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2006.11.16 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■内房・竹岡沖のマダイ―“釣った”を実感できる釣り―
―― 師匠、マダイのシャクリ釣りって面白いらしいですね。父達が内房の竹岡に出掛けたんですが、2人で10尾も釣って来ましたよ。 「おお、竹岡沖のシャクリ釣りは、俺も大好きな釣りだ。船頭によってちょっと差が出る釣りだが、今、中心になっているコマセ釣りと違って、釣れた−というよりも釣ったっていう感じが実感できる釣り方だ」 ―― そうなんですってね。父の贔屓の船頭さんは、手ぶらで出掛けても全部用意しておいてくれるんですって。 「竹岡の船では、船頭たちはみんなそれぞれの目印を付けた竿を船に積んでいて、何も持っていかなくても釣りが出来るんだ。勿論、自前を持って行ってもいいんだが、俺はいつも船頭の道具を使っている」 ―― 目印ってなんですか。 「マダイのタナを示した目印だ。『今度は7つ、次は8つをやって下さい』って感じで指示されるんだが、1つとは、1尋、つまり約1.5mだ。7つということは、海面から10.5mのタナを釣るってことになる」 ―― へ〜、分かりやすいですね。それなら、私にも釣れそうですね。
「ああ、船頭の指示を忠実に守ってさえいれば、お前にも十分マダイをゲット出来るチャンスがあるよ。むしろ、素人の方がいい場合もあるんだ。この釣りは!」 ―― どういうことですか。 「ベテランはどうしても、ちょっと食いが悪くなると、自分でタナをいじっちまうんだよ。結果、それがいいこともあるんだが、大体タナボケになっちまうことが多いんだな」 ―― な〜る程、そういうことですか。私は、船頭さんに言われたことは忠実に守りますから、絶対大丈夫ですよ。 「そう、それが一番だ。とにかく、この釣りは、船頭が師匠だからな。そのことを頭に叩き込んでおけば、必ず釣らせてくれる」 ―― 分かりました。父に聞いたんですが、秋は小型が多いけど数が釣れるんですって。 「ああ、秋の小ダイって言われるくらいで、一番数が出る時だ。しかし、大型が釣れないわけじゃないから、油断するなよ」 ―― 大型というと、どのくらいのが釣れるんですか。 「今シーズンは、4、5kg級が結構出ているから、そのクラスは十分期待出来ると思うぞ」 ―― いいですね。頑張って来ます。 「最近、タイ刺しを食ってないから、ご馳走してくれ」 ―― 分かりました。任せて下さい。 ![]() |
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