2007.1.25 更新

 

竿々学々(実釣編)

−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、
釣りや魚を「知る」ことから、「実釣体験」を目指すことに…。(毎週木曜更新)−

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■茨城・日立沖のハナダイ復調!―3割以上がマダイ―

ハナダイ

―― 師匠、茨城・日立沖で数年振りでハナダイが釣れているんですって。

「おお、早耳だな。そう、4、5年振りだな。日立沖でハナダイが釣れるのは。去年も一昨年も全く釣れなかったからな」

―― ですよね。確か去年、父から『今年も日立沖のハナダイは全然ダメだな』って聞いた覚えがあります。何で今年、急に釣れ出したんでしょうね。

「俺にもそれは分からん。それ以前に、それまで毎年釣れていたハナダイが、5年程前から突然釣れなくなった理由も分かっていないんだからな。潮温、潮の流れなどいくつかの理由は挙げられてはいるんだが、決定的な理由は分からないままだ。ただ、今年、再び釣れ出してくれたのは、何はともあれ嬉しい限りだよ。それも日並みさえよければトップは軽く50尾を超える好成績続きだからな」

―― この間、父に聞いたんですが、マダイの交じる割合が物凄く多いんですってね。

「さすがに父君、しっかり取材しているな。連日、3割以上のマダイが交じっているそうだ。ハナダイのサイズは15、16cmから32、33cmでマダイは20cm前後から35cm前後だそうだから、ビギナーには区別が出来ないかもしれないな」

―― 尾の先が黒いのがマダイですよね。

「その通りだ。それが一番簡単な見分け方かも知れんな」

―― そんなにマダイが交じってくるのは、いいことなんですか。

「う〜ん、鋭いことを言うな。決していい事ではないな。普通、マダイを狙っている船で20〜25cmのマダイが釣れてもクーラーに入れる人はほとんどいないが、ハナダイ釣りの船では、逆にリリースする人は皆無に近いからな。今釣れているマダイが、後で何処かのマダイ釣り場に影響を及ぼさなければいいと思っているんだがな」

―― そうですよね。私は30cm以下のマダイが釣れたら、リリースして来ますね。

「ほほう、随分と進歩したもんだな。やっぱり、師匠がいいかなら」

―― はいはい。おっしゃる通りです。ところで、どんな釣り方をするんですか。

「日立沖では、胴突き仕掛けに活きエビ餌の釣りって決まっているんだ。少なくとも今のところはな。最近じゃ、千葉県・飯岡などでは、コマセ釣りの方が盛んになっているようだし、今後はどうなるか分からんがな。俺は、個人的には胴突き仕掛け活きエビ餌の釣りが好きだがな」

―― 私もコマセ釣りよりもそっちの方がいいですね。

「とにかく、今シーズンは、間違いなく魚影が濃いようだから、是非行って来い」

―― 分かりました。私、ハナダイで作った鯛めしが大好きなんですよ。釣れたら、ご馳走してあげますから、楽しみにしていて下さい。