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2006.10.26 更新 竿々学々(実釣編)−父君と師匠の影響ですっかり釣りに目覚めたS嬢。『実釣編』では、 ■利根川下流の良型ハゼ―30cm級のハゼはいる!―
―― “坂東太郎”、つまり利根川−このフレーズ、気に入っているんですよ。その利根川で大きなハゼが釣れているって聞いたんですが、本当ですか? 「ああ、確かにここに来て良型が多くなってきたみたいだな。しかし、昔に比べれば、まだまだ小さいがな」 ―― 昔は、そんなに大きなハゼが釣れたんですか。 「お前は、利根川の“尺ハゼ”って聞いたことがないか」 ―― あります。父達が話しているのを聞いたことがあります。だけど、尺って30cmでしょう。ハゼってそんなに大きくなるんですか? 「みんながみんな30cmに育つわけじゃないが、間違いなく30cmに育つハゼはいる。俺も魚拓だが、30.5cmのハゼを見たことがある」
―― 尺ハゼって本当にいるんだ。師匠は、最大何cmのハゼを釣ったことがあるんですか? 「俺の記録は27cmだ。もちろん、利根川下流で釣った。ただ、もう20年くらい前の話だがな」 ―― 今は、そういうハゼは釣れないんですか? 「ここ10年、いや、15年かな、利根川のハゼが小さくなっちまって25cmを超えるものは、年に何尾の世界になっちゃったな。昔は、10月半ばの声を聞けば20cmオーバーが当たり前で、22、23cmから25、26cmの巨大ハゼが必ずと言っていいほど交じったものだが、今じゃ11月に入らなければ20cm級は釣れなくなっちまった」 ―― どれでも東京湾なんかに比べれば大きいハゼが釣れるんでしょう。 「そうだな。相対的な大きさで言えば、小さくなったとは言っても利根川のハゼはデカイ。間もなく20cmオーバーが釣れ出すはずだ」 ―― 何で利根川のハゼは小さくなっちゃったんですかね。 「俺も“不満”と“不思議”の両方でずいぶんと調べてみたんだが、結局分からずじまいだ。川底の変化、潮の変化、色々な説はあるんだが、どれも説得力に欠ける。俺の印象では、利根川だけではなくて、東京湾のハゼも以前に比べれば、相対的に小さくなった気がするんだが…」 ―― ふ〜ん。それでも今シーズンの利根川下流のハゼは悪くないんでしょう。 「ああ、ものすごくいいわけじゃないが、十分楽しめる数は釣れている。これからの時期は、アタリも小さくなり、少し難しくなるが、船頭のアドバイスをちゃんと聞いてじっくり狙えばお前にも40、50尾は釣れるはずだ」 ―― 十分です。私、利根川下流の雰囲気が好きなんですよ。大きなハゼを釣ってきて、美味しい天ぷらをご馳走しますね! 「おお、楽しみにしているぞ」 ![]() |
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