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2007.2.15 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■東京湾のエビ餌メバル―生きエビはメバルの大好物―
―― もう随分前の話になりますが、師匠から、メバルは当て字で“春告魚”と書くと聞きましたが、2月1日から東京湾のメバルが“解禁”になったそうですね。 「おお、よく覚えていたな。確かにメバルは春を告げる魚で、東京湾では数年前から1月一杯は“禁漁”の申し合わせが出来ている。つまり、お前の言う通り、2月1日“解禁”だ。それにしても、今年の冬は暖か過ぎる気がするが・・・」 ―― 確かにそうですね。2月と言えば、本来は一年で最も寒い時期ですよね。 「その通りだ。何度も言うようだが、地球温暖化は深刻化している気がしてならない」 ―― 人間て本当に馬鹿ですよね。自分たちの住処の環境を自分たちで壊しているんですからね。このまま行ったらどうなるんでしょうね。 「まあ、俺が生きている間は大丈夫だろうが、お前やお前の子供の時代は、火星に移住なんてことになるかも知れないぞ」 ―― 本当ですね。
「ところで、メバルがどうしたんだ」 ―― ええ、父たちが“解禁”になってすぐに川崎の船宿さんから出掛けたんですが、20cm以上の良型ばかりを10尾以上も釣ってきたんですよ。父の話では、20cm以下を含めれば50尾近く釣ったそうですが、5、6尾もあれば十分なので、小型は放流したそうです。 「いい心掛けだな。20cm以上のメバルなら、煮付けにしても1尾食えば十分だからな。餌は何を使ったと言っていた」 ―― 生きた小エビだそうです。 「やはりな。以前は、日中のメバル釣りと言えば、生きたイワシでの釣り一辺倒で、青イソメなんかの餌では、半夜釣りが一般的だったからな。イソメ類では、日中は潮でも濁っていないと満足な成績は得られなかったからな」 ―― そうなんですか。エビ餌なら日中でも釣れるんですね。 「ああ。エビはメバルの大好物だからな」 ―― エビ餌のメバル釣りって難しいんですか。 「いいや。早合わせさえしなければ問題ない。ただ、竿は穂先が柔らくて食い込みのいいアタリの出やすい物を使えよ。穂先がゴチゴチの竿じゃなかなかハリ掛かりさせられないぞ」 ―― 分かりました。 「船長たちの話では、今シーズンのメバルは、魚影が濃いようだから、期待してもいいんじゃねーか」 ―― 父もそう聞いたと言っていました。 「良型を釣って来て美味い煮付けを食わせてくれ。メバルの煮付けは絶品だからな」 ―― はい。分かりました。 ![]() |
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