生”ってところだな。俺の好きなニュージーランドでは、今でも50kg級のアラが釣れるが、日本では、ニュージーランド・オオハタと呼ばれ、別種扱いされている」 ―― 別のお魚なんですか。 「まあ、学術的にはそうらしい。しかし、俺は釣り物としては、全く同じ魚だと思っている。勿論、味も変わらない」 ―― 私にはちょっと難しいお話ですね。 「まあな。今度機会があったら、ゆっくり話してやるよ」 ―― お願いします。取り敢えず、波崎沖で挑戦してみますね。 「おお、いいのが釣れたらご馳走してくれ」 ―― はい。分かりました。 ![]() |
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